タイトルホルダー(競走馬) 単語

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タイトルホルダー

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  ヒーロー列伝 No.93

 その名は、
タイトルホルダー

 その名を背負う覚悟
  重圧をはねのけた彼らに、
もう怖いものなどない。

_

JRA 「ヒーロー列伝」exitより

タイトルホルダー

タイトルホルダー (英:Titleholder ,香:領銜) とは、2018年生まれの日本競走馬である。

な勝ち

2021年: 菊花賞(GI), 弥生賞ディープインパクト記念(GII)
2022年: 天皇賞(春)(GI), 宝塚記念(GI), 日経賞(GII)
2023年: 日経賞(GII)

曖昧さ回避
タイトルホルダー
Titleholder / 領銜
生年 2018年2月10日
サラブレッド
性・毛色 鹿毛
生産 日本JPN
生産者 岡田スタッド
(北海道新ひだか町)
馬主 山田
調教師 栗田(美)
騎手 横山武史(-2021.10)
横山和生(2021.12-)
名意味 選手権保持者 (、二代ダービーのため)
抹消 2024年1月5日
戦績 19戦7勝[7-3-1-8]
獲得賞 10億6875万1000円
受賞歴
JRA賞
最優秀4歳以上 (2022)
ネット流行語100
第94位 (2022)
競走馬テンプレート

なお、この名は3代である。

また、ばんえい競馬にもかつて同名が存在した(1993年生まれ。マツコトブキ五月宝、タカラコマ鹿毛。通算66戦7勝2着3回。獲得賞358.5万円)。

概要

ドゥラメンテメーヴェMotivatorという血統。
ドゥラメンテキングカメハメハアドマイヤグルーヴを両に持つ良血で、自身も皐月賞ダービークラシック二冠を制した実種牡馬としても大きな期待が掛けられたが2021年に9歳の若さ世している。
メーヴェ英国生まれで日本で競走し中長距離を中心にOPまで出世したちっちゃすぎることメロディーレーンは半(なおタイトルホルダー自身の体は均的なサイズである)。英国産で敗で2005年エプソムダービーを制した名凱旋門賞Treveとしても名高い。

名の意味は「選手権保持者」。理由は、二代ダービーであるため

"タイトルホルダー"への道

0歳: 誕生とオーナーとの出会い

2018年2月10日マツリダゴッホスマートファルコンなどを輩出した新ひだかの名門、岡田牧雄率いる岡田スタッドにてメーヴェの二番子として生まれる。
2018年の当歳セレクトセールに出品され、山田によって2,160万円とドゥラメンテ産駒としてはお安めの価格で落札された(下動画71:00辺り)。

山田オーナー過去、本メーヴェメロディーレーンを持てなかったことに心残りがあり、メーヴェドゥラメンテ産駒が気になっていた。過去ドゥラメンテ一口馬主だったこともあり、それが本を落札するきっかけになったとのことだが、他のドゥラメンテ産駒が5,000万前後の高額で取引される中、このは競合相手が少なく安値での落札に逆に不安になったという。[1]

1歳~2歳春: 熊で鍛えた?才能の片鱗

1歳になると、1区画30町(1町=約1ha)の広大な敷地を誇るえりも分場[2]で1日20時間の放牧に出される。えりも分場はその名の通り襟に近く、強が吹き荒び、鹿といった野生動物も近く出する、幼駒たちには中々に過酷な環境である。鹿で刺されてが怪することも頻繫にあり、2~3割のが挫折する同地で、タイトルホルダー岡田代表から「へっちゃらな顔をしていた。1歳の間放牧で、ケロッとしているはほとんどいない。その時点で普通ではなかった。」と評されるほどの精を発揮し、丈夫な体に育った。一部スポーツ誌ではこの牧場談話を基に、躍動感あるクマ写真を添えた「タイトルホルダー熊で鍛えた」exitという見出しの捏造記事を一面掲載していた。

1歳頃にはノルマンディーファームに移動し致と調教を受け始める。岡田代表の息子壮史氏や牧場スタッフに「坂路で追い切りすると止まることなく坂路の頂上のさらに先まで行ってしまった」と言わしめるほどの強さを発揮する。過去にそこまでの強さを見せたのはスマートファルコンマツリダゴッホだけだった。

2歳3月にはビッグレッドファーム明和にて、ビッグレッドファーム・コスモヴュー・岡田スタッド各々から連れて来た達で行われた6頭立ての追いべに参加し、6番に入線。しかし、勾配のきつい明和の坂路を経験していない達は大きく遅れることが多いのだが、タイトルホルダーはそれほど離されずに入線していた。岡田代表は「はうちのの中では一番」と自信を深め、岡田スタッドのスタッフ達と「この菊花賞を獲るぞ!」と話していたという。[3]

栗田厩舎には2歳のい時期に入厩したが、芯がまだしっかりしておらずゲート試験合格後に一時放牧。初頃に再入厩した。

2歳秋~3歳春: 近くて遠いGI

2歳10月、前向きな気性面を考慮して戸崎圭太上に中山1800mでデビュー逃げ切り勝ち。続く東スポ杯2歳Sメンコを外して挑み、5番人気にとどまるが積極的な競馬ダノンザキッドに次ぐ2着。

メンコを戻したホープフルSでは番手だったが、4コーナーの前のランドオブリバティが逸走しんでしまい踏んりきれず4着に敗戦。2戦続けてダノンザキッドの後を拝する。

放牧を挟み明けて3歳レース間隔を鑑み前年から称された皐月賞トライアルレース弥生賞ディープインパクト記念に出走。戸崎騎手海外遠征後の自隔離期間中だったため、関東の新エース横山武史に乗り替わる。最終追い切り直前に寒暖差が要因と思しき疝痛に見舞われたが、幸いにも軽症で最終追い切りを1日遅らせるだけで済んだ。

レース本番では再び4番人気にとどまったが今度はマイペース逃げを打ち、そのまま押し切って勝利重賞初制覇を挙げ、ダノンザキッドに初めて先着。ドゥラメンテ産駒初の重賞になるとともにクラシックの切符を手にする。この時点で岡田代表は翌年の天皇賞(春)参戦と凱旋門賞挑戦を考えていたという[4]

皐月賞では武史騎手人気エフフォーリアを選択し、田辺裕信スイッチ。8番人気扱いであったが、2番手掛かり気味に行ってしまい々に先頭争いに加わる。直線では先行勢が崩れる中で必死り、エフフォーリアにこそ3身千切られたが後方から追撃してきた各との接戦を制し2着に善戦した。

しかし、日本ダービーでは高速決着についていけずシャフリヤールの6着に敗戦した。

3歳秋: 亡き父に捧ぐ最後の一冠

セントライト記念で始動。皐月賞エフフォーリアが古距離戦線=天皇賞(秋)を切ったため、武史騎手上に戻る。実績から新馬戦以来の1番人気に推されたが前後左右から群に押し込められ前が壁!! 、直線でも進路を失ったまま群ごと後退しブービー13着という大惨敗を喫してしまう。

42年ぶりの阪神競馬場開催となった菊花賞皐月賞エフフォーリアダービーシャフリヤールも不在の混戦模様。オッズも割れ重賞勝ちの実績がありながら前走での惨敗やここ10年の美所属勝ちフィエールマンだけとあって、タイトルホルダーは単勝8.0倍の4番人気に留まる。

23番からスタートしたタイトルホルダー横山武史が気合いをつけて逃げを打ち、1周の直線で4身前後のリードを確保すると序盤の1000mは60フラットという緩みないペースを刻んでいく。向こう正面ではややリードがなくなったかに思えたが、それもそのはず。1000m~2000mの間のラップ一気に緩んで654。序盤のリードを最大限活かして息を入れていたのだ。

4コーナーを回ったところで満を持して武史騎手が追い出すと、タイトルホルダーもこれに応えて一気に後続を突き放す。

しかしまだリードは4身ある!
タイトルホルダー逃げる!逃げる!
さあ2番手オーソクレースステラヴェローチェディヴァインラヴの争い!
しかし
これは一頭桁が違った!タイトルホルダー

                ―――カンテレ 川島壮雄アナウンサー

後続各に差を詰める余のあるはもはやおらず、その後もリードを維持したまま5身差の大楽勝。5身差以上での菊花賞勝利グレード制導入後エピファネイア以来5頭。彼はドゥラメンテ骨折で挑めず、メロディーレーンが果敢に挑んで敗れた舞台で一族の悲願を果たし、名実共にGIの"タイトルホルダー"となったのであった。

なお祖キングカメハメハは、タイトルホルダー勝利日本調教として初めて3頭GⅠサイアー(ドゥラメンテ以外はロードカナロアルーラーシップ)を輩出したことになる。3代ともクラシック制覇したのは史上初であり、また前走二桁順位からの菊花賞制覇も史上初二冠馬産駒が獲得できなかった一冠を勝利するのは1959年コマツヒカリ以来であった。

武史騎手は「このすぎるところが長所であり短所でもあるので、スタッフと一緒に歩んでいけたらと思います」とった。武史騎手エフフォーリア皐月賞に続いてG1・2勝を飾り、横山典弘との子制覇も成し遂げた。栗田調教師にとっては中央GI勝利[5]馬主山田オーナーや生産牧場岡田スタッドにとっても初のクラシック勝利となった。

菊花賞逃げ切り勝ちは23年ぶり。その23年前の菊花賞こそ、典弘ペース全に支配して逃げ切った1998年二冠馬セイウンスカイ。そして、その年の12月に生まれたのが三男の武史である。
23年の時を経て、息子が刻んだラップレース展開も、まさに23年前ののほぼ完璧再現競馬ブラッドスポーツというが、だけでなくジョッキーの血も継がれていくことを示すかのように、息子さながらの巧みな手綱さばきで菊の舞台を支配してみせた。

菊花賞後は当初年内休養を予定していたが、体重増やファン投票で3位となった事を踏まえて11月は放牧で休養を取り、次走は有馬記念へ出走。武史騎手エフフォーリアを選択したため、後任には今後の継続騎乗と、横山が持つ体内時計を信頼し、武史の横山和生白羽の矢が立った。以後、和生騎手タイトルホルダー引退まで騎手として固定される。

ライバルは3歳天皇賞(秋)となったエフフォーリアの他にも、ラストランを迎える現役最強女王クロノジェネシスや4歳からディープボンドアカイイト、逆襲を狙わんとするステラヴェローチェアサマノイタズラといった同期も参戦。年末の大一番にふさわしい面々となった。菊花賞の1週間後にオープンクラス入りを果たしたメロディーレーン投票上位10頭に入り、めでたく姉弟対決が決まった。

12月26日中山競馬場で迎えた本番は戦前から逃げを宣言していたパンサラッサを追う形で進む。4コーナーで捕らえるとそのまま先頭に立つが、有馬としては結構なハイペースからか直線での一伸びが足りず、エフフォーリアらに差されエフフォーリアの5着。しかし、過去勝ちの居ない大外での出走で掲示板に入ったあたり、菊花賞としての実は確かなものだと示したのであった。

4歳春: 菊花賞の再現、そして日本最強へ

日経賞: 目指すは春の盾

になり、天皇賞(春)標に阪神大賞典から始動する予定だったが、有馬記念後に右トモを傷めていたことが発覚。1週間ほど地面に右後脚が着けない程の状態になってしまい、一旦は競馬の予定が白紙に。岡田代表の裏には長期休養や競走馬引退も浮かんだほどの惨状だった[6]。幸いにも回復く、1ヶ月経つと問題なく乗れるようになるまで立て直すことに成功。すごいタイトルホルダー

体調や輸送面などを考慮し、ステップレースは日経賞に変更された。稍重発表ながらが降りしきる中の発走となった当日、タイトルホルダーは実績差もあり1.6倍の断然人気に支持される。

レースでは外11番からすんなりと先手を取りスタート1000m636というマイペースに持ち込む。背後から追いかけられ続けてはいたが人とも至って落ち着いた逃げを展開し、3で後続各が差を詰めにかかっても持ったまま仕掛けどころを待つ。
そして4で並びかけられたところで和生騎手が満を持して追い出しにかかれば、タイトルホルダーも持ち前の二枚を発揮して伸び、突き放せはしないものの先頭を譲らない。最後にはインから迫ってきたボッケリーニをクビ差振り切ってゴールを通過。

これで日経賞は3年連続横山が制覇。[7]4歳初戦を勝利し、春天ヘ向けて順調な滑り出しを決めた。

天皇賞(春): 7馬身差の衝撃

その本番の天皇賞(春)、下評では阪神大賞典を快勝し実質的に5歳大将格となったディープボンドとの二強対決に、ダイヤモンドS勝利した4連勝中の同期テーオーロイヤルが対抗とされていた。メロディーレーンも参戦し再び姉弟対決となった。 しかし有馬記念同様に外(816番)に割り振られたこと(ディープボンドは大外18番)や菊花賞が混戦を断っての逃げ切り勝ちでどうにもハマり過ぎていた感が拭えなかったこと、1番に入ったアイアンローズハナを取りに行くのではないかという予想に加えここまでのGⅠで尽く人気が飛んだことでここも荒れるのでは?という不安感、そして調教の様子があまり良くなかったことで、メンバー一のGⅠ勝利に関わらず、しかもここまで菊花賞がいなかった2018年を除き菊花賞が6連覇しているレースでありながらGⅠ勝利ディープボンドよりも低い2番人気と実績の割にやや軽視された扱いを受ける。しかもオッズは6番人気まで10倍台の人気に留まる混戦模様。去年どっかでこんな見たような…?

もあって稍重の馬場となった当日。ゲートが開いた直後に隣のシルヴァーソニック出オチスタート直後に落する姿をに、ハナに立とうとしたアイアンローズを大外から一気に内に切り込んで抑えると、ハナに立ってグイグ逃げていくタイトルホルダー横山和生

この時の彼は、菊花賞とは正にケタが違った。中盤にリードくなってきた姿から菊花賞のように途中でグッと緩めたと思われたが、実際は稍重の芝の中11~12台のラップを連発しながら一回だけ13台のラップを刻んだのみ。後続は稍重の芝に苦しみ、しかもハイペースで総崩れ。先行勢が競り掛けようにもタイトルホルダーが速すぎて行けば潰れてしまううえ、カラシルヴァーソニックが邪魔で内に入れない。

それでもディープボンドテーオーロイヤルが4から外に持ち出して何とか捕まえに行こうとするも、先頭を取り続けながら菊花賞再現と言わんばかりに上がり3F最速の36.4どんどん差を突き放していく人一組。これではもう後続はどうしようもない。

ディープボンドは3番手! ディープボンドは3番手!
タイトルホルダーが止まらない! 残り200は既に切っている!
菊花賞再現だ!!

タイトルホルダーだ!
タイトルホルダー圧勝!!
ディープボンドは2番手にようやく上がってくる!
テーオーロイヤル3番手!
タイトルホルダー!見事!横山和生!!

                ―――カンテレ 川島壮雄アナウンサー

あまりに強いので川島アナゴール前に「圧勝」と断言してしまう始末(本人も叫んだ後に「ここで言ってどうすんだ」と内心焦っていたらしい)タイムは3:16.2でゴールイン

シルヴァーソニックがカラのままゴールまで通過するアクシデントがあったとはいえ、荒れる気配とは何だったのか。終わってみれば掲示板は1~5番人気が占めていた。
タイトルホルダーは和生騎手横山典弘イングランディーレ以来となる7身差グレード制導入後最大着差タイ逃げ切り勝ち、グレード制導入後初の番16番での勝利を果たした。本来、天皇賞(春)は内側をロスなく走れる内が明確に有利なレースなのは間違いない。しかしそれは京都競馬場での話。阪神競馬場の場合、実はの有利不利があまりいのである。

この勝利2021年クラシック勝ちの3頭は、日本競馬史上初めて三冠を分け合った三頭とも古混合GⅠ制覇を達成する快挙を成し遂げた。
ついでにマーベラスクラウン(グランドフロティラ)以来28年ぶりに、同時出走したきょうだいの中央GⅠ制覇も成し遂げた。

思えば昔から菊花賞は「最も強いが勝つ」と言われるレースであった。にも関わらずタイトルホルダー同期皐月賞エフフォーリアダービーシャフリヤールべ、一歩物足りないと思われていたのである。しかし彼は自らの脚で見ている者の度肝を抜き、見事を掴み取ったのだ。

また、長距離レースにおいて逃げはさほど有利でなく、これまで菊花賞天皇賞(春)逃げ切り勝ちした例は僅か数回ほどしかなかった。だが彼の尽蔵のスタミナから繰り出される走りはそんな酷道を踏破し、史上初めて菊花賞天皇賞(春)双方で逃げ切り勝ちを収めた。[8]
血統面でも、長距離向きではないと言われるミスタープロスペクター系(ミスプロ系)やキングカメハメハ系(キンカメ系)として初めて天皇賞(春)勝利ジンクスを破っている。

そして騎手生活10年に入った和生騎手も、くに頭を現した・武史騎手べられることも多くなりつつあった時、悲願のGI勝利えたのである。武史が天皇賞(秋)エフフォーリアで掴み取ったのと同様に・富雄から続く天皇賞(春)三代制覇の快挙であった。さらに同じでの兄弟GⅠ勝利は史上初。見事一流ジョッキー仲間入りを果たしインタビューでも「初めてGⅠを勝てたこともうれしいけど、タイトルホルダーと勝てたことがなによりうれしい」と喜びに溢れた姿を存分に表現していた。ゴール直後にも「っしゃあ!」という彼の喜びのが中継のマイクに入ったほどである。

馬主山田氏や生産牧場岡田スタッドにとっても今回が初の天皇賞制覇。栗田調教師にとっては養栗田調教師の時代も含めて初の天皇賞(春)出走での勝利となった。

宝塚記念: これほどまでに、強いのか。

次走は同じ阪神宝塚記念に出走。ファン投票では、中間発表から最終結果に至るまで1位キープし続け、最終的に19万1394票を獲得。オグリキャップが30年以上保持していた歴代最多得票の15万2016票をえ、投票でも逃げ切ってみせた[9]

彼にとっては距離短縮となった舞台大阪杯辱に燃えるエフフォーリア海外で勲章を掴んだドバイターフパンサラッサとは有馬記念以来の再戦となった。メロディーレーンとも三度姉弟対決も実現。

引退後の種牡馬生活を考えると中距離GⅠの実績も欲しく[10]、このレースで好成績を納めることができたなら凱旋門賞挑戦も視野に入ってくる、と事前岡田代表により明かされており、4歳種牡馬入り後も見据えた重要なレースとなった。

ファン投票では1位になったにもかかわらず単勝1番人気エフフォーリア(3.3倍)に譲り、タイトルホルダーは単勝4.2倍でまたも2番人気ディープボンド(5.6倍)、長期休養明け2戦デアリングタクト(7.3倍)、大阪杯4着のヒシイグアス(9.5倍)までが単勝オッズ一桁台に密集する混戦模様を呈する。しかも一時は一度負かしたプボよりも低い3番人気だったやっぱりちょっとナメられてない?

とはいえ、こうなった要因がないわけではない。これまで勝ったGIレースは全て長距離であり、中距離では分が悪いと思われていた。さらにパンサラッサなど逃げ・先行が多く、今までの先頭に立って逃げ切るレース展開が困難なことに加えてハナを取って逃げなかった時はまだ一度も勝てていないこと、天皇賞(春)宝塚記念を連勝したが10年以上現れていないジンクス、そして今までエフフォーリアに先着したことが一度もないことが不安要素となっていた[11]

馬場入りで若干チャカついたが上の・典キングオブコージの手助けもあって返し馬では落ち着き、36番から抜群のスタートを決めたタイトルホルダー一気に最内を取りこのまま逃げるかと思われたが、大逃げパンサラッサが外からハナは絶対に譲らないとばかりに躍り出てきたので1コーナーで先頭を譲り、タイトルホルダーは単独2番手で進む。人気どころはディープボンドタイトルホルダーの直後につけ、エフフォーリアデアリングタクトは中団に控える形。

パンサラッサは例によって猛然と逃げスタート1000mのラップタイムはなんと576宝塚記念としては自爆特攻レベルハイラップを刻んでいく。[12]タイトルホルダー・和生ペアはこれをつかず離れずの絶妙な距離を保ち、3コーナーから背後のディープボンドが追い出すのとは対照的になりでパンサラッサに並びかけていく。

和生騎手が4コーナーに差し掛かり満を持して抜くと、パンサラッサに並びかけるように直線に突入。これを一で競り落とすとグングンと脚を伸ばし、マークしてきたディープボンドも差してきた各も置き去りにしていく。

タイトルホルダーが離していく!
ヒシイグアスが二番手から前を追ってくる!
そしてディープボンドだ!
タイトルホルダーが先頭だ!
ヒシイグアスが前に迫ってくる! 前に迫ってくる!
しかし差が詰まらない!

タイトルホルダー三連勝だ!
競馬界のエースだ!
タイトルホルダー!!!!

―――カンテレ 岡安譲アナウンサー

残り1ハロンん中からヒシイグアス群を抜け出してきたが全く差を縮めさせず、余裕を見せつけての2身差で圧勝。3連勝で三つめのGⅠタイトルを獲得したうえ、6着に沈んだエフフォーリアにも初めて先着し現役最強の座を奪取した。菊花賞に次いでが勝てなかったレースを制覇したのも見逃せない。

そしてハイペースを2番手から押し切った結果、勝ち時計2分097アーネストリー2011年記録した2分101を11年ぶりに更新する阪神2200mのコースレコード立したハイペースレース展開の中、仁名物のラストの急坂まで尽蔵のスタミナで押し切って獲得した勝利は、記録にも記憶にも残る強さだったと言えよう。

また、天皇賞(春)宝塚記念を連勝したのは2006年ディープインパクト以来16年ぶり7回。和生騎手天皇賞(春)に続き、・富雄から続く宝塚記念三代制覇を達成した。ちなみに、これまで獲得したGIが全て阪神競馬場開催のため、阪神三冠[13] だとか言われている。
馬主山田氏、生産者の岡田スタッド、栗田調教師にとっても初めての宝塚記念勝利となっている。

思えば、弥生賞を制し皐月賞では先行勢が総崩れとなる中で二番手から2着と善戦している時点で、別に中距離だと勝てないわけではなく、不安視された番手競馬も精面の成長と有馬記念以降前にを走らせての調教を重ねたことによりしていた。今回、並居る強を押しのけての1着を勝ち取ったことで、さらに成長したその実を見る者のに焼き付けたのだ。

レース後、和生騎手は「ゲートをしっかり出して『それでも来るなら来い』というつもりで。ペースが速かったかもしれないけど、リズム良く走れば結果はついてくると思った。がひるまないように、を信じて乗った。リズムを崩さず、他のに苦しくなってもらう競馬をしたかった」とタイトルホルダーへの絶大な信頼をっている。

最高の結果を残せたことで、営はフランスGI凱旋門賞へ直行することを決断。吽の呼吸となった和生騎手とのタッグで、次は世界の頂点を狙う。

4歳秋:苦難の季節

凱旋門賞: されど世界の壁は高く

凱旋門賞に参戦する日本としてはこれまでにない特徴を持つタイトルホルダー。同じ日本からは「世界一武豊ファン」こと松島オーナーが自信を持って送り出すドウデュースや、ステゴの血を引く存在・ステイフーリッシュ、そして天皇賞宝塚記念で対戦したばかりのディープボンドが参戦を表明。2013年オルフェキズナに並ぶ最高の面子ったと話題になった。

一方で欧州の方では凱旋門賞最有されていたDesert Crownが回避を表明。さらに仏ダービーVadeniも回避を表明。Westoverら三歳勢がKGVI&QESで惨敗したこともあり、一部のブックメーカーで1番人気になっていたなんか10年程前にも似たようなことがあったような……

前述の通り「逃げ」という安定感に欠けると思われていた事もあり人ってGIの1番人気は未経験。初のGI1番人気凱旋門賞というとんでもないことになりかけた。しかし、GI5連勝のAlpinistaや、アイリッシュチャンピオンステークス勝ちLuxembourg、昨年の覇者Torquator Tassoなどが参戦。Vadeniも回避を撤回して参戦したため、最終的には4番人気~5番人気に落ち着いた。

タイトルホルダーは厩舎にとって初のGIであり、海外挑戦も当然ながら初。欧州にも太いコネを持つドウデュース海外経験豊富なステイフーリッシュ等の営とべると、不安要素が大きいと言われていた。しかし、輸送が苦手と言われながらも状態を悪くすることなく輸送できたのは、ひとえに営の工夫と努の賜物と言えよう。

迎えた本番、当日のロンシャン競馬場は重馬場に加え、が降りしきる昨年以上に厳しい状況での開催となった。タイトルホルダースタートから先頭に立ってレースを進めたものの、最後の直線で見せ場なく後ろに沈んでいき11着。持ち前のスタミナでも欧州の重馬場は厳しかったらしい。
日本4頭の中では、タイトルホルダーの11着が最先着という大惨敗だったのに対し、勝ったAlpinistaは持ったままの快勝。翌年の日経賞でのレースを見るに、そもそも日本欧州競馬はまるで違う世界であることをめて日本競馬ファンに知らしめたレース内容であった。ついでに、タイトルホルダーの状態を優先して隊列を無視した「先出し」を行った和生騎手が現地ルール違反となり、フランスギャロから5日間の騎乗停止処分を出される苦い一幕もあった。

有馬記念: ファン投票一位選出も…

後、グランプリ制覇を有馬記念へ出走。ファン投票では第一回中間結果exitから1位を譲らず、昨年のエフフォーリア更新した記録を更に10万票上回る36万8304票を獲得した。
故障からの復活エフフォーリア、驚異の末脚で秋の天皇賞を制したイクイノックス、史上初の制覇を狙うジェラルディーナ、芝転向後一気にジャパンカップ戴冠を果たしたヴェラアズールなど、今年も去年と変わらず、の頂上決戦にふさわしい面々がった。

レースではいつも通り逃げを打ったように見えたが、凱旋門賞での疲労のか、宝塚のようなハイペースに持って行けないまま最後の直線を迎え、その後全く伸びず後続に次々とかわされ、イクイノックスの9着に敗れた。

の実績により最優秀4歳以上には選出されたが、年度代表馬有馬記念を含むG1を二勝したイクイノックスが選出された。この敗戦を受けて再度予定されていた海外遠征プラン白紙に戻ることになった。

5歳春:復活と挫折

2023年はは天皇賞(春)の連覇を標に、始動戦は大阪杯日経賞の両睨みだったが、レース間隔等を考え日経賞に決定。また、ドゥラメンテの後継種牡馬が不在であることから、今年もしくは来年をもって引退種牡馬入りというプランも検討され始めていた。

日経賞: 59kgを背負って、中山でも8馬身差圧勝!

このレースには前年の菊花賞アスクビクターモアも出走し、日経賞としては初exitG1を除くと2012年阪神大賞典のオルフェーヴル対オウケンブルースリ以来11年ぶりの新旧菊花賞馬対決exitとなった。
22番を引いたが、凱旋門賞11着と有馬記念9着の成績、出走中最重量斤量の59kg、前走番手からの逃げ潰しでコースレコードを出したアスクビクターモアに分があると見られたこと、過去10年以内に前年9月以降にJRAのGⅡ以上で掲示板内に入れなかった馬は勝っていなかったこともありexit、1番人気アスクビクターモアに譲り2番人気となった。

が降り不良馬場で行われたレースでは、出遅れたアスクビクターモアにいつも通りハナに立ち、ディアスティマに競られながらも、最後の直線でムチ一発入ると、どんどん後続との差が開いていく。

2番タイトルホルダーリードを2身、3身!

外から追い込んでくるのは6番ボッケリーニ!
3番手争いは内から5番のディアスティ折り返しを図る!
更には12番のヒートオンビート
外から追い込んでくる4番のライラック2番手争いに加わる!

突き放す!後続が!離れていく!
これだ!これが!タイトルホルダーだ!
圧勝のゴールイン

―――ラジオNIKKEI 山本直アナウンサー

ほぼ何もしない状態で最後は軽く流して「59kg何するものぞ」と上がり3F最速の36.8を出し、2着ボッケリーニに8身差の圧勝。これで1986年以降、JRAのGⅡ以上で2回以上、後続に1秒以上の差で勝利する、ナリタブライアン以来exit記録を打ち立て、めてその実を示す形になった。
番2番での優勝ダンケンジ以来44年ぶり日経賞を連覇したは、日本経済賞時代、奇しくも同じ逃げの戦法で活躍した「い逃亡者」ホワイトフォンテン以来47年ぶりの快挙となり、現名称になって以降及びグレード制導入後では初の連覇を果たしたとなった。ついでに横山子4連覇でもある。レース後、和生騎手タイトルホルダーに駆け寄り「いやー泣きそうだよ」と話すなど嬉しい復活劇となったexit

天皇賞(春): 初めての1番人気。しかし。

最高のスタートを切ったタイトルホルダーは、天皇賞(春)で遂にG1での1番人気を獲得。しかも単勝1.7倍という圧倒的な支持を得た。

レースではアフリカンゴールドハナし、タイトルホルダーは2番手につけた。最初の1000mを597と流れる展開であったが、アフリカンゴールドは失速(のち競走中止)し、ハナを奪う。だが、3コーナーに差し掛かる前に失速し、そのままずるずると下がっていってしまう。スタンドから悲鳴が上がる――!

タイトルホルダーは4コーナーで競走中止。ジャスティンパレスが2着のディープボンドに2身半差つけて勝利した一方、アフリカンゴールドは心房細動、タイトルホルダーは右前肢跛行。さらに大差しんがり負けしたトーセカンビーナは左前浅屈腱不全断裂を発症し、ヒュミドールもレース数日後に左前脚に軽い骨折が発覚。京都競馬場修後の初G1は、4頭が故障する過酷な結末で幕を下ろした。

その後、精密検の結果、異常はなく、普段より右半身の筋肉痛が強く出ているexitとのことで、しっかり休むことに。具体的には、は全休となった。

5歳秋:不屈の勇将

オールカマー: 復帰初戦

というわけで全休して次戦はオールカマー天皇賞(秋)のステップレースであり、強いが集うこのレースだが、日経賞での圧勝が評価され、単勝2.5倍の1番人気に支持される。

スタートがきっちり決まり、いつも通り先頭を走る彼だが、ノースブリッジガイアフォースがしっかりプレッシャーをかけてきていた。更に3コーナーではめに仕掛けたハヤヤッコが迫ってくる。彼らはきっちり振り切り、ゼッフィーロマリアエレーナの追撃もいだものの、最後は後ろから来たローシャムパークに差し切られ、なんとか2着を確保した形となった。

ジャパンカップ: 実力馬の意地

復帰後の初GIジャパンカップに。この時点で岡田代表から「ジャパンカップを勝てばそれで引退。そうでなくても有馬記念まで」と見通しが出たexit

秋天で驚異的なレコード叩き出した当年世界最強イクイノックスダービードウデュース、昨年の宝塚以来の対戦となるパンサラッサに加え、牝馬二冠スターズオンアース牝馬三冠達成したリバティアイランドとのドゥラメンテ産駒3世代の初対決にも注が集まった。リバティアイランドイクイノックスが最内になる中、菊花賞と同じ23番で出走。4番人気に推される。

パンサラッサ大逃げを決める中、五分のスタートからパンサラッサから離れた番手で追走する。ハナパンサラッサが57.6とハイペースで飛ばすが、タイトルホルダーは60辺りのミドルペースレースを進める。最終直線では速い上がりのイクイノックスリバティアイランドたちに抜かされるも、前残りのレース展開を生かしてGIでは宝塚以来となる掲示板入りの5着確保。GI3勝の意地を見せた。

レース後、栗田調教師も正式に引退予定を発表。次走・有馬記念ラストランになった。

有馬記念: その名は、タイトルホルダー

世界最強イクイノックス引退リバティアイランドも休養に入ったため人気投票上位2頭は不在。それでもJC3着のスターズオンアースと4着のドウデュース天皇賞(秋)2着以来のジャスティンパレス凱旋門賞4着のスルーセブンシーズ、そして3歳勢からは皐月賞ソールオリエンスダービータスティエーラが出走を表明。更に香港ヴァーズを出走取消となったシャフリヤールも急遽参戦し、日本ダービー以来の対戦が実現した。このメンバーの中で、の想いを受け継ぎ、数々の記録を塗り替えてきた稀代の逃げは、ラストレースをどう飾るのか。

イクイノックスが去り実較が難しくなったことに加え、人気を集めるとみられたスターズオンアーススルーセブンシーズって不利な8に入ったことで、単勝オッズ10倍圏内に7頭がひしめく混戦模様。タイトルホルダーは6番人気にとどまったがそれでも単勝8.3倍だった。
レース本番。24番からゲートはそこそこに出て、和生騎手は押してハナ。積極策を示唆していたアイアンローズも控えたためきっちり先手を取ることに成功する。和生騎手リードを広げつつ緩みのないペースを刻み、1000m604と絶好のラップで通過。3,4身のリードを保ったまま直線を向く。

16頭ぎゅっと固まる!
いや、15頭だ、1頭は前を走っている!

タイトルホルダー、後続に、まだまだリードがある!

―――フジテレビ 達也アナウンサー

直線も尽きることなくったが、残り100mを切ったところでって襲いかかってきたスターズオンアースドウデュースの末脚に抗しきれず、ゴールを前に差し切られてしまった。それでも最後まで脚を鈍らせることなく走りきり、1番人気ジャスティンパレスの追撃をアタマ差封じての3着にり込み、王者の意地は見せた。

当日の開催終了後、中山競馬場にて引退式が行われた。式には和生・武史兄弟も出席。田辺騎手も少し離れた所からいい笑顔で観ていた。ファンと関係者の温かい言葉を受け、タイトルホルダーはターフに別れを告げたのだった。

3年数かのちには、子供たちが、このターフを走ります。
きっと、和生ジョッキーも、武史ジョッキーも、
子供たちに、乗ってくれると思います。
(小兄弟に)乗るよね? フフフ… 乗ります。

(中略)

そして!いつまでも、いつまでも、この名前、忘れないでください!
その名は!タイトル・ホルダー!
長い間応援、ありがとうございました!

―――馬主山田 タイトルホルダー引退式にて

走法・性格

タイトルホルダーの魅の一つとして、歴代の逃げが見せたレース再現するところが挙げられるだろう。

菊花賞の走りがセイウンスカイ再現となったのは前述の通り。上が子なのに加え、上がり3Fのタイムハイスローハイで作り出したペースまでほとんど同じとなっている。ラップタイム較するとより分かりやすい。 

ラップタイム
1000m 2000m 3000m
セイウンスカイ
上: 横山典弘
59.6 123.9 183.2
タイトルホルダー
上: 横山武史
60.0 125.4 184.6

天皇賞(春)では稍重の馬場の中、最初から最後まで11~12ラップを刻み続けるというさらに進化した走りを披露した。横山の正確な体内時計の為せる技と言えるが、かつて12台のラップを刻み続けてダービー勝利した「精密機械」ことミホノブルボンの走りを想起させる。

12.7 - 11.9 - 11.9 - 12.0 - 12.0 - 11.9 - 12.2 - 12.8 - 13.3 - 12.9 - 12.3 - 12.0 - 11.9 - 11.5 - 11.7 - 13.2

宝塚記念ではパンサラッサが作り出したハイペースを番手で追走しつつ、最後は得意の消耗戦に持ち込んで他を突き放すという自身にとって理想的な競馬勝利

最後の直線でもうひと伸びして他を踏ませない走りはメジロマックイーンに近いと言われたり、ハイペースで他をすり潰しつつ、自分は尽蔵のスタミナ逃げ切るその姿はメジロパーマーキタサンブラックに近いと言われたりもしている。ドゥラメンテからキタサンみたいなが生まれるとはこれいかに。

おまけにテンが速く、大外でも較的容易にハナを取ることができる。そのため、他が本気で潰そうとすると玉砕覚悟で突っ込まなければならない。まさに逃げとしては理想的なを持っている。

武史騎手タイトルホルダーの性格について良くも悪くも「すぎる」と評している。実際レースでは手を抜いたりソラを使ったりせずに走ってくれるのだが、前進気勢が強いために前にがいると抜こうとして掛かってしまうがあった。そのため番手での競馬は苦手とし、2022年宝塚記念までは先頭で逃げレースでしか勝てていなかった。

しかし、デビュー以来から前にを走らせて慢をさせる調教を重ねてきたことで、番手での競馬もできるようになったという。2022年宝塚記念における先行策は、まさにその結実であったといえる。

23年春天の故障について

故障の兆にいちく気付いたのは、カンテレでの競馬中継で解説担当していた元騎手安藤勝己であった。番組内でexit和生騎手exitがタイトルホルダーを入念にほぐしていた事を指摘し、実際に跛行を発症した際も無理をさせず抑えた事に関しても、鞍上の好判断であると評価すると共に、脚部不安を抱えての出走であったのではとSNS上で指摘しているexit
同じくパドックリポートを担当していた元騎手細江純子「肩回りの硬さがちょっとあったように思うんですが、(去年の)有馬の時よりずっといい」と述べてexitいた。

このような発言から、脚部不安の中で出走させたのではないかと上や営を批判するもある。一方、東スポ解説員の元騎手田原成貴安藤氏の摘に対して、(去年の)有馬の方が返し馬が硬かったとし、出走前検査をパスした上で、危険な状態であれば騎手やスターター、周りの獣医師も出走させないはずであり、悪い状態でスタート直後に強く手綱を動かすことはしないだろうと指摘。誰の原因でもなく、競走中止になったからこその結果論であると発言しているexit

余談

血統表

ドゥラメンテ
2012 鹿毛
キングカメハメハ
2001 鹿毛
Kingmambo Mr. Prospector
Miesque
*マンファ *ラストタイクー
Pilot Bird
アドマイヤグルーヴ
2000 鹿毛
*サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
エアグルーヴ *トニービン
ダイナカール
*メーヴェ
2008 黒鹿毛
FNo.9-c
Motivator
2002 鹿毛
Montjeu Sadler's Wells
Floripedes
Out West Gone West
Chellingoua
Top Table
1989 鹿毛
Shirley Heights Mill Reef
Hardiemma
Lora's Guest Be My Guest
Lora

クロス:Mr. Prospector 4×5(9.38%)、Northern Dancer5×5(6.25%)

の記事でもられているが、Sadler's Wells系(その中でも特にスタミナ色の濃いMontjeu系)、Mill Reef系、高祖母牝系子孫にいずれも2010年代欧州10~12F路線で活躍したCracksmanGolden Hornがいるという非常に重厚なの血統が彼のスタミナを裏付けていると考えられる。

9代は「Flying Filly」ことMumtaz Mahal

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関連項目

タイトルホルダーの記録に関連する競走馬

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  • セイウンスカイハイスローハイの変則逃げ菊花賞制覇)
  • コマツヒカリ二冠馬が獲れなかった一冠を制覇)
  • イングランディーレ春天で七身差の逃げ切り勝ち)
  • マーベラスクラウン(中央GⅠ兄弟と同時出走して勝利
  • ダイナナホウシユウ菊花賞3200m時代の秋天逃げ切り勝ち)
  • オグリキャップ(前宝塚記念ファン投票記録保持
  • アーネストリー宝塚記念の前レコードホルダー)
  • ディープインパクト菊花賞天皇賞(春)宝塚記念の順にGI勝利
  • エフフォーリア(前有馬記念ファン投票記録保持
  • ナリタブライアンJRAGⅡ以上で二度の1差以上勝利
  • ダンケンジ日経賞番2番で勝利
  • ホワイトフォンテン日本経済賞(日経賞の前身)で初の連覇)
  • 脚注

    1. *【第2回】タイトルホルダーとの出会い | 山田弘オーナーインタビュー|キャプテン渡辺のウィナーズサークル | 一般社団法人中山馬主協会exit
    2. *小っちゃすぎること半メロディーレーン三冠デアリングタクトも同牧場出身
    3. *netkeiba 今週のface "「この馬で菊花賞を獲るぞ!」 幼駒時から素質の片鱗がうかがえたタイトルホルダー"exit
    4. *その為か本来クラシックに出る予定はなく弥生賞勝利想定外であったという。同じく日本ダービーにも出る予定はかった。
    5. *JpnIを含めた場合アルクトスが20年にマイルチャンピオンシップ南部杯を制しているため。
    6. *【宝塚記念2022】タイトルホルダー&デアリングタクト出走の岡田牧雄代表が唸った!直前独占インタビュー!【競馬 予想】 - やーしゅん馬体予想 YouTubeよりexit
    7. *2020年横山典弘ミッキースワローで、翌年には横山武史ウインマリリン優勝している。
    8. *距離時代の天皇賞(秋)も入れれば1955年菊花賞3200m時代の天皇賞(秋)逃げ切り勝ちしたダイナナホウシユウがいる。
    9. *オグリキャップの時とは異なりインターネット投票が始まったことが記録更新に繋がったとされる。当時のオグリブームの凄まじさがわかる一幕とも。
    10. *距離GⅠのみの勝ちだと種牡馬としては人気を集めにくい傾向がある。王道GI2000~2400mのレースが多く、長距離をこなせるスタミナよりスピードめられることが多いのも一因。
    11. *岡田氏は中距離では未だにエフフォーリアの方が強いと見ていた。
    12. *あのサイレンススズカさえ宝塚記念では586である。
    13. *阪神競馬場で開催される菊花賞天皇賞(春)宝塚記念を連勝して得られる称号。本来、菊花賞天皇賞(春)京都競馬場開催のため、京都競馬場工事中の時期しか獲得できないとてもレア称号である。ちなみにビワハヤヒデ菊花賞京都だったが、阪神天皇賞(春)宝塚記念を勝ち阪神二冠を達成している。
    14. *重賞制覇レポート『タイトルホルダー』岡田スタッド 編(宝塚記念) Pacallaより引用exit
    15. *優駿 2022年8月P24より
    16. *タイトルホルダーは重の鬼 ぬかるんだ馬場でもブレずに走る/ダービー  日刊スポーツ 2021年5月28日 よりexit
    17. *ジャスタウェイは回収率4964.1% セレクトセール歴代の活躍馬に迫る - SPAIA競馬 よりexit
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