確率は収束するとは、確率論の一つ。
例えば相手とジャンケンをするとして、負ける確率は1/3である。連続してジャンケンをする場合、又負ける確率は1/3×1/3=1/9…つまり8/9の確率で負け以外になる。負けた場合、更に連続してジャンケンをすると1/3×1/3×1/3=1/27…つまり26/27の確率で負け以外になる。負けた場合、更に連続してジャンケンをすると1/3×1/3×1/3…
と言うように確率で物事が決まっている時、試行回数を重ねれば重ねる程望む結果を引き当てる事ができる…ハズ!と言う考え方。
確率が重要なギャンブル関係で主に使われており、発祥もこの界隈と思われる。初出は不明だがネット上では1999年のパチスロ界隈の掲示板
には既にこの言葉が確認できるのでそれ以前だろう。
現在ではTRPGのダイスやソーシャルゲームのガチャなどに対してもよく使われている。
後はポケモンの技(ストーンエッジなど)の命中率などで使われている……主にハズレの方向で。
勿論これらの理論は胴元や運営、ついでにプレイヤーが確率に対して不正をしていない場合に限る。
別冊少年チャンピオン連載のラブコメ漫画の32話(単行本5巻)にて。この回では登場人物達が喧嘩という体ルールに従って殴り合いする…つまりなんちゃってバトル回。なろうコミカライズのバトルシーンじゃないです
鬼である魁堂と(少なくとも肉体は)普通の人間であり肉体派でもない発明家の大機の喧嘩は魁堂の圧勝…と思われたが、なんと大機は全ての攻撃をガードして見せた。驚く周囲に大機は『1/100万の確率で当たるくじが何回目であたるか?』という話を始める。
「50万回も引けば当たる気がしないか?」
「…まあそれだけ引きゃあ…」
「だろ?つまり1/100万は1/50万と同じって事になる」
「…………はぁ?」
「なら1/50万は何度目で当たる?これも20万も引けば当たるだろうな」
「いやいやちょっと待て前提がもう」
「確率は収束する。」
「20万は10万、10万は5万…確率は収束し、やがて1/100万は1/1と同義になる」
という理論で魁堂の攻撃が来る場所を当て続け攻撃を防ぐという能力「理論武装 確率論」。この一見するとムチャクチャで実際、現実や『この作品世界』でもムチャクチャな理論は、
魁堂「一つぐらい正しいこと言ってくれ」周囲の敵「算数教えてやる奴はいなかったのか」味方「人間やめたのか」と非難轟々であった。
その後の回でも確率を収束させた自身の動きによってバタフライ効果でその場からあらゆる自称に干渉する「理論武装 カオス理論 バタフライ効果」の能力を発動させている。(但しその動きはとてもださい)
この能力は大機の普段、壁抜けを可能にするアプリの開発などに使われている能力「独創科学」の応用のような物であり、終盤に明かされる全容とその特性上、使えなくなる可能性も高い。
n分の1で当たるくじやガチャをn回引いたとき、一回も当たらない確率はネイピア数eの逆数(約0.36)に収束する。
掲示板
5 ななしのよっしん
2025/06/09(月) 08:53:29 ID: gIuQnmydnV
6 ななしのよっしん
2025/07/12(土) 04:08:00 ID: ZVcbAOlAsT
これ「誰か算数教えてやれ」とか言ってるけど小馬鹿にしてるやついるけど。ベイズ統計的には全く理論的に問題ないよね(出てきたモデルが有益かどうかはさておき)。まあ読者層は高校生の算数(笑)で教育止まってるようなやつだろうから突っ込めないだろうけどw
7 ななしのよっしん
2025/07/12(土) 04:19:58 ID: ZVcbAOlAsT
> 計算した確率が1%だろうがゼロじゃないなら当たるか外れる
> かの二択だから実質1/2という詭弁もよく見られる
どうようにこれも詭弁でもなんでもない。事前確率として1/2を持っておいて、ベイズの定理で更新していく過程だとまったく問題のない考え方。
例えば事前確率として1/2だと信じて設定した後、ベイズの定理で事後確率を更新するわけだが、なぜか超幸運の持ち主で特定の値が連続してでたら、事後確率は1/2のままであることもふつーにあり得る。
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/17(水) 01:00
最終更新:2025/12/17(水) 01:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。