ウンディーネ(独:Undine)とは、四精霊のうち水の精霊である。16世紀に活動した錬金術師パラケルススが著作「妖精の書(通称)」で記載した。人間の娘と似た容姿をしているという。
現在でも、主にファンタジーなどの創作において妖精や精霊やモンスターなどとして登場する事も多い。
また以下のことを表す。
[英]undine(アンディーン、アンダイン) - [独]Undine - [仏]ondine(オンディーヌ) - [伊]ondina(オンディーナ) - [西]ondina(オンディーナ)
1811年にフリードリヒ・フーケというプロイセン人が発表した小説。水妖記という邦題もある。
ざっとしたあらすじとしては、ある騎士がなんやかんやあってウンディーネという少女と結婚して、でも彼女は実は水の精霊で、そしてなんやかんやあってウンディーネは振られて、ウンディーネの呪いの接吻を受けて騎士は死んで、葬列が始まるのである。
ギャルゲで例えると鬱ゲーである。人気作品だったので、多くの二次創作派生作品も作られた。
そんな派生作品の中で特に有名なのはジャン・ジロドゥというフランス人が1939年に発表した戯曲「オンディーヌ」である。
違いとしては、こちらのオンディーヌの方はウンディーネよりさらにアホの子天真爛漫である。
さらに、騎士はオンディーヌに殺害されるわけではなく呪いによって徐々に死に至るのであり、むしろオンディーヌは騎士を救おうとしている。ラストシーンでオンディーヌは騎士に関する記憶を消され、騎士の死体を見ても実際のところがわからず、無邪気に善意の言葉を述べるのみである。
歌:牧野由依 / 作詞:河井英里 / 作曲・編曲:窪田ミナ。
牧野由依の2枚目のシングルのタイトル曲である。6/8拍子。アニメ「ARIA The ANIMATION」の前期オープニング曲。シングルは2005年発売で、カップリング曲はアニメ「ARIA The ANIMATION」の挿入歌のシンフォニー。オリコン最高25位。
ARIA The NATURAL以降のアニメシリーズにも使われているほか、器楽にアレンジした曲もARIAシリーズで使われている。
当初河井英里による造語詞がつけられていたがしっくりこないということで河井により改めて日本語詞がつけられた。造語詞のバージョンも牧野が歌うものと河井が歌う録音が存在する。
作曲者の窪田ミナも自身のアルバム「モーメント」にてカバーしている。
漫画「ARIA」において、ウンディーネとはネオ・ヴェネツィアのゴンドラで観光案内をする女性専用の伝統的な職業である。漢字では水先案内人と表記される。ゴンドラを使った他の職業、たとえば運送業、は男専門の職業で、女性がゴンドラを職業にしたい場合はウンディーネを目指すしかない。
ウンディーネの制服は白を基調にしたワンピースと上着、帽子という点は各水先案内店で共通しており、ポイントとなる色、模様、リボンの有無などディティールが違う。
ウンディーネは、プリマ、シングル、ペアと階級が分かれ、一人前であるプリマ以外には制限が設けられている。またシングルは手袋を片手、ペアは両手にはめなくてはいけない。
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最終更新:2023/03/30(木) 01:00
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