異世界転移したら飼っていた犬が最強になりました〜最強と言われるシルバーフェンリルと俺がギフトで異世界暮らしを始めたら〜とは (イセカイテンイシタラカッテイタイヌガサイキョウニナリマシタとは) [単語記事]

目覚めたらうちの愛犬が大きくなっていました

概要

「異世界転移したら飼っていた犬が最強になりました〜最強と言われるシルバーフェンリルと俺がギフトで異世界暮らしを始めたら〜」とは小説家になろう、アルファポリス、カクヨムにて連絡中のWeb小説である。作者は龍央。

これは突然見知らぬ異世界に飛ばされた社畜のタクミとシルバーフェンリルとなった愛犬のレオによる冒険劇であり、そしてワンコをモフモフする物語である。ワフワフ。

あらすじ

ブラック企業に就職し、毎日残業して休みもない過酷な職場で身を削りながら働く主人公のタクミ(本名：広岡巧)。そんな彼には愛犬であるマルチーズのレオがいたが、仕事が忙しいため満足に構えないことが心残りであった。

そんなある時、タクミは自宅で愛犬のレオと一緒に食事をした後風呂に入ろうとしたら突然倒れ意識を失う。目を覚ますと見知らぬ森で倒れており、そこには大きな狼となった愛犬のレオがいた。
見たこともない恐ろしいモンスター、自分に宿った不思議な力、まるで中世ヨーロッパのような世界、それらに戸惑いながらもタクミは愛犬のレオと二人三脚で異世界を生き抜いていく。

登場人物

タクミ(本名：広岡巧): 本作の主人公。20歳。2年間ブラック企業に勤めながら社畜人生を送る。ある時愛犬のレオと一緒に見知らぬ異世界に飛ばされる。

異世界で愛犬のレオがシルバーフェンリルというでかい狼に変化したことに驚きつつも、紆余曲折を経てリーベルト公爵家令嬢のクレアと出会い、その縁で彼女が住む屋敷でお世話になる。

ある時拾ってきたラモギという薬草を瞬時に乾燥させたことから自分にギフトという特別な能力があることに気付く。魔力検定を受けた結果、自分が「雑草栽培」という農作物以外の植物を生やすギフトの能力を持っていることが判明する。以後はこの能力を使って薬草を作り、ケガや病に苦しむ多くの人を救う。

困っている人を見捨てられない優しい心を持ち主であり、人から借りたお金をあいまいにせず返したり雇った人への報酬をケチらず支払うなど義理堅い性格。またレオという強力な仲間や自分の「雑草栽培」の能力にあぐらをかくことなく剣術や魔法を練習して自分ができることを磨く努力家である。
反面、少々無鉄砲なところがあり度々危険な目に遭うことから周囲を心配させたりする。

異世界に飛ばされたタクミにとってレオは唯一の家族であり、とても大事な存在である。

レオ: 主人公の愛犬であり相棒。レオという勇ましい名前が付いているがメス(女の子)である。
元の世界ではマルチーズの小さい犬であったが、異世界に飛ばされた際にシルバーフェンリルという最強の魔獣である狼に変化する。以後その強力な力を使ってタクミをサポートする。
基本タクミだけしかレオの言葉を正確に理解することができないが、タクミ以外でも親しい人には何となくニュアンスで意志を伝えることができる。

元の世界でも異世界でも子供に優しく、もふもふされたり一緒に遊んだりする。そのため子供からは大人気である。でもやはりタクミが一番の模様。; 反面、タクミたちに敵意を向ける悪い大人やモンスターには容赦がなく、その強大な牙と爪で敵を切り裂く。

レオにとってもタクミは唯一の家族であり、その身を案じている。

クレア・リーベルト: 本作のヒロイン枠？。リーベルト公爵家令嬢。森でオークに襲われていたところをレオとタクミに救われ、以後行動を共にする。タクミたちに異世界について説明したりサポートしたりする。
公爵家令嬢という本来は雲の上の存在の貴族ではあるが、タクミたちとは気さくに接する。タクミに異性として好意を持っているらしいがタクミが恋愛事に鈍いため空回りしがち。

貴族にふさわしく上品で清楚な女性だが、妹の病を治す薬草を探すため単身森に入りオークに襲われるなどタクミ同様無鉄砲なところがある。