水無灯里とは (ミズナシアカリとは) [単語記事]

水無灯里とは、漫画「AQUA」「ARIA」の主人公である。アニメの声優は葉月絵理乃、コミックブレイド版ドラマCDの声優は水橋かおり。

所属	ARIAカンパニー
階級	ペア →シングル →プリマ
通り名	アクアマリン遥かなる蒼
身長	155 cm
年齢	15才
血液型	A
誕生日	1月30日

概要

マンホーム（地球）出身で2301年、15歳のときウンディーネに憧れてAQUAにやってきた。ARIAカンパニーに下宿し修行している。

ピンク髪で、全体的にショートカットだがサイドの髪だけが長い不思議な髪型をしており、普段はそれを髪留めでまとめている

オープンで社交的な性格で、人・猫・精霊問わず誰とでもすぐ仲良くなる。
ネオ・ヴェネツィアの守り神と言われる猫妖精（ケット・シー）が唯一面会を許したほど（アニメではカーニヴァルの夜にアイも灯里と一緒に会っている）。また異様に感性が豊かで何気ないネオ・ヴェネツィアの日常の中から素敵なものを見つけ、それを臆面も無く詩的に表現することができる。その、まるで真っ白なキャンパスにどんな微かな色（幸せ）でも逃さず写しこむような姿に、師匠のアリシア・フローレンスをして「灯里ちゃんこそが本当の白き妖精（スノーホワイト）なのかもね」とまで言わしめた。

また、知らない内に不思議現象を引き寄せてしまう特異な体質で、前述の猫妖精（ケット・シー）を初めとし、水路の無限回廊、カーニヴァルのカサノヴァ、蜃気楼の喫茶店、サンミケーレの君、夜空を駆ける銀河鉄道、不幸の石とネオ・ヴェネツィアで語られる七不思議全てを体験したり、狐の嫁入りに遭遇したり、トンネルを抜けた先で過去のアクアにタイムスリップしたりと不思議体験には事欠かない。
ちなみに、コミック、アニメ、ゲーム全てにおいて、灯里以外で猫妖精（ケット・シー）がその姿を見せたのはアイのみ。

ARIAカンパニーに来た当初は、ゴンドラの漕ぐ向きも分からなかったが、アリシア・フローレンスの指導や、藍華・S・グランチェスタとの練習により上達していき「AQUA」Navi gation 5でシングルに昇格。合同練習は後にアリス・キャロルを交えて継続され、ARIA Navi gation 58でプリマウンディーネに昇格した。通り名は遥かなる蒼（アクアマリン）。アリシアの引退後はウンディーネ一人の体制でARIAカンパニーを切り盛りした。

ちなみに、実際はもっと早い段階から灯里にはプリマになれるだけの実力が備わっていたのだが、アリシアが今の生活を惜しんでついつい昇格試験を先延ばしにしてしまっていたと本人の口から語っている。

余談だが、本来の進む方向とは逆方向に漕ぐ、いわゆる逆漕ぎに関しては無敵と称されるほどスピードも安定感も抜群。その理由は地球で自主練習をしていた時、逆漕ぎが正しい方向だと勘違いして練習していたためで、もし正しい方向で練習していた場合はアリスをも上回るほどの実力になっていた可能性もあった。

アイが入社する頃にはやや大人っぽく（アニメだとかなり大人っぽく）なった容姿になった。
（灯里が入社した時のアリシアのしぐさを髣髴とさせるシーンもある）

ARIA The ORIGINATIONのガイドブックに付属していたドラマCDによれば、ほぼ半年ほどで灯里のゴンドラの上はネオベネツィアの隠れた名所になっているらしい。

ギャグ顔は、糸目に四角口。

月刊ウンディーネのキャッチコピー

偉大なる全ての始まりの母が築いた聖地に、新たなる継承者が定まった。
ネオアドリアの悠久の海に選ばれし者―――。
彼女と出会い、その天衣無縫の微笑みに触れた人々はみな、口を揃えてそう語る。
また、彼女の行くところ森羅万象に輝きが宿るという者もある。
尽きることなく溢れる彼女の愛（アモーレ）は、やがて我々の天を覆い地を満たすであろう。
どこまでも澄み渡るアクアの愛娘―――遥かなる蒼（アクアマリン）、今ここに顕現す。