アンナ(グランブルーファンタジー)とは、スマホゲーム『グランブルーファンタジー』に登場する人物である。CV:いのくちゆか
暗き森に住む魔女は話し相手を探していた。
しかし、怪しげな森に足を踏み入る者などなく、
気づけば少女は、ずっと寄り添ってきたぬいぐるみを最高の友としていた。
妖しげな木々が立ち並ぶ森の館に住む魔女。16歳。グラブルにおいて大変珍しい僕っ娘である。ウェーブが掛かった赤の長髪、大量のロウソクが立てられた魔女帽子と黒いローブ、空を飛ぶための箒など、如何にも魔女らしい姿をしている。いつも持っているピンク色の猫のぬいぐるみは相棒のカシマール。
あらゆる知識や魔法を有する稀代の魔女を祖母とし、生まれた時から森から出る事なく過ごしてきた超インドア派。元々アンナは森に捨てられた子で、祖母との血のつながりは無いものの、アンナが一人で生きていくのに困らないよう、魔法以外にも裁縫や料理などを教えてくれた(カシマール曰くアンナはキノコ料理ばかり作っていたという)。カシマールを作ったり、修繕を行ったり、衣装を自作したところを見るに、裁縫の腕は騎空団の中でも指折りのもの。
祖母の死後、アンナが代わりに依頼を受けるようになったのだが、頼りないからと誰も依頼をしなくなり、それがきっかけで祖母の後継者になれなかったと負い目を感じている。フェイトエピソードによると数年間館を訪れる者が途絶えていたらしい。後のSR版フェイトエピソードで、館の掃除をしていると祖母が街で買ってきてくれた衣装とともに手紙が見つかり、魔女の稼業に囚われず普通の女の子として生きて欲しいという願いを知る。祖母の真意を知ったアンナはそれでも祖母のように頼られる立派な魔女になりたいと決意するのだった。
アンナが作ったカシマールのみが話し相手だったため、会話がやや苦手で、魔女の知識を求めて館を訪れた主人公一行を初めて見た時は、彼らを幻覚と勘違いしたほど。ダウナー系な見た目とは裏腹に「魔法で人の役に立ちたい」という清らかな意志を持つ。長らく森の中に住んでいたので日差しや暑いところが苦手。空への憧れから主人公率いる騎空団に入ったが、祖母の命日には必ず故郷の島へと戻り、墓前に近況報告を行う。
今までに実装されたバージョン全てが火属性であり炎系の魔法を得意としている事が窺える。立派な魔女になるべく魔法の練習を日々繰り返しており、その甲斐あってかエルステ帝国の魔術兵を撃破できるだけの実力を持つ。また魔女の才覚ゆえかビィやルリアが感知できない謎の存在と会話可能。
しゃべる人形を持つ者同士、ダヌアとは良好な関係を築いてるようで、彼女とのクロスフェイトが用意されている。主人公に対しては片思いのような感情を抱き、バレンタインやホワイトデー限定ボイスにて可愛らしく慌てる様子が見られる。
『神撃のバハムート』や『Shadowverse』にも出張。
アンナが話相手用に作った喋る猫のぬいぐるみ。口は悪いが仲間想いな性格。会話が苦手なアンナの代わりによく喋り、時には創造主たるアンナにもツッコミを入れる饒舌っぷり。製作には魔法や生産地が限られている特別な布が使われていて、もし破損してしまうと、その布を生産する村まで取りに行かなければならないほど。ちなみに破損している間は一切喋らなくなる。戦闘の際は腕や顔を巨大化して敵を攻撃する。
レアリティRの火属性。リリースと同時に実装された最古参キャラの一人でもある。レジェンドガチャ、もしくはルピガチャで「フェザーワンド」を入手すると加入。
味方を支援するためのアビリティを持っていないが、敵の攻撃を全て回避する2アビ「おねがいカシマール」のおかげで生存率が高く、更にダヌア(SR)とのクロスフェイトをクリアする事で3アビ「ロースト(ターゲットに関わらず3回の単体ダメージ)」を習得できるため、Rながら3つのアビリティを有する。しかも「ロースト」の性能はRの中では破格。上手くダヌアを入手出来れば最序盤で頼りになる。
2014年7月16日に水着バージョンが実装され、よろず屋から購入した水着を着こなす。レアリティはR。ガチャで「呪炎の燭台」を入手すると加入。実は「期間限定キャラ」「既存キャラの別バージョン」ともにアンナが初の実装だった。
通常バージョンと比較するとHPが下がり、代わりに攻撃力が増加した。水着バージョンにはクロスフェイトが無いのでアビリティ3つ持ちの強みは無くなったが、2アビの「もっとおねがいカシマール」は敵の攻撃を全て回避+自分の攻撃力UP(大)にパワーアップし、より使い勝手が向上している。全体的な性能は通常バージョンと大差ないため好みで使い分けよう。
レアリティSRに昇格した事で全体的にパワーアップ。こちらは生前の祖母が街で買ってきた現代風の服を身に着けている。レジェンドガチャで「魔女の箒」を入手すると加入。
R版のアビリティは単体攻撃しか持たなかったのに対し、SR版は全体攻撃を獲得し、更に魅了及び暗闇の付与が可能になったため、使い勝手はR版とは比較にならないほど上がった。1アビ「ブラックファイア」は敵全体にダメージを与えつつ暗闇を、2アビ「チャームファイア」は同じく敵全体にダメージを与えつつ魅了を付与する。
SR版アンナ最大の特徴は3アビ「マジックネーム」。これは敵1体にスペルマークを付与してターゲットを固定し、「ブラックファイア」「チャームファイア」による攻撃対象を単体化する代わりに攻撃力を上昇させるというもの。任意のタイミングで全体・単体を切り替えられるのも嬉しい。ただしデバフ成功率は変わらない。
完全回避アビリティは失ったものの、サポートアビリティの「きまぐれカシマール」で低確率ながら敵の攻撃を回避する。
2022年5月20日のグランデフェスで遂に待望のSSR版が実装。カシマールっぽいを豪華な服を自作した。また修行の成果が出たのか、「ブラックファイアⅡ」「ローストⅡ」といったワンランク上の名称にアビリティが変化している。レジェンドガチャで「旅立ちの魔箒」を入手すると加入。
敵の行動をかき乱す事に長けており、アビ1「ローストⅡ」にはスロウ効果と火傷、アビ2「ブラックファイアⅡ」には暗闇と魅了効果を付与でき、加えて火傷によって毎ターン敵のHPを減らし続ける。アビ3の「アンプリファー」は10回の火属性ダメージを与えつつ、自身に1ターン限定の攻撃力UP(大)を付与。火傷Lvが5以上の場合は攻撃回数が2倍になるので火傷Lvを高めに維持したいところ。
ただ火傷持ちのキャラはコラボやアンナを含めても10人しかおらず、いずれもSSRなので、火傷パーティーを組むのは中々難しい欠点がある。
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最終更新:2025/12/08(月) 17:00
最終更新:2025/12/08(月) 17:00
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