『ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス』とは、
1995年4月22日に公開されたルパン三世劇場用作品第5弾である。(厳密には4作目である)
『ルパン三世 バビロンの黄金伝説』以来10年ぶりに劇場用に製作された一作である。
(予告編でもそう銘打たれているが、OVAとして製作され一部地域のみ劇場公開もされた『ルパン三世 風魔一族の陰謀』から数えれば8年ぶりである。)
物語は「ノストラダムスの預言」に沿ってカルト教団がテロリズムを起こすという内容になっており、現実でもオウム真理教のテロ攻撃が同時に進行している。しかし一連の事件は製作途中まで解明されておらず、本作はオウム真理教の事件に便乗して作られたわけではない。
この映画の製作中に亡くなった山田康雄の代役としてものまねタレントの栗田貫一がルパン三世を演じたり、本作のヒロインであるジュリアを当時子役だった女優の安達祐実が演じたりと、キャスティングにも当時の話題を呼んだ。
本作公開時のポスターには山田康雄の名が連なれており、予告編のナレーションでも山田が担当しており、本編のアフレコをする日程も決まっていた事から収録の準備は万端であった。ところがその直前の1995年2月17日に山田が脳出血で倒れてしまい、意識不明のまま翌月3月19日に逝去。これに伴いルパン役は山田と親交があり、当時ルパンのものまねをやっていた栗田貫一が急遽代役という形で抜擢された。
山田が倒れたとスタッフから聞いた栗田はルパンの代役を受諾、この作品で初のアフレコに挑戦することになったが、自身が役者の素人である故に何度もダメだしを食らった事からルパンという名の大役を引き受けられてものすごいプレッシャーを感じたと振り返っていた。
しかし本編収録後に行われた打ち上げの際、銭形役の納谷悟朗は「これはお前の作品だからな」と言い、他の声優陣も「俺たちはお前の後についてゆく」と栗田を励ましていた。
本編のエンディングでスタッフロールが流れた後、本作のルパン役を志半ばにして亡くなった山田に贈る言葉として、この追悼メッセージが表示された。
| 前作 | 次作 |
|---|---|
| ルパン三世 バビロンの黄金伝説 | ルパン三世 DEAD OR ALIVE |
掲示板
14 ななしのよっしん
2024/11/01(金) 18:57:38 ID: 4gmNeWxNoW
ヒロインが幼女だからルパンが別ベクトルで振り回されてるのが面白かった
15 ななしのよっしん
2025/06/01(日) 14:44:32 ID: wTgbaLBAQX
>>6
カリオストロ伯爵の元ネタのアレッサンドロ・ディ・カリオストロは詐欺師だったけど ノストラダムスは本当に何もしてないもんな 大予言は残された資料から作られた創作本をマスコミが騒ぎ立てて さもノストラダムスが予言したと嘘八百並び立てて視聴率稼ぎに利用しただけ
16 ななしのよっしん
2025/06/10(火) 15:57:46 ID: yXdxdELgvj
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最終更新:2025/12/14(日) 00:00
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