聖戦士ショウ=コハ=ザマとは (ハイパードウカギリとは) [単語記事]

ショウ＝コハ＝ザマとはリーンの翼に登場する聖戦士の一人である。
エイサップより更に数歳下の大人しい少女だが、人々を守るために自ら戦う道を選ぶなど芯は強い。
なお、この名前は本名ではなく、本当の名前はれっきとした日本人名。
ショット・ウェポンから前作主人公ショウ・ザマの活躍を教えられたサコミズ王が聞き間違えてしまい、そのままバイストンウェルで定着した。

以下の項目はネタバレを含むため注意すること。

概要

故郷を守るべく敵を道連れに自爆した際にオーラロードが開き、バイストンウェルへと転移した経歴を持つ。
その経歴からサコミズ王からは歓待されたものの、一方で日本人の少女がそのような行動に出たことは彼にとって心良いものではなく、半ば軟禁される形で戦いから遠ざけられていた。
それでも自らへの気遣いは実感しており、穏やかな性格もあってその状況を甘受していたがやがてサコミズ王が民衆に圧政を敷いている事実を聞く。バイストンウェルの現状を知ったショウ＝コハはゼクスバインを奪取して反乱軍へと参加し、凄腕の女聖戦士として名を馳せた。

地上に出た際はオウカオーと真っ先に交戦。
友人である衛のゴウバインとの連携で撃墜寸前まで追い込んだが、皮肉にもオウカオーを狙った自衛隊の攻撃を受け連携が崩れる。
その隙にオウカオーが反射的に行った攻撃（その後の激昂ぶりを見るに少なくともサコミズが意識して動かしたわけではない）でゴウバインが大破したため、その残骸を抱えて撤退した。
最後は無事に故郷の島へ戻った様子が描かれているが、衛の生存についてはファンの間で意見が分かれている。

設定では作中屈指のオーラ力を持ち、元々は病弱な少女だったもののオーラ力に目覚めたことで健康体となった。
ノルンを使ったとはいえバイストンウェルでオーラバリアを発現させた点からもその異常性が見て取れる。

ゼクスバインについて

突然変異で巨大化した強獣を素材に、更にショウ＝コハが地上で乗っていた機体の部品を付与してショット・ウェポンが完成させた機体。
サイズはハイパー化したオーラバトラーに匹敵し、動かすだけでも高いオーラ力を要求される。
また「ノルン」と呼ばれる強獣を随伴させ攻撃を行うなど、操縦には他のオーラバトラーとは異なるセンスが必要となる。
ナナジンとは別の意味で扱いが難しいオーラバトラーであり、作中ではショウ＝コハ以外の人物には操ることが出来なかった。
しかしその性能はサイズ差もあって凄まじいものがあり、体当たりで朗利のシンデンを一蹴してみせた。

本当の概要

スーパーロボット大戦UXにおいて特定条件を満たすと「フェンリルで自爆した羽佐間翔子がオーラロードを開いて生き残る」という加藤機関でも想像不可能な事態に驚愕したユーザーが作り出したネタ。
羽佐間翔子→ハザマショウコ→ショウコ・ハザマ→ショウ（コ）・（ハ）ザマの流れにショウ・ザマを見出した誰かが命名、そのまま定着した。
まさに名前通りに海と陸の狭間にあるバイストンウェルへ翔んでいったわけである。だからって想像できるかこんなの。
ちなみに上のネタのうち、

故郷を守るべく敵を道連れに自爆した際にオーラロードが開き、バイストンウェルへと転移する
反乱軍へと参加。凄腕の女聖戦士として名を馳せた
最後は無事に故郷の島に戻った
元々は病弱な少女だったもののオーラ力に目覚めたことで健康体となった
マークゼクスの体当たりで朗利のシンデンを一蹴してみせた
衛とサコミズの戦闘

は実際にUXで描写されている。
また復帰した翔子のオーラ力はショウ・ザマを以ってして「あれだけの強いオーラ力」と言わしめており、システムには反映されないが戦闘中は聖戦士としての力を相当なレベルで発揮している可能性が高い。
今すぐマークゼクスにオーラコンバーターを載せれば……いや、反乱軍がもう載せていたりするのだろうか？