メロディーレーン とは、2016年生の日本のポニー競走馬である。JRAの(ある意味)レコードホルダーでもある。
父 オルフェーヴル 母 メーヴェ 母父 Motivator という血統。
父 オルフェーヴルはGIを6勝、凱旋門賞2着2回の説明不要レベルの名馬。馬体重は現役時代は448~466kgとやや小柄ながら常識レベル。その全兄に朝日杯FSにて牡馬の最軽量GI勝利記録(416kg)を達成したドリームジャーニーがいる。まだギリギリ常識範囲ではある。
母 メーヴェはイギリスから輸入されて日本で走った馬であり、22戦5勝の成績を残した。馬体重は現役時代は446~464kgとこちらも常識レベルである。
母父 Motivator(モティヴェイター)は、凱旋門賞でエルコンドルパサーを破ったことでも知られるモンジューを父に持ち、無敗でイギリスダービーを制した名馬。代表産駒に歴史的名牝のトレヴがいるが、他はパッとしない。
生まれてきた子馬に、岡田さんは目を疑った。出生時の馬体重は50~60キロが標準とされるが、見た目はその半分にも満たないような大きさだったのだ。「計測はしませんでしたが、20キロもなかったと思います。人間が一人で持てたくらいですから」。これまでに経験したことがないミニサイズだった。 https://race.sanspo.com/keiba/news/20211222/ope21122205000001-n1.html
ポニー(pony)とは、肩までの高さが147cm以下の馬の総称。特定の品種を指すわけではなく、馬のタイプの一つであり(以下略) - Wikipediaより
つまり、ポニーは品種ではなく大きさで決まるのである。ちなみにメロディーレーンは1歳時点で肩までの高さが151cmあったという。したがってメロディーレーンはポニーではない。あくまでポニーに限りなく近い競走馬である。
規格外に小さいこと以外馬体はいたって健康であり、小さいながらも体幹は強かった。岡田スタッドの中期育成牧場であるえりも分場…ここは厳しい気候と野生動物も出現する環境の広い放牧地で長時間放牧を行って基礎体力の向上を図る場所であり、2~3割の馬は挫折を経験するそうだが、彼女はここを挫折なく耐え抜いたという。そして、栗東・森田直行厩舎への入厩が決定、競走馬デビューが見える所までこぎ着けた。
育成時代にはスタッフから「バウバウちゃん」と呼ばれていた。小さい馬体ながらカイバ食いは良かったため、調教を休ませて成長を促したところ、馬体重は400kgまで増えたが、肝心の馬格が全く成長せずにただの太った馬になってしまったそうな。(そして、調教を再開したらみるみる元の馬体重に減っていった。)
……話を戻そう。
メロディーレーンは2018年10月3日の新馬戦(京都・芝1600m)で馬体重336kg(!)でデビューするが、そのときは見向きもされず17頭立て16番人気で10着に敗れている。
2戦目の未勝利戦(京都・芝1800m)も最低人気で13着に敗れた。3戦目(京都・芝2000m)は3着とのちの片鱗を見せたが、そのあとは3歳4月までに芝2000m戦を5戦して6着、10着(この時に330kgと最小体重に。グランローズと並び史上最小体重)、13着、7着、6着に敗れている。
9戦目は距離を延長して芝2400m戦に出走し3着に好走する。長距離ならイケるんじゃないか、そして10戦目の未勝利戦(阪神・芝2400m)で9馬身差の圧勝をし、ついにJRA史上最少体重勝利のレコードを記録する(340kg)(ちなみに同レースの12着にはこのレースが初出走で、一度地方に転出後中央に戻ってきて2021年CBC賞(1200m)を勝った後、2023年に高松宮記念(1200m)を制しGI馬になったファストフォースがいる)。
次戦の3歳以上1勝クラス(中京・芝2000m)を13着と凡走した後、9月28日の3歳以上1勝クラス(阪神・芝2600m)を馬体重338kgで出走し2馬身1/2差で勝利して自らのレコードを更新する。ついでに芝2600mというマイナー距離のJRAレコードも更新する(現在は同期のディバインフォース(2021年ステイヤーズステークス勝ち馬)という馬[1]に更新されている)。
さてこのメロディーレーン、距離が長いほうがいいことはわかったのだが、あろうことか追加登録料200万円払ってまで10月20日の菊花賞(京都・GI・芝3000m)に出走した。牝馬の出走は2009年のポルカマズルカ以来10年ぶり、ビクトリアカップの創設(1970年)で牝馬三冠が成立して以降では史上4頭目である。レースでは後方でレースを進めながら、直線で上がり最速タイの35.7の足を使って追い込み、5着に入着した。菊花賞で牝馬が掲示板入りしたのは1995年のダンスパートナー(5着)以来24年ぶり。
有馬記念のファン投票次第では出走するともされていて21位となる票を集めたが、有馬記念は人気投票上位馬が多数出走することになったので、12月21日、自己条件戦の江坂特別(阪神・2勝クラス・芝2400m)に出走した。道中不利もあって4着となった。
古馬となり、2020年1月19日の日経新春杯(京都・GII・芝2400m)で始動。ここでは49キロと最軽量ハンデとなったが、レースではやや出遅れ最後方からの競馬になり、4コーナーから大外を走らされて流石に追い込み切れず9着に敗れた。鞍上の岩田望来や森田直行調教師は2600m以上の距離がベストかもしれないと語った。
3月21日の阪神大賞典(阪神・GII・芝3000m)では一番人気のキセキが大きく出遅れる波乱の中、道中6番手の競馬となり直線では混戦となったが、3・4着に差がない5着と健闘した。
その後、5月3日の天皇賞(春)(京都・GI・芝3200m) 11着(鞍上:岩田望来、馬体重340kg)、7月5日の兵庫特別(阪神・2勝クラス・2400m)3着(鞍上:松山弘平、馬体重344kg)の後、長期放牧に出され2020年は未勝利に終わる。
年が明けて2021年1月24日、海の中道特別(小倉・2勝クラス・芝2600m)に出走、鞍上は横山和生に変わり馬体重は346kgであった。重馬場の道中を3~5番手で進み、3コーナー付近から加速、抜群の手応えで上がっていき直線で抜け出すとそのまま押し切り1着。約1年4ヶ月ぶりの勝利を挙げた。
2戦目の松籟S(阪神・3勝クラス・芝3200m)は過去最重量の348kgで出走するものの7着に終わる(鞍上:横山和生)。
3戦目は桜花賞の一つ前のレースである大阪-ハンブルクC(阪神・OP・芝2600m)に登録。白毛馬ソダシの出走で話題となった桜花賞前の一つ前のレースということもありこのレースの話題性も高かった。鞍上は未勝利時代に騎乗した経験のある酒井学に乗り替わり。2番人気に推されたものの高速馬場に対応できなかったのか伸びを欠き10着に終わった。
4戦目は前年に引き続き天皇賞(春)(阪神・GI・芝3200m)に挑戦が決定、鞍上は父オルフェーヴルの主戦であった池添謙一に乗り替わりとなった。当日の馬体重は前走より体重を更に4kg減らし342kgでの出走となった。レースの方は後方でレースを進めるものの、阪神の内回りコースを使用する特殊なコースに加え、上がり最速36.7と非常にタフなレース展開となり末脚を発揮できず、前年同様11着に終わった。
続くジューンS(東京・3勝クラス・芝2400m)も鞍上に戸崎圭太騎手を迎えながら10着に敗れた。陣営は疲れは抜けて状態は良好とみて中1週の宝塚記念(阪神・GI・芝2200m)に鞍上幸英明騎手で挑戦。しかしここでも2200m2:10.9の好タイム決着ではスピードが乗り切らず13頭立ての11着に敗れた。
次走は夏の休養明けとなる10月末の古都ステークス(阪神・3勝クラス・芝3000m)。数少ない3000m台の長距離の自己条件。体重は10kg増えて354kgとデビュー以来最も重たくなったがそれでもかなり軽いレベルである。鞍上は前年の春天以来、久々の岩田望来となった。先行策を採用し3~4番手を追走、最後は逃げたタイセイモナークを差し切って1着。JRA芝3000m以上のレースで97年嵐山Sのアドマイヤラピス以来24年ぶりの牝馬勝利という記録も打ち立て、晴れてオープンクラスになった。
その次走として、関係者はファン投票により有馬記念(中山・GI・芝2500m)を目指す。その有馬記念のファン投票は24位で、第1回特別登録を行った馬では9番目で、無事優先出走権を獲得。弟のタイトルホルダーと共に暮れの中山に挑む事となった。鞍上の岩田は今回が初の有馬騎乗。
なお出走前の馬体重は358kg前後であり、仮に勝利するようなことがあれば1971年にカネヒムロがオークスで打ち立てたGⅠ級競走の最低馬体重勝利記録を50年ぶりに塗り替えることになる。更に有馬記念で馬体重300kg台の競走馬出走は今回が初(1986年以降での最低馬体重出走は1991年、1994年のツインターボで414kg。それより前は正確な統計がなくてあやふやであるが、1978年のメジロイーグル(メジロパーマーの父)の412kgが最軽量か)。ちなみに有馬記念に限ると伯父にあたるドリームジャーニーが現在の最軽量勝利(426kg)となっている。
レース当日は関東への輸送もあってか352kgと少々小さくなった。2枠4番と内目になったが、やはりレースの展開についていくことができず15着になった(16着は今年のセントライト記念勝ち馬アサマノイタズラ)。
有馬記念を終えた後、同期のクロノジェネシスらが5歳でキャリアを終えるケースが多い中、メロディーレーンは6歳になってもまだまだ走る。
2022年は海外遠征として2月にサウジアラビアのレッドシーターフハンディキャップ(キングアヴドゥルアジーズ・GIII・芝3000m)への出走を狙うもレーティングが足りず断念。2月の長距離重賞ダイヤモンドステークス(東京・GIII・芝3400m)へ出走する。体重を6kg減らした346kgで挑み、中団での競馬をしたが、最後は速度についていけず、どんどん後ろに下がっていき、13着に終わった。
2021年の6歳牝馬ではサウンドキアラがスワンステークス2着と健在をアピールしているが、2022年のメロディーレーンはこれに続けるか。阪神大賞典へ出すプランもあったが回復がままならないため天皇賞(春)(阪神・GI・芝3200m)へ直行する(出走可能頭数18に対し、特別登録頭数も18なので除外なし)。このレースには弟のタイトルホルダー、阪神大賞典勝ち馬のディープボンド、白毛のハヤヤッコらがやってきた。このレースでは彼女は唯一の牝馬。ずっと中団におり、そのまま追走をし続け、失速することはなく9着で終えた(11着以下は彼女の上がり600m38秒よりも遅い)。父オルフェーヴルは4歳の時の天皇賞(春)で11着だったので(その年しか出てない)、ついに父より上の順位を獲得した。
次走は団野大成との新タッグで宝塚記念(阪神・GI・芝2200m)に挑んだ。(重賞未勝利だったが、人気投票では17位に入り、第1回特別登録した中では7番目にランクイン、優先出走権を得た。ファン投票で出走馬が決まるグランプリならではである)とはいえ、パンサラッサ・タイトルホルダー・ディープボンド・ウインマリリン・アフリカンゴールドが作り出した行った行ったの超ハイペース(当然ハナを切ったのはパンサラッサで、最初の1000mを57秒6!)では手も足も出ず、上がり37秒0ではグロリアムンディにも4分の3馬身届かず13着に終わった(1頭出走取消の17頭立て)。
次走は丹頂ステークス(札幌・9月4日・OP・芝2600m・ハンデキャップ)を目指すとのことであったが、左前脚の球節が腫れてしまい、繋靭帯炎の手前くらいの症状とのことで、放牧に出され、回避。秋はJRA最長距離重賞のステイヤーズステークス(中山・12月3日・GII・芝3600m)に出走。14頭立てとなり、牝馬3頭というこのレースとしては珍しく牝馬多めとなった。道中先行策をとり、前目につけ、最終的に崩れることなくエドノフェリーチェ(牝馬)をハナ差しのぎ切り、5着となり、4歳の阪神大賞典以来の重賞での掲示板を確保した(1着は天皇賞(春)で落馬したシルヴァーソニック、2着はもう1頭の牝馬プリュムドール)。また、この出走により現在5つある芝3000m以上の平地重賞すべてに出走したことになり、牝馬では初
とのこと(一応、編集者が1970年(ビクトリアカップ設立により牡馬三冠路線と牝馬三冠路線が分離した年)以降に菊花賞に出走した競走馬を調べたが、見落としがなければそもそも彼女以外古馬の3000m以上重賞に出走している馬が皆無であった)。
7歳でも現役続行。阪神大賞典(阪神・3月19日・GII・芝3000m)に出走予定であり、女性騎手の今村聖奈を迎えるとのこと
。重賞をはじめとする特別競走では若手・女性騎手の減量はないので、所定の負担重量55kgとなる(このあたりを誤解している人は多い)。今村騎手は先行押し切り一辺倒ではなく、後方からの差し切りもあったりする(例: 2023年海の中道特別(小倉競馬場芝2600m2勝クラス。メロディーレーンが5歳の時に制したレース)ではメイショウブレゲで13頭立て2コーナー順位10番手から差し切っている。なお、このレースも特別競走のため、騎手による減量はない)ため、決して油断はできない。
パドックではヘドバンをすることもないくらいおとなしく、あまり調子は良くなかったようで、後方2番手からのレースとなってしまい、しかもアフリカンゴールドが緩急自在の逃げをした結果、レース展開も彼女向きにはならず、上がり600m35秒4でどうにか垂れてきたノーチカルチャート(名古屋競馬場所属)とシロニイは捕まえられたが、シロニイにハナ差つける11着に終わった。今村騎手も「前めでレースを運びたかったが、そのようなレースができなかった」という反省を述べており、決して意図して後ろにつけようとしたわけではなかったようだ。
当然、次走は天皇賞(春)を目指すことになったわけだが、陣営は出走希望馬25頭と踏んでおり、賞金不足で出走できないと危ぶんでいたが、実際に2週間前の特別登録を行ったのは彼女含め17頭であり、回避しない限り出走が確定した。今年は新装開店の京都競馬場。京都競馬場で重賞を走ったことがある馬は、ほかにアフリカンゴールド・ディープボンド・トーセンカンビーナの3頭。自身の経験を生かして、勝敗に絡むことはできるだろうか。枠番は2枠4番。なんと弟タイトルホルダー(3番)と同じ枠に入ったのである。そんな天皇賞(春)は陣営は前目につけたかったというが、アフリカンゴールドが最初の1000mを59秒7という、この距離のレースとしては高速な逃げを展開し、後ろにつけざるを得なかった。挙句に彼が心房細動を発症して競走中止し、それを追って弟のタイトルホルダーも右前肢跛行を発症し競走中止したことに昨年の菊花賞馬アスクビクターモアともども巻き込まれ、終わってみればアスクビクターモア(11着)にクビ差12着に終わった。レースはもう1組のきょうだいの弟、ジャスティンパレスが制した(兄のアイアンバローズは彼女から1馬身半遅れた13着)。なお、ほかの京都重賞経験者のディープボンドは2着、トーセンカンビーナは左前浅屈腱不全断裂を発症したことにより15着に終わった。
その後、札幌日経オープン(L)は6分の4の抽選に漏れ、丹頂ステークス(札幌・9月3日・OP・芝2600m)へ。馬体重は+4kgでついに360kgと大台に乗った(が、次に軽いサンセットクラウド(452kg)よりも92kgも軽い)。負担重量は53kgと、そこそこ重めのハンデとなった。結果は10着と大敗を喫することに。騎手の鮫島克駿は、「進まなかったです。ずっとおっつけ通しでした。3000m以上のレースを使ってきてからの小回り2600mが忙しかったのかもしれません」とのことだったので、2600mすら短くなってしまったのだろう。
次走はステイヤーズステークス(GII)。今度は3600mと適距離になったと思われるが、果たして今年も好走することはできるだろうか?鞍上は昨年のステイヤーズSと同じ菅原明良。できるなら勝利を目指したいところだった。だが、アフリカンゴールドとアイアンバローズが逃げる展開になり、アフリカンゴールドが控えるとあとはアイアンバローズが大逃げ。彼女はやや後ろすぎだったこともあり、上がり3位タイの34.4秒でまとめるも5枠の2頭と一緒に上がるだけの8着に終わった(なお、その中にいる6着のダンディズムはメロディーレーンが勝った未勝利戦2着で、丹頂ステークスでも対戦経験がある(2着))。
弟タイトルホルダーが引退し、自身も8歳となった2024年も引き続き現役続行。新年最初の開催日から万葉ステークス(OP)で始動。京都競馬場改修に伴い、2023年まで左回りの中京競馬場での開催だったが、改修が終わり2024年は右回りの京都競馬場開催となった本レース。陣営より今後の繁殖入りを検討していることも発表されており、1戦1戦を大切に勝負に臨んだ。中団につけ、前が崩れる中きっちり粘るが、後ろから追い込むメイショウブレゲに差し切られ3着。とはいえ久しぶりの馬券内に絡む活躍を見せ、まだ走れるところを示した。
余談だが万葉ステークスへの出走でメロディーレーンは日本の芝3000m以上の平地競走全てへの出走[2]という偉業が達成された。この記録は、一生に一度しかチャンスのない菊花賞への出走が達成に必須などの条件もあって、牡馬でさえそれほど達成馬が多いとは言えず、1986年以降だとチャクラ[3]とフォゲッタブル[4]と彼女しかいないとのこと。
この好走を受け、2024年の現役続行が決定。次走予定は阪神大賞典(GII)と発表されたが、骨瘤により回避。天皇賞(春)は賞金不足で除外されてしまう[5]。3000m以上の平地レースは12月のステイヤーズSまでないので、今後のローテーションに不安が残ることとなった。
彼女の場合、「右回り、かつ3000m以上」とかなりピーキーな適性と見られており、実力に見合ったレースというものが非常に選びづらくなってしまっているのは否めない。特に、万葉Sが2022年・2023年が中京競馬場(つまり左回り)だったこともあり使えなかったのが痛いところである。
そんなわけで、次走が問題となったわけだが、5月4日のメトロポリタンS(L)(東京・芝2400m)と陣営から発表があった。だが、東京競馬場は左回りだし、2400mというのは阪神の未勝利戦で勝ったことはあるが、基本的に彼女にとっては相当短い距離である。だが、直近右回りの競馬場で行われる距離の長いレースはなく(宝塚記念(2200m)が短すぎることを考えると、札幌日経オープン(L)(8月3日)まで待たなければならない)、左回りを使わざるを得ないのである。じゃあもうちょっと長い距離はないのかとなるが、候補が目黒記念(GII)(東京・芝2500m)しかなく、強い馬が大量に集まるこのレースは彼女にとって荷が重い(かつ賞金加算の見込みが全くないと見込める)。こうした理由からこのレースとなったのだろう。問題は、2400m戦となると、そもそも出走できるかが問題になってくるのだが、幸いにも特別登録馬がわずか11頭しかおらず、しかも3頭回避のわずか8頭となって無事出走となった[6]。だが、相手関係がかなりきつく、京都記念4着のシュヴァリエローズ、ジャパンカップ11着のショウナンバシットがいるようなレース。当然、賞金加算には1着が必須なので、苦手な左回り・中距離で勝つ必要が出るわけだが果たしてとなったが、そもそも2400mなら他の馬の方がスピード優位なので、6着に8馬身差つけられた7着に終わった。
長距離のレースは当分ないのでこのまま長期休養に入ることに。気がつけば中央競馬で8歳以上の現役牝馬は彼女しかいなくなっていた。
次走はステイヤーズS(GII)を予定するも、良い状態での出走が厳しいことから万葉S(2025年は中京・芝3000m)へ目標をスライドさせることになったのだが、12月15日の調教後に深屈腱付近を再度傷めていることが判明したとのことで、現役引退の運びとなった。
今後は岡田スタッドにて繁殖牝馬になる予定とのこと。12月25日をもって競走馬登録を抹消。ドウデュース・セリフォスと同じ馬運車に乗って北海道へ旅立っていった[7]。
確かに、他の記事になるような多くの馬と異なり、重賞で通用したというわけではなかったが、そもそも中央オープンまで上がれる馬はその世代の競走馬の1割にも満たないわけだから、彼女もまたれっきとした名馬であった。また、彼女の後、長距離を主戦場とする牝馬も増えてきた。現に、2025年の万葉Sでは、ゴールドシップ産駒のゴールデンスナップ(牝5)が54kgという格上挑戦の牝馬としては異例の重ハンデを背負いつつもきっちりと勝ち切り、アドマイヤラピス以来の3000m以上のOP勝利を成し遂げた。その後はレッドシーターフハンデキャップ(沙G2、 キングアブドゥルアジーズ芝3000m)もしくはダイヤモンドS(GIII、東京芝3400m)のどちらかを予定しているとのこと。今後もステイヤー路線で活躍する牝馬がたくさん出てくることを願いたい。
馬齢 | 3勝 | OP | GIII | GII | GI | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
松籟S | 古都S | 万葉S | ダイヤモンドS | 阪神大賞典 | ステイヤーズS | 菊花賞 | 天皇賞(春) | |
3歳(2019年) | 4歳上 | 2400m | 4歳上 | 4歳上 | 4歳上 | 5着 | 4歳上 | |
4歳(2020年) | 2400m | 2400m | 5着 | 3歳 | 11着 | |||
5歳(2021年) | 7着 | 1着 | 11着 | |||||
6歳(2022年) | OP | 13着 | 5着 | 9着 | ||||
7歳(2023年) | 11着 | 8着 | 12着 | |||||
8歳(2024年) | 3着 |
こうして繁殖生活に入る予定の彼女だが、初年度の相手はベンバトルを想定しているようだ。
7月19日には森田厩舎の公式グッズ販売サイトがオープン。
もちろん目玉はメロディーレーン関連商品である。
なお、サイズは、下記「アイドルホース(レギュラーサイズ)」の半分程度で、お座りポーズではなく四本足で直立である。ちっちゃいメロディーレーンちゃんが欲しい、というファンはこちらを。他のアイドルホースシリーズとそろえたい場合は下記を購入されたい。
2021年に10月に「アイドルホース」シリーズとしてぬいぐるみが発売。下記「アイドルホースオーディション」の結果を受けての製品化である。
なお、オーディション開始時点で、制作されるぬいぐるみは「アイドルホース(レギュラーサイズ)と同サイズ」とアナウンスされている。実際の製品も予告通り、他の競走馬と同じサイズとなった。一方でメロディーレーンの特徴的な鼻梁白は忠実に再現されている。
京都競馬場の主催で、現在ぬいぐるみが販売されていない競走馬の中からぬいぐるみ化する競走馬をネット投票で決める企画が行われた。
名だたる過去の名馬や現役の人気馬がいる中、メロディーレーンは2位を獲得。14881票と多くのファンから支えられ、祝福された。ちなみに1位はヨシオ(19434票)、3位は僅差でキセキ(14661票)、4位に名馬ライスシャワー(12898票)、5位にカレンブーケドール(10014票)である。
なお、予選時点では1位であった。
ヨシオという伏兵がいたことに驚きの声が上がっているが、「ぬいぐるみ化」がメインである以上、既に厩舎から販売されている彼女よりも、このチャンスを逃したら二度はないヨシオに票が集まるのは無理からぬものと思われる。
オルフェーヴル 2008 栗毛 |
ステイゴールド 1994 黒鹿毛 |
*サンデーサイレンス | Halo |
Wishing Well | |||
ゴールデンサッシュ | *ディクタス | ||
ダイナサッシュ | |||
オリエンタルアート 1997 栗毛 |
メジロマックイーン | メジロティターン | |
メジロオーロラ | |||
エレクトロアート | *ノーザンテースト | ||
*グランマスティーブンス | |||
*メーヴェ 2008 黒鹿毛 FNo.9-c |
Motivator 2002 鹿毛 |
*モンジュー | Sadler's Wells |
Floripedes | |||
Out West | Gone West | ||
Chellingoua | |||
Top Table 1989 鹿毛 |
Shirley heights | Mill Reef | |
Hardiemma | |||
Lora's Guest | Be My Guest | ||
Lora |
クロス:ノーザンテースト 4×5(9.38%)、Northern Dancer 5×5×5(9.38%)
父オルフェーヴルは1800m~3000mで活躍、母父はSadler's Wells系、母母父はMill Reef系と非常に重厚な血統である。長距離で結果がでるのも一理ある。それでも馬体の小ささは説明できないが。
また、半弟には2021年菊花賞・2022年天皇賞(春)・宝塚記念とGⅠ3勝を挙げているタイトルホルダー(父ドゥラメンテ)がいるが、幸い(?)こちらは馬体重470kg前後と常識的な大きさである。
4代母のLoraからは、当馬と同じく4代目の子に英ダービー・凱旋門賞を制したゴールデンホーン、英愛でG1を4勝したクラックスマンがいる(いずれも異なる曾祖母を持つ)
掲示板
1175 ななしのよっしん
2024/12/28(土) 12:27:16 ID: GTTAFjHsk2
>>1139-1140
人工授精がダメなのは理解も納得もできるが、「自然交配のみ」って例えば牡馬が牝馬に直接的のしかからなくても済むよう足場みたいなの組んだりするのもダメなんよな?
1176 ななしのよっしん
2024/12/29(日) 08:05:24 ID: DFdp6HGjQk
>>1175
正確には、「軽種馬の生産は、本交でなければならない」と規則によるもの
本交っていうのは、要するに人工授精に頼らず、直接生殖器同士をくっつけてヤるって意味なので、別に台はそれの補助でしかない
だから、台は特に問題がない(岩を置くのと何ら変わらないから)
1177 ななしのよっしん
2025/01/01(水) 09:07:05 ID: 3U5IeDJ93C
>>1175
牡馬が小さいときは踏み台とか用意する。
けど「直接のしかからなくても済むような足場」とかだと、メロディーレーンと牡馬との体格差がさらに広がることになるから、ナニをちゃんと突っ込めるかも怪しくなると思う。
提供: 雪ネズミ二号
提供: 黄身丸
提供: はま
提供: kuro3333
提供: ゆんなの
急上昇ワード改
最終更新:2025/04/04(金) 18:00
最終更新:2025/04/04(金) 17:00
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