千束とは (センゾクマタハチサトナドとは) [単語記事]

千束とは、主に地名・人名で使われる語である。

概要

地名や人名でみられ「せんぞく」「ちさと」「ちづか」等と読む。

ちなみに「1000束」の意味で「せんたば」とも読めるが、固有名詞と比べると用例は少なめ。

東京では2か所に地名として見られ、台東区千束と、北千束駅がある大田区北千束/南千束がある。地名の由来はどちらも「1000束分の稲」または「千僧供養（約1000名の僧を集めて行う法要）」とされる。ちなみに大田区北千束の北隣に目黒区洗足があり、こちらも「せんぞく」と読む。

以下のように、これ以外の地域でも「千束」という地名が見られる。

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ニコニコ大百科に記事があるものとしては、アニメ『リコリス・リコイル』の登場人物「錦木千束」が挙げられる。「千束」の読みは「ちさと」。

他に漫画版の『トライナイツ』を描いた漫画家の衿沢千束がいる。読みは「ちづか」。

苗字としても少ないながら存在するようで、全国に100名ほどいるらしい。江戸時代の島原の乱では「千束善右衛門」という人物が参加している。