強力な電気か 生まれた時から浴びてたぜ 家庭の事情でねとは、漫画『HUNTER×HUNTER』のセリフである。単行本13巻に収録されている№125「9月10日②」で登場する。
代々暗殺を生業とする殺し屋一家に生まれたがゆえに特殊な生い立ちを持つ、ゾルディック家の三男で主要人物の一人、キルア=ゾルディックの発言。
キルアからしてみれば聞かれた質問にただ素直に答えたにすぎないのだが、絶妙な厨ニ臭さから各所でネタにされており、例によって地獄のミサワにパロディ画像も描かれている。
「家庭の事情でね」の部分が使いやすく、SNSで目にする機会も少なくない。
この言葉の少し前、天空闘技場で対戦したリールベルトに高圧電流を流された際、「電流は効かない。拷問の訓練は一通り受けたから。でも痛いってことに変わりはないんだよね。」と言っており、これが彼が念能力に電気を採用することの伏線となっている。
ゲームの中に入ってプレイする幻のゲームソフト『グリードアイランド』。
主人公ゴン=フリークスは、父親でなおかつこのゲームの作者であるジン=フリークスの手掛かりを得るため、『グリードアイランド』をクリアしようと、ゲームをコレクションしている大富豪バッテラのもとへキルアと出向き、ゲームをクリアしてみせるから自分たちにプレイさせろと懇願するが、彼に雇われている有名ハンターのツェズゲラから、「今プレイしてもゲーム内で逃げ回ったあげく死ぬだけ」と門前払いを喰らい、同時にもうすぐプレイヤーの審査を行うため、力を付けてからそれに参加すればいいというアドバイスも授かる。
二人は限られた時間の中で絶対に受かるために、今まで“纏”と“練”という、基本の繰り返しだった念能力の次の段階である“発[1]”を会得しようとする。
キルアは、自分の系統にあっていて応用が利く能力として電気を選択し、スタンガンを自分の体に当て、悩むゴンを尻目に修行に励む。
そして、迎えたプレイヤー選考会。
キルアは、審査員のツェズゲラの前で自身の“発”を披露し、無事これをクリア。
キルアの“発”の練度が4日で身に着けたものだとは到底思えないツェズゲラは、「理論上は…… 確かに可能 …が、一朝一夕で身に付くことじゃない……!!」「拷問に近い強力な電気を浴びる修行だけでも数年は要るだろう」「これだけの電気を練って発するとは……お前は一体…」と驚愕するが、そんな彼に対し、キルア 「強力な電気か」「生まれた時から浴びてたぜ」 「家庭の事情でね」と、決め顔で爽やかに言い放つ。
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最終更新:2025/12/07(日) 02:00
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