エルガー(パワーレンジャー)

エルガー（Elgar）とは、アメリカ合衆国の特撮テレビドラマ『パワーレンジャーシリーズ』に登場する架空の人物。『激走戦隊カーレンジャー』に登場する副長ゼルモダを原典とする。

概要

『パワーレンジャー・ターボ』のメインヴィランの1人で宇宙海賊ディバトックスの甥。祖母はママD、叔父はハヴォック将軍。伯母の右腕として宇宙を荒らしまわる海賊だが間抜けでバカな性格。伯母の機嫌をそこねて海に放り出されることが多い。

武器はトランプで出来た剣。日本語版の一人称はおいら。

声はデヴィッド・ウマンスキーが担当し、スーツアクターはダニー・ウェイン・スタルカップが『パワーレンジャー・ターボ』の第16話まで演じ、第17話以降と『パワーレンジャー・イン・スペース』ではケニー・グレインソンが担当。日本語版の声優は遊佐浩二。

エルガーの着ぐるみは『激走戦隊カーレンジャー』の流用ではなく、パワーレンジャー用に新規に製作されており、デザインが原作とは異なっている。その為、流用映像と新撮映像のギャップが激しくなっている。

登場作品

• パワーレンジャー・ターボ・映画版・誕生!ターボパワー
• パワーレンジャー・ターボ
• パワーレンジャー・イン・スペース

劇中での活躍

パワーレンジャー・ターボ・映画版・誕生!ターボパワー

初登場作品。おばに協力して彼女の許婚であるマリゴルを封印から解き放つ為、部下のピラナトロン・ウォーリアーを使ってライエリア星に住むラルゴを捕えようとするが失敗。彼を追って伯母とともに地球に訪れ、復活の儀式の生贄としてバルクとスカルを拉致したが、伯母から彼らは生贄に不適格と判断されてしまう。

その後、復活の儀式の際に生贄として選ばれたジェイソン・リー・スコットとキンバリー・アン・ハートが逃亡した為、伯母により代わりの生贄にされ、溶岩に放りこまれてしまう。

パワーレンジャー・ターボ

劇場版で溶岩に落ちたはずだが何故か生きており再登場。パワーレンジャーへの復讐に燃える伯母に協力した。ディバトックスが彼を地球につれてきた理由は「ほっとくと何をしでかすか分からない」からとのこと。

2代目レッドとレンジャーであるT.J.ジョンソンとは坊主頭同士ということもあってライバル関係にあり、自分に髪の毛が生えてきた時には「レッドレンジャーに勝った」と喜んでいた。

終盤でテレポートしているパワーレンジャーを目撃し、追跡したことからパワーレンジャー基地「パワーチェンバー」を発見し、最終的には壊滅に追いやった。

パワーレンジャー・イン・スペース

宇宙の悪を統べる皇帝・ダークスペクターの命令で悪のプリンセス・アストロネマの部下となり、彼女の下働きとなる。戦いに参加することは少なくなり、話に絡まないお笑い役として役割が強くなっている。

相変わらず上の機嫌を損ねてはオシオキ部屋にいれらるなどの罰を受けることが多いが、そのバカさぶりが幸いしてかアストロネマからは同情されおり、お払い箱にはなっていない。

最期はゾードンが命と引き換えに発した善のエネルギーによって浄化され、消滅した。

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関連項目

• 特撮
• パワーレンジャーシリーズ
• ディバトックス
• T.J.ジョンソン
• パワーレンジャーの関連項目一覧