ACECOMBATMADシリーズとは、ゲーム「エースコンバット」シリーズの映像・音声等を使用したMAD動画に付けられるタグである。
元々は「エースコンバット」シリーズで使用されるトレーラーの字幕改変や音声に違う映像を合わせた、いわゆる『擬似トレーラー』に着けられていたタグ。現在は、トレーラーに限らず「エースコンバット」内で使用される楽曲を使用した自衛隊PVや紙芝居動画などにも使用される。
擬似トレーラーの中で特に多いのが、エースコンバットZEROのトレーラーを使用したMADである。このトレーラーはゲームの登場人物ピクシーことラリー・フォルクの「エースは3つに分けられる」というセリフから始まり、
「強さを求める奴」「プライドに生きる奴」「戦況を読める奴」
とゲームシステムにも反映されている3つの定義を示すのだが、大体3つに分けられるものならなんでも合わせることができるという汎用性の高さが好まれているようである。
ニコニコ動画誕生以前に公開されたエースコンバットZEROの2ndトレーラーの音声と魔法少女リリカルなのはA'sの映像と合わせた、A's COMBAT ZEROは、そのシンクロ率とネタの豊富さから、多くのエスコンMAD職人に影響を与えたとされ、アイドルコンバットの生みの親でもあるJu-88PがエースコンバットZEROを始めるきっかけにもなった作品とされる。(現在は削除済み)
涼宮ハルヒの憂鬱とエースコンバットのMADムービーもニコニコ動画誕生以前からYouTubeで公開されていた。当初、エスコンユーザーからは好評だったもののニコニコ全体としてはマイナーな部類であったACECOMBATMADシリーズだが、「キョンがエースコンバットの世界に迷い込んでしまったようです」において一躍脚光を浴びる。
また、バンナムつながりのアイドルマスターネタでは、Ju-88Pが制作した「IDOL COMBAT ZERO OP」が大ヒット。アイマスMAD職人にも影響を与え、後にアイドルマスターとのMADや架空戦記は「アイドルコンバット」タグとして独立することになる。
「父親達の幼稚園」や「嫁の飯がマズイ」等のヒットによって、嘘字幕MADとしてもその有用性が認められ、今も多くの職人と作品を輩出している。
ネタ系だけでなく、真面目にかっこよさを追い求めたMADも多数製作されている。「ACE好きは必ず見ろ!シリーズ」でタグ検索すると、エースコンバットの世界に深く浸れる良作が揃っており、こちらも必見である。
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最終更新:2024/12/02(月) 19:00
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