JOCX-TV2(ジェイオーシーエックスティーヴィー・ドゥー)とは、フジテレビが1987年~1996年にかけて深夜枠で展開していた深夜番組レーベルの総称である。
正確には終了までに複数回名称が変更されたが、Wikipediaの記事名に合わせて「JOCX-TV2」としてすべて説明する。
フジテレビは1987年10月より日曜深夜を除く全曜日で24時間放送を開始した。これに先駆けて、土曜深夜での準終夜放送に踏み切った「オールナイトフジ」(第2期、1983年~1991年)、その人気に便乗するような形で増設された類似の生放送バラエティ番組である「いきなり!フライデーナイト」(1986年~1989年)、金曜深夜にVHS規格の家庭用VTRで録画するコンテンツを提供するという従来の視聴率至上主義の番組作りとコンセプトを異にしていた「録画チャンネル4.5」(1986年~1987年)、当初は1回限りの企画として放送した「テレビ夢列島」(現:27時間テレビ、1987年~)などにおけるデータから、それまで放送を休止ていた深夜帯でも視聴者のニーズがあり商業的にも十分採算が取れると判断。すでに絶頂期を迎えていた従来のフジテレビの人気番組「オレたちひょうきん族」「森田一義アワー 笑っていいとも!」などの路線とは異なる独創的な番組を製作しようと、当時の若手社員を中心に編成した「深夜の編成部」というチームに予算編成や番組企画を一任させるという大胆な試みで深夜枠を開拓することとなった。
こうして誕生したのが、「JOCX-TV2」と命名された深夜番組ゾーンである。[1]
フジテレビ深夜番組レーベルは期間中以下の通りに名称が変更されている。
「夢で逢えたら」「やっぱり猫が好き」「カノッサの屈辱」「北野ファンクラブ」「カルトQ」「とぶくすり」といった数々の人気番組を生み出した他、独創的な企画の発表の場、未発掘の新しい才能の紹介の場としても注目され、この時代を指して「フジテレビ深夜番組の黄金期」として評価されることもある。
JOCX-TV2時代に深夜番組としてスタートし、その後の発展解消を経てフジテレビを代表する番組に成長したものもいくつか存在する。
1997年にフジテレビが開局以来局舎を置いた新宿区河田町から現在の所在地である港区台場に移転した頃より番組編成の刷新が行われ、この黄金時代は終焉を迎えた。
(単独記事の存在する番組のみ)
JOCX-TV2枠で放送される各番組には放送開始時に枠としての独自のアイキャッチが放送されていた。
この中で、「JUNGLE」という枠名だった時代に放送されたアイキャッチが、後に「怖いCM」として語り継がれている。
掲示板
2 ななしのよっしん
2016/08/18(木) 17:54:53 ID: beWpbMjDZ1
「JOCX-TV」がフジテレビのアナログ放送のコールサインだという説明がほしいかな
3 ななしのよっしん
2016/11/01(火) 00:08:45 ID: zflmVYtBYw
jungleとかGARDENは気味悪いけどなんだかんだこの枠のアイキャッチは名作ばかりなんだよな。
4 ななしのよっしん
2016/11/05(土) 12:02:34 ID: Lm032ikXuB
「いいとも」「ひょうきん族」「みなさんのおかげです」といったバラエティ番組に月9を代表とするトレンディドラマと破竹の勢いだったフジテレビ、さらにバブル景気到来で金銭的にも余裕がある時代が来たからこそ生まれた奇跡みたいなものだよな、JOCX-TV2
深夜で人気になったからそれを新しい弾としてゴールデンに持って行こうとかいう発想が生まれてから徐々にダメになった気がする
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最終更新:2024/12/21(土) 22:00
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