DD51 単語

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DD51とは、日本ディーゼル機関車である。

概要

煤煙を排出する蒸気機関車を置き換える(煙化)ため、1960~70年代後期にかけて国鉄(現JR)が製造した、日本を代表する液体式ディーゼル機関車である。
従前の機種であるDD13やDF50などにべて格段に出が向上しており、非電化幹線において大活躍した機関車である。実に649両が製造された。
0番台500番台800番台大分され、初期である0番台分割民営化までにすべてされている。

昭和生まれの世代にとっては鉄道マニアでなくともDD51は判別できる、という者は少なくなく、かつては四国を除く日本中の幹線にすることができた人気機関車であった。
近年までも「トワイライトエクスプレス」「北斗星」「カシオペア」「出雲」といった寝台列車の牽引があり、これらの非電化区間を走る優等客列車を従える姿は被写体として格好の的とされてきた。
ただし、導入当初は「蒸気機関車駆逐する悪者」として心鉄道マニアから「ブタ」「ゲタ」などと罵を浴びせられていたこともあった。

電化の進展と後継機(DF200)の投入、定期列車止、貨物列車の減少により徐々に活躍の場が減少しつつあり、2019年4月時点でその数は現在のところJR各社あわせて24両を残すのみとなっている。

だが、DF200の軸重の問題(重すぎて入線できる区間が限定される)や、DD51のメンテナンスなどの扱いやすさから製造後30年が経過した近年までエンジンや重要部品の換装等の更新を受けた上で使用され続けてきた。特にJR東日本及びJR西日本客2社ではSL観光列車の補機や臨時客列車の牽引、電車または気動車回送などで当機が必要なことから、令和に入った現在でも整備が続けられている。

JR東日本については機関車を押し進めたGV-E197系等の導入が始まり、数を減らしている。一方JR西日本については置き換えの見通しがほぼく、2024年現在も西日本エリアの各地で活躍している。

JR貨物本線機関車(DD51)と入替用機関車DE10形など)の両方の機を兼ね備えた機関車HD300及びDD200)が登場したことから、2021年3月には最後まで運用され続けてきた名古屋圏貨物列車からも退役し、全機の活躍を終えた。近年では災害復旧列車として東北山陰地方強く走り抜いていた。

かつてJR北海道が保有していたDD51 の一部は、2018年タイ国鉄へ譲渡された。

称は『デデゴイ』または『』。これはDD51 を横から見た外観がの字そっくりであることから名付けられたものである。

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最終更新:2024/06/02(日) 22:00

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