ビッチとは、
本項では、1.について説明する。
日本でもビッチという単語は蔑称としてよく使われており、実在の人間・非実在の人間(漫画やアニメの登場人物)どちらが対象でも見かける。
元の意味が意味だけに基本的に女性に使われる侮蔑語である。ただし、サノバビッチ(son of a bitch 則ち「売女の息子」)のような形で他の侮蔑語に転用されることがある。このサノバビッチは直訳の通り男性向けの侮蔑語である。
服装や態度が扇情的、性的にだらしない、無節操など性的な意味で否定的な含みを持つ使われ方が多い。その一方でイメージを逆手に取った演出としての”ビッチ系ファッション”が存在するなど、それに魅かれる属性の持ち主も一定数存在する。 → 萌え要素・属性の一覧
余談だが、「セレブ」と「ビッチ」を足して作った造語をタイトルにする「セレビッチ」と言う女性向けファッション誌が存在した。
日本語で上記のような使われ方をしているため、英語でもそういう意味だと思っている人が大変多い。事実元々はそういう意味が強かったのだが、現在の英語における「bitch」に性的なニュアンスはほぼ無いと言ってよい。
現在は単純に女全般に対する蔑称の代表であり、わかりやすい日本語で言えば「クソババア」的な意味合いで使われている(年齢に関するニュアンスは含まれていないので、厳密にはこれも間違い)。もし職場に夜な夜な同僚と寝ているという20代のエロOLと、見ると吐きたくなるような容姿の口うるさい40代のお局様の2人がいたとして、「bitch」呼ばわりされるのは間違いなく後者だろう。
一周回って、人によってはある種の性的魅力があるという意味合いでの褒め言葉にもなりつつある日本語の「ビッチ」に対し、英語では嫌いな女に使う以外の用途は持たないので、現在での意味は大きく異なっている。
日本語の「ビッチ」に当たる言葉としては、「Slut」(淫乱)とか「Whore」(売女)などがある。文化的な違いもあってか向こうはこちらより言葉が多様で、「Bimbo」(頭が空っぽで、性的なこと以外何も考えていない)など、もっと特定のニュアンスに偏った、日本語として訳しにくい表現もある。海外で、日本で言う「ビッチもの」を探したい場合はこういった言葉で検索すると幸せになれるだろう。
なお、YouTubeで、「Bitch」という単語が使われたコメントを見たと思われる日本人が、『外人はこんな可愛い子犬もビッチ呼ばわりするのか!最低だ!』などと日本語で反論が書きこまれていた。
ちなみに動画に映っていたのは、説明文によると3歳のコーギーのメスであった。
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最終更新:2025/02/16(日) 22:00
最終更新:2025/02/16(日) 21:00
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