アーマード・コア3とは、フロム・ソフトウェアが発売したカスタマイズロボットゲームシリーズ『アーマードコア』の第三世代である。
プラットフォームはプレイステーション2。PSPへ移植された『アーマード・コア3ポータブル』が発売された。
前シリーズである初代および2シリーズとは世界観を一新し、初代を意識した地下世界レイヤードが舞台。
アーマードコアシリーズにおいて一際高い評価を受けており、特にパーツの個性が明確ながら、さまざまな戦法・戦術の優劣に大きな差が無いことから、アセンブル(カスタマイズ)における最高峰。
前作準拠の操作性や、瞬発力を生む“オーバードブースト”の存在に加え、プレーヤーから独立して攻撃する“イクシード・オービット”やそれまでブレードや盾しか装備できなかった左腕にも銃器(3時点ではサブ武器しかないが)が装備出来るようになるなど、アセンブルの自由度が過去作品から大幅に拡張されたのが特徴。
エネルギーの供給・消費バランス、熱暴走の危険性、防御力や重量などと相談しながら、自分の望む機体を緻密なパラメーターの絡み合いから考え、組み上げてゆくというアーマードコアの基礎はこの作品と続く“サイレントライン(SL)”で一つの円熟を迎えたとされる。
難易度も低めで、シリーズに初めて触れる人にもオススメしやすい作品と言えよう。
「1000マシ使っとけ」はみんなの合言葉。
主人公が絡むことが少なく、伝記のように世界情勢が淡々と進んでゆくストーリー形式はアーマードコア作品お馴染。
もし、これを読んで新規で始めるプレーヤーがいるならば、武器や装甲を変更するよりも先にブースター・ジェネレーター(余裕があればラジエター・FCS)といった“内装パーツ”を購入して交換するように。この二つは販売パーツと初期パーツではパーツ重量に対する性能差が酷い。初期装備ではこれらの悪影響でまともに報酬を稼ぐことがままならない可能性が高いので注意されたし。
タグがまばらであり、一番動画数の多い『AC3』も、エースコンバット等の作品と被る可能性が大いにあり、早急な統一化が望まれるところ。
ポータブル版のタグは『AC3P』でほぼ統一化の動きを見せているようだ。
地上に氾濫していた文明は破壊され、人類はその人口の大多数を失った。
災害を逃れたわずかな人々は、死の大地と化した地上を捨て、
この災害を予見していた、いくつかの国家によって作り出された
地下都市<レイヤード>へと移り住んだ。
最先端の技術をもって建造が進められた、この巨大なシェルター都市は、
人類が生き延びるための「方舟」でもあった。その世界は、ただ一つのものによって管理されていた。
あらゆる出来事は、そのものによって決定され、そこに住む人々は、
管理されることを当然のものと受け入れていた。「管理者」の庇護の下、人々は約束された繁栄を続け、
やがて、力をもつ者<企業>が生まれた。企業はより大きな力を求め、やがて、互いに争いを始めた。
だが、その争いすらも、管理者の掌の上の出来事であった。全てが予定された世界。
だがそれは、徐々に狂いを生み始めていた。
後続作品の影響・反省を受けて、特にインターフェイス面でバージョンアップしている。
アーマード・コアと呼ばれる機動兵器を操る傭兵であるレイヴン達を管理・ミッション仲介をする組織。
戦闘興業としてアリーナを主催したりするが、シナリオに関係せずシリーズで一番影が薄い存在である。
それだけに癒着したり裏で世界を牛耳っていたり等している他シリーズよりも強固な地位を得ているといえる。
プレーヤー専属のオペレーターである女性。
事務的にオペレーター業をこなすが、かなりの手腕で各種事件を独自調査し、確かな情報をプレーヤーに提供してくれる。
プレーヤーの最初のミッションで、プレーヤーと同時にレイヴン試験に参加している人物。
レイヴンに憧れ、その理想を獲得したというアーマードコアにしては珍しい好青年キャラクター。
レイヴンとしては比較的多くのミッションで僚機として雇うことができるライバルかつ戦友的存在。
時間を経るごとに機体が強化されてゆく。特に最終強化ではトップランクレイヴンを凌ぐ優良機体を操ると評判。
序盤のミッションで、数多く現れる敵に苦戦する主人公に援軍として現れる人物。
登場時の「てこずっているようだな、手を貸そう」という台詞を始め、面倒見の良い先輩という雰囲気が人気。
しかし、搭乗機である『ゲルニカ』は継戦力に乏しい&命中率の悪い武器を主力としたいわゆるネタ機であり、そのせいか、レイヴンとしての格はEランクという下位。要するに“先輩面して実は頼りない”のである。
おかげで斜め上な性格付けがされ、確固たるMAD常連である → ゲイヴン
長きにわたってレイヤードに住まう人間を管理してきたコンピューター。
それまでは人類をかくまう任を正常に担っていたのだが、プレーヤーがレイヴンになって以後、その行動に不可解なものが混在し始める……
クレストを凌ぐシェアナンバーワンの企業。
『管理者』の支配を脱することで自らの利権を拡大することを目指す企業でもある。
パーツは“先端主義”。コストは高いが、高性能で尖った製品を多く作り出している。
クレストとは対照的に装備負荷が大きく、実弾武装への防御が軒並み低いなど、強すぎる個性が欠点といえる。
『管理者』の意思を尊重・それに従属することがレイヤード発展に繋がると信じる企業。
ミッションバイヤーの声から緊張感あるブリーフィングになる。
パーツは“質実剛健”。コストパフォーマンスを重視したバランス感覚の良いパーツを輩出している。
ただし、エネルギー兵器やイクシードオービット等、最新技術・特化品が少ないことはある意味欠点といえる。
上記二企業に板挟みになりながら自社の勢力を伸ばすことに専念する第三勢力。
専ら裏工作をプレーヤーに依頼してくる腹黒企業。それに反した紳士的なブリーフィングが印象的。
ACパーツのシェアは少ないが、各種ジェネレーター・ブースター・ラジエーター等で優良品を生産している。
同時に、とっつき、火炎放射、両手ブレードといったイロモノを作る変態企業ロマン派企業でもある。
『管理者』の体制に疑問を抱く知識人が中心となっている武装勢力。
現状、単なる弱小勢力という扱いだが、レイヴンに物語の中核に繋がるミッションを依頼してくる。
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最終更新:2023/03/21(火) 01:00
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