ゾードン(Zordon)とは、アメリカ合衆国の特撮テレビドラマ『パワーレンジャーシリーズ』に登場する架空の人物である。自称「時空間に閉じ込められた浮遊体」。
『パワーレンジャー』から『パワーレンジャー・イン・スペース』まで登場する善の支配者。宇宙の善のパワーの集うエルター星の出身。とにかく博識で敵の弱点すら知っていることが多い。
遠い昔に地球に現れ、カリフォルニア州エンジェルグローブにコマンドセンターを設立、勇敢な若者をパワーレンジャーに選び、悪と戦っていた。
そのパワーは悪の帝王ロード・ゼッドとほぼ互角で、惑星が一列に並ぶ日には弱まるとされる。
外見は巨大な白い生首だが、これは本来の姿ではなく、1万年前にリタ・レパルサの術により時空間に閉じ込められ、この姿に変えられたとされる。時空間から通常空間に出ると死んでしまう。回想シーンではヒューマンタイプの老人の姿を見せている。
本体は時空間に存在しているため、物理的な作業はサポートロボットのアルファ5に任せており、彼が故障したりするととたんに無力化する。
『パワーレンジャー』ではデビッド・フィールディングが演じたが個人的な事情で第47話を持って降板。第48話以降はリレコミキサーだったホブ・マナハンがデビッドの演じた映像に吹き替える形で声を担当し、『パワーレンジャー・イン・スペース』まで担当した。『パワーレンジャー』第21話の10億年前の回想シーンでは『恐竜戦隊ジュウレンジャー』で多々良純が演じた不思議仙人バーザの映像が使用されている。
『パワーレンジャー・映画版』ではニコラス・ベルが演じ、声はボブ・マナハン(ロバート・L・マナハン名義)が引き続いて担当。
『パワーレンジャー・ターボ・映画版・誕生!ターボパワー』ではサバン・エンターテイメントのスタッフ、ウィストン・リチャーズが演じ、声は引き続いてボブ・マナハンが担当。
日本語版の声優は『パワーレンジャー』の第48話までは荒川太郎。第49話から『パワーレンジャー・イン・スペース』までは齋藤龍吾。『パワーレンジャー・映画版』では稲葉実。
リタ・レパルサとの戦いから1万年後、彼女の封印が解けたことを悟ったゾードンはアルファ5に命じて5人の若者を集めさせ、パワーレンジャーに任命する。以降はパワーレンジャーの指導役として彼等を導く。
前述の通り、物理的な戦闘力はなく、パワーレンジャーの不在時に基地を襲撃したグリーンレンジャーの攻撃で別時空に飛ばされ、危機に陥ったこともある。
テレビシリーズと同じ役回りだが、名称はゾルターになっている。
アルファ5にクリスマスプレゼントしてクリスマスツリーを贈った。
トミー・オリバーのカラテ教室をアルファ5とともにサポートする。
冒頭にモニター越しに登場。
ナレーターとして登場し、パワーレンジャーの情報を視聴者に語った。
6000年前に自分が封印したアイバン・ウーズが復活。復讐に燃える彼によってコマンドセンターが破壊され、瀕死の重傷を負う。パワーレンジャーがアイバンを倒したときには息を引き取っていたが、レンジャーのパワーを受けて蘇生した。
リト・レボルトとゴルダーの策略でコマンドセンターを破壊されるが、緊急時に備えて新しい基地、パワーチェンバーを作り出しており、そこに避難して難を逃れる。その直後に現れた新たな敵、マシン帝国のとの戦いに身を投じることになる。
友人である魔法使い、ラルゴが地球に来たことから新たな侵略者、宇宙海賊ディバトックスの存在を知る。彼女たちと戦うにはジオレンジャーのパワーでは不足と判断し、パワーレンジャーにターボパワーを授ける。
エンジェルグローブ高校の卒業式が行われるのと時を同じくしてアルファ5とともにエルター星に帰還することを決める。ディミトリアに自分の後任を任せ、パワーレンジャーに別れを告げた。
その後、第19話で再登場し、T.Jたちのパワーレンジャーへの任命式ににアルファ5とともに立ち会った。
その後、第44話で通信映像として登場。エルター星が悪の軍団に攻撃を受けたことを地球に知らせた。第45話では悪の軍勢に捕えられたことが語られた。
前作で悪の皇帝、ダークスペクターに捕えられ、パワーレンジャーは彼を救出するために戦うことになる。最終決戦の際にレッドレンジャー・アンドロスと再会するが、もはや悪の軍団に勝つことは不可能であると悟っており、アンドロスに自分の殺害を命じ、それによって発せられる正義のエネルギーで悪の軍団を一掃することに成功する。
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最終更新:2024/05/10(金) 23:00
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