フェミノフォビアとは (フェミノフォビアとは) [単語記事]

フェミノフォビアとは、スクウェアのSFC ソフト、ライブ・ア・ライブ中世編に登場する中ボスキャラクターである。

概要

中世編終盤に現れる、真の黒幕を守る最後の砦である。フェミノフォビアとは女性を意味する単語 feminoと恐怖症を意味するphobiaの組み合わせで、女性恐怖症を意味すると考えられるが、一般的に女性恐怖症という意味の英語はgynophobiaである。

ライブ・ア・ライブ [完全攻略ガイドブック]には液体から作られた合成人間とある。女性の体を持っており、水色の液体物質が全身に絡み付いており、頭部の液体部分には二本の触覚が付いている。水フィールドと毒フィールドを吸収することから、液体部分には毒性があると考えられる。

所有技はあまいささやきととろける愛の二種類だけである。あまいささやきで対象を眠らせ、とろける愛で体力を吸収するという攻撃パターンをしてくることが多い。余談だが、とろける愛は背後属性の技である。

身体が液体であるだけあって、側面や背面からの攻撃に対しても正面からの場合と同じダメージしか与えられない。また、腕かため、足かため、首かために対する耐性や締め技に対する回避を持っているので、関節という概念も当然のことながら存在しないようである。

倒し方

中世編の最終ボスより強いという意見が多い。要領よく戦わないとあまいささやきととろける愛のコンボではめられてしまうので、戦法を練っておく必要がある。

一番単純な戦法は、ハンマーパワーの向きかえ効果ではめるというものである。ハンマーパワーによる向きかえが連続で発生すれば倒せるので、何度も挑戦すればいつかは勝つことができる。

スコトフォビアから高確率で入手できる攻撃用アイテム、デモンズクラウドを使用し、フェミノフォビアを混乱させる、という戦法も古くから有効とされている。混乱後はしばらくはでたらめな移動をするので、敵の射程範囲外からダメージを与えていくという寸法である。

TASあるいはRTAにおいては、魔王山で手に入るアクセサリー、アルゴスの瞳を用いて石化させるという戦法が主流である。ただし、オルステッドの知力がある程度高くないと石化させることができないので、それなりにLV、装備が充実していないと成功させるのは難しい。また、中世編の宝箱をある程度開けてしまうことになるので、最終編で多くのアイテムを手に入れたい場合はこの戦法は使い難い。