圏
単語
5件
ケン
曖昧さ回避
圏(けん)とは、
漢字として
- 意味
- 「囲い」「囲いにより(丸く)限定された空間」が本義だが、近世に入り外来語の訳語として使われるにつれ、現在では専ら「ある主体を中心として、その力の及ぶ範囲」を指す(当項目冒頭参照)。
- 〔説文解字・巻六〕には「畜を養うの閑(さく≒柵)なり」とある。〔集韻〕には牛の鼻輪も表し、桊(同音同意)などとも書いたとある。
- 字形
- 囗を意符、巻を声符とする形声。
- 音訓
- 音読みはケン(漢音)、コン・ゴン(呉音。表外)、訓読みは、かこ-い(≒囲。表外)。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、中学校で習う教育漢字である。JIS X 0208第一水準。
- 声符
- 特に無し。
- 語彙
- 当項目冒頭の曖昧さ回避を参照。
異体字
- 圈は、正体字。
- 𡈕は、〔玉篇〕〔集韻〕にある異体字で、邑名に使われた字。〔説文解字〕は圈の本字としているが、清代の〔説文解字注〕はこの説を疑問視し後人の作としている。
- 𣙢は、詳細不明。
関連項目
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最終更新:2024/11/08(金) 06:00
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