カミノフシラビ

カミノフシラビとは、1986年生まれの競走馬である。

主な勝ち鞍
1989年:駒草賞(900万下)

概要

父*ピュウターグレイ、母カミノチドリ、母父*テスコボーイといった血統。
父ピュウターグレイは43戦8勝、アメリカGIIIを1勝した程度で、種牡馬としても重賞勝利馬を1頭も送り出すことができなかった。
母カミノチドリは牝馬東タイ杯(現・府中牝馬S)、中山牝馬S優勝など7歳まで走って41戦8勝とタフな成績を残した。
母父テスコボーイはクイーンアンSを繰り上がりで優勝するなど11戦5勝、日本で種牡馬としてリーディングサイヤー4回と大活躍した。

馬名は、馬主が「神乃不知火（カミノシラヌイ）」と厩舎に伝えたが、馬名申請の際にカミノフシラビで申請してしまった。

デビューから鞍上を名手岡部幸雄が務め、2連勝でNHK杯(当時ダービートライアル)に出走、1番人気に推される。
NHK杯はNHK総合テレビで生中継され、1番人気なので何度もカミノフシラビの名が全国放送の電波に乗ってしまった。しかし直線で伸び悩み8着に敗れ、ダービーへの出走権を手に入れることはできなかった。

ダービー開催日の自己条件戦の駒草賞で鬱憤を晴らすかのように勝利したが、その後は条件戦を2勝するにとどまり、大成することはできなかった。

血統表

*ピュウターグレイ Pewter Grey 1979　鹿毛	Grey Dawn 1962　芦毛	Herbager	Vandale
			Flagette
		Polamia	Mahmoud
			Ampola
	Young Libby 1971　鹿毛	Hawaii	Utrillo
			Ethane
		Sand Buggy	Warfare
			Egyptian
カミノチドリ 1969　栃栗毛 FNo.3-m	*テスコボーイ 1963　黒鹿毛	Princely Gift	Nasrullah
			Blue Gem
		Suncourt	Hyperion
			Inquisition
	ヒデチドリ 1955　鹿毛	トサミドリ	*プリメロ
			*フリッパンシー
		整風	クモハタ
			第弐フライアースメードン
競走馬の4代血統表

クロス：5代内アウトブリード

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関連リンク

• カミノフシラビ | 競走馬データ - netkeiba.com

関連項目

• 競馬
• 珍名馬
• 競走馬の一覧
• 1989年クラシック世代