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株式会社グリーンマックスとは、東京都板橋区大山に本社をおく鉄道模型メーカーである。ファンの間からは「GM(ジーエム)」や「グリマ」としてしまれている。

概要

創る楽しみいっぱい」としてエコノミーキットをはじめとするキット群を中心とした製品を売り出してるはずなのだが、近年は(他社とべて)ボッタくったやや高価な完成品の発売がさかんである。また、動ユニットについては大手と呼ばれる車両模型メーカーで最もフライホイールの導入が遅れたことなどもあって評判が悪かったが、このほど新が導入され始めている(それまでの動は、褒められるのは日本製であることだけ、と言われるほどで、他社動に交換するユーザーも多かった)。

昔からTOMIXと仲が良いといわれており、TNカプラー対応やストラクチャーのTOMIX規格対応など、現在もその傾向が見られる。

子会社にグリーンマックス・ザ・ストアーがあり、こちらではグリーンマックス専門店の他に独自ブランドの「クロスポイント」としてキット商品を中心とした製品を送り出している。

商品の概説

未塗装キット

商品のはず。国鉄JRから私鉄まで幅広く製品化されており、このご時世とはいえ人気のものは再生産後すぐに売り切れるほど根強い人気を持つ。最近は後述の塗装済みキットや完成品に押され気味だが、京急1000系西武2000系のように、他の製品群で製品化されても引き続き生産されているものもある。近年の新製品はもっぱら「クロスポイントブランドとして直営店限定販売となっている。

かつての製品は仕様変更用前面パーツなどの「オマケ」がどっさりついてきたものが多く、大いに「創る楽しみ」を刺した。中には201系ベース相鉄7000系を、といった無茶振りもあったが、努してモノにした工作もいるようである。

基本的に台車パンタグラフオプション扱いということで別売となっているが、中にはついているものもある。

2012年JAMにてエボリューションシリーズという新シリーズを展開していくと発表。第1弾の103系が発売されている。

塗装済みキット

ある程度の塗装を終えた状態で出荷したもの。初出は70年代初期の客キットと意外とく、70年代後期ごろにいったん消滅したものの90年代に入ってから再び出回り始め、現在でもその勢いは衰えることなく新製品が次から次へと出ている。未塗装キットとは違い合わせの調整もきっちりされているためサクサク組み立てることができる。ただしものによってはタッチアップなどが必要なものもあるので注意。他社完成品にも見られるが、屋上、床下機器が未塗装になっている場合も多い。

通常のキットを塗装しただけのものと、はじめからの形になっている一体成ボディとがある。最近はキットでもライト類を点にできる製品も増えている。

完成品

古くは創業期に、「グリ」と通称された一体キットを手作りしたような製品を出していた。
111系73系小田急1800形、クハ103ATCKATO製品と連結して使う)といった渋いラインナップが特徴的だったが長続きせず、やがて未塗装キットに編入された。

香港製」貨車を発売していた時期もあるが、数種類出しただけで終わり、その後河合商会に引き継がれた。

最近のものは、JR九州キハ200形を皮切りに勢を拡大している、期待の新らしきもの。大手私鉄各線やローカル線車両など、他社が出していない製品を中心にそのを埋めている。
商品としての出来はある部分を除いて悪くないが、どの商品も他社とべるとかなり高い値段設定となっていて、中にはフル編成にすると4万円以上するものもある。

ストラクチャー

建物船舶などがこの群に入る。オリジナル建物が作れるということで、レイアウトユーザーからまだまだ大きな支持を得ている。そのため、再生産も較的高い頻度で行われている。
かつてはTOMIXと並び、トラクチャーの一大供給元としてレイアウト製作に大いに貢献してきたが、近年は後続他社に押されがちである。

長らく新製品が出てこなかったが、最近になって先述の塗装済みキットに限りなく近い形式の『新ストラクチャシリーズ』として再び勢いを増している。
歩道橋やダミーの保線車両など、過去の製品を塗装済みにして発売したりもしている。

ちなみに、このストラクチャー関係でとある書物に名言が載っているそうです。詳細は各自研究工夫の上で調べてください。

塗料

かつてタカラ(現タカラトミー)が売り出していた鉄道カラーを引き継いだもの。缶スプレーとビンの2種類があり、前者は630円(ロングタイプは1,050円)、後者は262円。うすめ液はクレオス社のMrうすめ液が推奨されている。

色はクリアーコートを含めて44色っているが、このうち33番(ダークグリーンA)と34番(ライトグリーンB)はスプレーのみの供給となっている。

コアレスモーター動力ユニット

自社製動ユニットの評判がいまひとつかんばしくなかったグリーンマックスだったが、大手他社に遅れてコアレスモーターフライホイールを装備した新しい動ユニットの開発を開始、分売や最新製品への導入を開始した。薄で室内にフライホイールなどが見えないように設計されているほか、集電は室内ヘッドライト・テールライトユニットの取り付けにも対応しやすい構造となっている。スロー走行の性は、模型サイトによっては内最良と言って宣伝している。

構造としては台車リーフと床下機器をセットにした別売りパーツ体・動ユニットを組むことによって動完成するようになっている。

現状では18m、18.5m、21m、20m(カプラーの長いタイプ、短いタイプ、旧電に台車が対応したタイプ)で6種類。既存の製品のなかにも、この新リニューアルして再販された製品があり、エコノミーキットにいたるまでコアレス対応に順次切り替わっていくようである。

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掲示板

  • 11ななしのよっしん

    2017/11/19(日) 00:21:05 ID: vE7YiJ426W

    が売られ始めたので大百科の項を少し編集しました
    21mをキハ200系の交換に向けて買いましたが、これまじでいいですね。

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  • 12ななしのよっしん

    2017/11/20(月) 20:39:41 ID: vvl1bJm/Pc

    ただコアレスDCCで0番運転すると一発で壊れるんだよなー。

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  • 13ななしのよっしん

    2020/01/19(日) 10:07:31 ID: 7FjV/e42Oq

    コレ純正動を嫌がってコアレス載せる人多いけど、台車距離も軸距も何もかも合ってない上に価格も高い製品を選ぶ感性が理解出来ない

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最終更新:2023/04/02(日) 12:00

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