人生の悲哀を感じますね 単語

3件

ジンセイノヒアイヲカンジマスネ

1.6千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

人生の悲哀を感じますねとは、猿渡哲也漫画高校鉄拳伝タフ』内に登場する台詞である。第287話「宴ので」の中で、登場人物・朝昇により発せられる。

概要

YJホテルでは格闘技大会TDKの選手・関係者パーティーが開かれていた。

緊急で試合が組まれる可性を考えあまり料理に手を付けていない他の選手を見て、自分もこれ以上食べない方がいいかもしれないと考えるキー坊の横では、すでに敗退した藤田剛三が「料理を持って帰ってもいいじゃない! これだけあるんだからァ」と言ってホテルスタッフを困らせていた。

藤田笹川エンゾウボコボコにされ入院中のはず……訝しんだキー坊をかけると、「病院を抜けだして来たんだよ」「こんな一流ホテルに泊まれて料理が食べられるなんてめったにないからね! カカカカカッ」「200憶円のは消えちゃったけどせめて人のマルガリータ料理だけでもお土産にしようと思ってね」とのこと。

利き腕を骨折しているため不慣れな左手しか使えない藤田の代わりに料理に詰めながら家族のことを尋ねると、「リストラされてからは冷たいんだよね」「母ちゃんはメシも作ってくれないし息子は反抗期だし…」「にいても私のいる場所なんてないんだよね」と、寂しそうにす。

料理を詰めてくれたことに礼を言い、キー坊の健闘を祈って藤田は会場を去る。

その寂しそうな背中を見た朝昇「人生の悲哀を感じますね」とポツリとく。

その後、料理が詰められたを持って「いいお土産ができたぞっ 喜んでくれるかなァ」と、嬉しそうに廊下を歩く藤田だったが、いきなり現れた大男に顔面を殴られ泣き叫ぶ。

悲鳴を聞きつけたキー坊たちが駆けつけるも、大男はなおも藤田暴力を振るう。

その男が藤田の実の息子・尚矢だと知り驚愕するキー坊は、藤田を守るため二人の間に入ろうとするも、周りから試合を控えてる身で喧嘩に割り込む必要はないと抑えられてしまう。

しかし、オトンの「熹一…お前はそれでええんか?」「お前は何のために流を習得してきた」という、言の圧を受けたキー坊は「をいたぶってなにがおもろいねん もうやめとけや」と、喧嘩の仲裁に入る。

ハイキックを揺らして沈静化させようとするもキャッチされ足一本背負い投げを喰らい頭から廊下に叩きつけられるキー坊だったが、すぐさま三角絞めに移行し尚矢の化に成功。

説教を始めようとするキー坊に対し、尚矢は「てめぇに何がわかるっ こ…コイツ最低クソ親父なんだっ」と叫び、を強襲した理由を話す。

聞くところによると、藤田マルガリータという、フィリピンパブで出会ったフィリピン人に入れあげ、仕事もそっちのけでを貢ぎ、不気で会社の柔道部が止されクビになり無職になってからもサラからを借りまくって大な借を作った結果、尚矢は大学を辞めざるをえなくなり、藤田の妻は心労がたたり入院生活を余儀なくされるなど、家族は滅になってしまったのだという。

思えば藤田はエンゾウとの試合時にも、どうしても優勝の200億円が欲しい理由として「今の女房と離婚して愛人の故郷・フィリピンにある楽園王様のような生活をするため」とゲスい発言をしていた……[1]

だが、何より尚矢が一番許せないのは息子である自分に対してもおびえて媚びへつらう情けないの姿だった。

それを聞いたキー坊三角絞めを解く。尚矢が藤田ボコボコにしたのは親父に強くなってもらいたいからだと察したからだ。尚矢もキー坊同様、に憧れを抱いていたのである。

「ゆ…許してくれ…尚矢…私は弱い父親だった」と謝罪する藤田に、尚矢は「お袋が待ってる…帰るぞっ親父!!」と、帰宅を促す。

関連動画

関連項目

脚注

  1. *その結果、エンゾウに腕ひしぎ逆十字で右腕を折られ、パウンドで楽園に行かされたのだが……
この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/05/22(水) 17:00

ほめられた記事

最終更新:2024/05/22(水) 17:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP