フラワーパークかごしまとは、鹿児島県指宿市山川岡児ヶ水にある植物園である。
県内居住の高校生以下は土日祝日無料のため、鹿児島県の小中高生は遠足で必ずと言っていいほど訪れる、36.5ヘクタールの広大な敷地に所狭しと世界各地の植物を植栽した国内最大級のフラワーパーク。
「花・風・光のシンフォニー」をテーマにしており、亜熱帯植物を中心に、年間を通して世界中の花々が楽しめる。
毎月季節に合わせて、アジサイ展やヒスイカズラ展などの展覧会や園芸教室、カルチャー教室、スタンプラリーなどが頻繁に入れ代わり立ち代わり開かれるため、辺境の地にありながら安定した人気を誇る。年間パスポートは1050円で購入可能なため、近場に住んでいる人にはこちらを推奨する。
2022年からはブルービーが飛来してくるようになり、SNSなどで軽く話題になった。
元々土地に自生していた木々をそのまま利用しており、タヌキ、ウサギ、イノシシ、イタチなどが出没する。鳥類もホトトギスやカワセミ、マガモ、メジロ、ヤツガシラ、キジ、ウグイス、モズなど多彩。
園内の水やりには池田湖の水を利用している。スプリンクラーも完備してあるが、屋外の花々には大抵ホースで水をかけているらしい。
施設内は歩いて回るのは勿論、定期的に無料の遊園バスが発車するのでそれに乗車するのもいい。運転手の解説付きなのでとても優雅。以前は乗員12名だったが新型コロナウイルスの蔓延により9名に減ってしまった。また、お年寄りや身体障碍者が優先されるため、混んでいる時は乗れない可能性も高い。
一時間500円で定員5名のレンタルカートを貸し出している。家族連れの利用が目立つ。
自生林である黒松を活かしたエリア。所々にベンチが設置されている。
奄美から霧島まで、南北600kmに及ぶ鹿児島県の風景を南から北へ植物を使って表現したエリア。「奄美・種子屋久の森」、「薩摩・大隅の森」、「霧島の森」と、植物相が亜熱帯から温帯、亜高山帯へと変化していく。
多くのトンボが生息する池。
ハスやスイレン、ウォーターカンナなどを池と水の流れに植栽し、涼しげな雰囲気を演出した池。池の中にはコイなどが生息しており、100円で買えるエサを与えることも可能。
日本に住む蝶では最大級のオオゴマダラが中を飛び交う、エントランスホール近くの透明な小屋。
ハイビスカスをはじめ、蝶の蜜源となる花がたくさん植えられている森で、春から秋にかけて多くの蝶を見ることができる。
白い西洋風の建物や、レンガ造りの壁に囲まれた中にボックスウッドを刈り込んで幾何学的な模様を描いた庭園など、ヨーロピアンなムードがあふれるエリア。建物内には休憩室とトイレが設置されている。
サンゴで形成されたコーラルという白い岩を積み重ね作られたエリアには、アロエを始めとした多肉類やサツマノギクなどの野生の花々が植栽されている。
鹿児島県に自生する11種のツツジと園芸種が植栽されている。花の見ごろは2月から5月。
明るい透明の屋根と防風壁、自然の山の尾根に囲まれた半人工的な環境の庭園。噴水も設置されている影響か、工事関係者がいることも多い。
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最終更新:2025/12/06(土) 03:00
最終更新:2025/12/06(土) 03:00
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