六花の勇者とは (ロッカノユウシャとは) [単語記事]

『六花の勇者』とは、山形石雄によるライトノベルである。イラストは宮城。

2016年 3月現在、7巻(本編6巻+外伝1巻)まで発売されており、以下続刊。レーベルは4巻までは集英社の「スーパーダッシュ文庫」から発刊されていたが、同レーベル自体が休止したため5巻からは同社の後継レーベル「ダッシュエックス文庫」から発刊されている。

壮大な世界観を持つミステリ風王道ファンタジーであり、「このライトノベルがすごい！2013」ではベスト5入りをした。

2015年 7月から9月までテレビアニメが放送された。
原作一巻を1クール全12話でじっくりテレビアニメ化された。

公式二巻あらすじが一巻ネタバレとなっているので物語を最大限楽しみたい方は要注意！

概要

一巻概要

世界を滅ぼす『魔神』が復活しようとしていた。その魔神を復活する前に再び封じるために運命の神は「六花の勇者」を選び、六人に「六花の紋章」と世界を救う力を授けた。

「六花の紋章」を授かり「六花の勇者」に選ばれた地上最強を自称する男、アドレット・マイアは他の勇者達と合流するため結束の地へと集まった。しかしそこに集まった勇者達は七人いた―――
そのとき結界が発動、七人は森の中へと閉じ込められてしまう。お互い疑心暗鬼にかかる七人達、“偽物の勇者”、つまり「七人目」の疑いがかかったのはアドレットだった。アドレットは本来仲間であるはずの勇者達からの攻撃を避け、誤解を解くためにも頭脳と知恵を駆使し「七人目」を見つけ出すことにした。

二巻以下概要（ネタバレのため白字:過度なネタバレはしていません）

仲間達からの嫌疑を解き、そして見事「七人目」を見つけ出したアドレット。「七人目」は立ち去ったが再び一人の勇者が現れ、再び「六花の勇者」は七人となってしまう。
しかし魔神復活のタイムリミットが迫っており、勇者達は再び疑心暗鬼の中、魔神のいる地へ進む。

登場人物

（一応ネタバレ防止のため一巻の登場人物しか載せていません。）

六花の勇者(候補)

アドレット・マイア　CV：斉藤壮馬

「地上最強の男」を自称する少年で物語の主人公。大量の秘密武器を所持しており、それを駆使して戦う

フレミー・スピッドロウ　CV：悠木碧

〈火薬〉の神の力を持つ聖者。とある理由により他者を寄り付けず、冷酷。結束の地へと向かう途中、アドレットと合流する。

ナッシェタニア・ルーイ・ピエナ・アウグストラ　CV：日笠陽子

〈刃〉の神の力を持つ聖者。大国ピエナの王女である自由奔放な少女。闘技場にてアドレットと共に六花の勇者に選ばれ、行動を共にする。

ハンス・ハンプティ　CV：鈴村健一

六花の勇者の中でもトップクラスの力を持つ男で剣士かつ暗殺者。猫の動きから取得したという独特な動きの剣術を使う。そのためか口調も猫。

チャモ・ロッソ　CV：加隈亜衣

〈沼〉の神の力を持つ聖者。当初最強の戦士といわれ実力もトップクラスだが14歳で最年少、そのため性格も傲慢でわがままな少女。体内に凶魔を飼っており、それを吐き出し従魔として戦わせる。

モーラ・チェスター　CV：佐藤利奈

〈山〉の神の力を持つ聖者。聖者達の長を務める真面目で知的な女性。経験実力ともに持っており、知名度も高い。千里眼や山の精気による傷の治療、やまびこにより声を遠方に伝えるなどの能力を持つ。

ゴルドフ・アウオーラ　CV：内山昂輝

ある理由によりナッシェタニアに忠義を尽くすピエナ王国軍黒角騎士団の騎士。16歳という若さには合わない実力を持つ槍の使い手。

アニメ

2015年 7月から9月まで放送された。全12話。

放送局＆ネット配信

放送局	放送開始日	放送時間	備考
MBS	2015年 7月4日	土曜 26:58～
TOKYO-MX	2015年 7月8日	水曜 23:30～
AT-X	2015年 7月5日	日曜 17:00～	リピート放送あり
BS11	2015年 7月11日	土曜 23:00～
サイト	配信開始日	配信時間
GYAO！/GYAO ストア	2015年 7月9日	木曜 0：00
ニコニコ生放送		木曜 0：00～
ニコニコチャンネル		木曜 0：30
バンダイチャンネル	2015年 7月10日	金曜 0：00
ｄアニメストア	2015年 7月10日	金曜 12：00
アニメ放題	2015年 7月11日	土曜 12：00
U-NEXT	2015年 7月11日	土曜 12：00
アニメパス	2015年 7月14日	火曜 12：00

各話リスト

話数	サブタイトル	動画
第一話	地上最強の男
第二話	初めての旅
第三話	六花殺しの少女
第四話	勇者集結
第五話	七人目の勇者
第六話	罠と潰走
第七話	二人の理由
第八話	凡人と天才
第九話	疑惑の蕾
第十話	絶体絶命
第十一話	反攻
第十二話	解明の時