リリウム
LILIUMとは、アニメ「エルフェンリート」のOP曲である。
学名については、ユリを参照。
歌手:野間久美子
作詞:小西香葉/近藤由紀夫
作曲:小西香葉/近藤由紀夫
公式には三つのバージョン、「LILIUM 〜opening version〜」、「LILIUM 〜saint version〜」、「Lilium(Saint & Instrument Remix)」がある。
タイトルの "lilium" はラテン語でユリを意味する。西洋キリスト教世界においてはユリ、特に白百合は女性の純潔の象徴であり、聖母マリアのシンボルとなっている。
金地に不思議な模様が描かれた中に登場人物が織り込まれた独特の映像は、オーストリアの画家グスタフ・クリムトの絵画作品を下敷きにしている部分が多い。クリムトはウィーン分離派の旗手として19世紀末に活躍し、それまでの保守的な絵画からの脱却を図った。画風は平面的で装飾的な背景に描かれる人物画を特徴とし、また芸術表現を通して「女性性」について深く切り込んだ。
以下がOPの典拠一覧である。
TVOP版として公式に発表されている歌詞には、原典と比較すると重大な誤りが4つある。
"indicium"は「証拠、情報」、"iudicium"は「裁き、審判」をそれぞれ意味する。聖書の語として正しいのは後者。アルファベットを誤読した可能性が考えられる。しかし前者も実際に意味を持つ単語であるので、聖書とは別に意味をもった文章になっている。
ラテン語において"quoniqm" という綴りの語は存在しない。手書きで歌詞を書き写したときにaとqを取り違えたと考えられる。
これも誤記と思われる。男性主格形はbenignus、「優しい、寛大な」の意。
quam以下のsancta, serena, benigna, amoenaはすべて形容詞主格女性形であるが、これは元の聖歌では女性名詞virgoの述語形容詞として用いられているためであった。ところがこれを何の考慮も無しにつぎはぎしてamoenaの直後に中性名詞主格のliliumを置いてしまったために、活用に矛盾が生じている。ただし、この部分は明らかに主人公の女の子について言及していると考えられるため、最大限好意的に解釈すれば、「主人公の女の子」を指す名詞主格形が省略されているとも考えられる。
http://ameblo.jp/moka-lilium/entry-11282022935.html
「エルフェンリート 1st Note(CD付き初回限定版)」のCDに収録。
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最終更新:2021/03/05(金) 22:00
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