記事名の通り異世界に転移する話。創作作品でも古くから書かれているジャンルであり、アニメでも「聖戦士ダンバイン」を始め、数多く存在する。漫画では聖悠紀の『黄金の戦士』が1978年に創刊されたアニメ専門誌『アニメージュ』の創刊号から連載されており、現代人が異世界に行く漫画では最古級。小説においては高千穂遥の『異世界の勇士』が鶴書房から1979年に刊行。マイナーアニメだがタツノコプロの『ポールのミラクル大作戦』は1976年に放送されており、序盤はガールフレンドのニーナが魔王ベルト・サタンにさらわれたため少年ポールがニーナの飼い犬であるドッペとしゃべるぬいぐるみパックンと一緒に不思議な世界への旅をし、ニーナを取り戻すという展開。ニーナ奪還後は魔王討伐に話が移る。
一人だけ転移する事もあれば複数人が転移する場合がある。たまに転移するのが人間ではなく別の種族などの非人間だったりする。
転移前後の世界の様々な違いによって、少人数または世界そのものに対する大きな騒動となりやすい。常識が通用しない、普通と異常が真逆、基準が異なるなど戸惑うものもあれば、現世の時点で諦めていたり現状が良くなっていると前向きに受け入れるキャラクターもいる。
転移の際、元々は持っていなかった特殊な性質・能力を獲得している場合もある。
逆に異世界人が地球/現代に送られる作品もあり、それらは「逆異世界転移」と呼ばれる事がある(「はたらく魔王さま!」などが該当)。
よく似たジャンルとして異世界転生・憑依が存在するが、前者は死んで転生、後者は誰かに乗り移ることである。しかし、「現世での死亡を切っ掛けとして異世界に移動するが、肉体・精神ともに死亡直前の状態のまま」といった転移とも転生とも取れるケースも多く、転生と憑依も厳密に使い分けられているわけではない。また、同一作品内に転移者・転生者・憑依者が混在している作品もある。
小説投稿サイトで有名な「小説家になろう」では、異世界転生と並んでランキングを独占したため、ジャンルの再編成が行われた。
二次創作作品でもこの手の作品は多く、特に「幻想入りシリーズ」が代表格か。
※ここではニコニコ大百科に記事があるものに限定して紹介している。
掲示板
207 ななしのよっしん
2025/11/13(木) 20:00:05 ID: 6LQzUpKARG
「異世界なんて行くもんか!」という作品では主人公が引きこもりすぎて、異世界のヒロインたちに呼ばれても異世界転移を拒否する珍しい作品だった。
まぁ、大半の異世界転移者も好き好んで得体の知れない異世界に行きたがる者は少数派だろうな。
特に医療技術が進んでいない世界だと、日本には存在しない現地でのウイルスや病原菌に感染したら命取りだし、逆に転移者が持ち込んだウイルスなどが現地で大規模感染を引き起こすこともあり得る。
208 ななしのよっしん
2025/11/25(火) 09:22:53 ID: LAZuRQl7mB
性質上どうしても出オチがちだから商業作品では珍しいけど、小説サイトだと拒否含む転移転生の未遂短編は割とある
あと自然現象パターンならともかく、人や神が介在して技術として確立されてるパターンなら防疫機構ぐらいは組み込まれてるんじゃないの
まぁどっちにしてもそこは嫌がる理由というよりは確認しとかないと危ない点では
209 ななしのよっしん
2025/12/01(月) 09:46:40 ID: 0SOap15EIS
FFTに出てくるクラウドが今思えば異世界転移の走り。
当時は異世界転移なんて言葉がなくて、異邦人って扱いだったな。
97年だからかなり古いと思う。
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最終更新:2025/12/06(土) 02:00
最終更新:2025/12/06(土) 02:00
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