SAIとは
SAIはPhotoshop型のユーザーインタフェイスを採用したペイントソフトである。
初心者などでも使いやすく、ニコニコ動画では「描いてみた」でよく使用されている。
ペイント機能に特化したソフトであり、手ぶれ補正機能やベクターストロークなど
強力な描線機能を特長とする。また多機能ではなく高速なレスポンスを重視している点で、既存のペイントツールとの差別化を図っている。
ペンタブレットでガリガリ楽しくお絵かきするのに向いたツールであり、逆に図形描画ツールやテキスト入力ツール、特殊効果フィルターのような画像編集向けの機能はほとんど備わっていない為、線画や下塗りといった基本作業をSAIで行い、仕上げにはPhotoshopやPaintShopPro等のフォトレタッチソフトを併用しているユーザーも少なからず存在する。
プロにも愛用者がおり、「RAVE」「FAIRY TAIL」の作者 真島ヒロ は
機能性や価格を絶賛し、時折Twitterでこのソフトで描いたイラストを掲載している。
中でも「30分で描いたルーシィ」は、ちょっとした話題になった。
SAI2からは、ぼかしツールなど不足気味だった機能が各種追加。
また、特定条件で復元ポイントが生成されるようになった。強制終了などで涙をのむ絵師の一筋の光として重宝される。
なお、2008年12月25日にリリースされたver. 1.1.0を
最後にバージョンアップは行われていない。
2012年8月13日 SAI Ver.1.2.0β1 公開
2014月3月10日 SAI Ver.1.2.0 公開
2015年6月10日 SAI Ver.1 不具合修正テスト版(Ver.1.2.2) 公開
2015年7月18日 SAI Ver.2(進捗報告版) 公開 ←今ココ
詳しく は → SAI Ver.2 に関しての詳 細
SAIの人気の背景には、かつて製品化を目指して開発を行っていた時期に、30日ごとに
使用期限がリセットされるαおよびβテスト版として公開されていたことが挙げられる。
不都合やバグを見つけたら報告する代わりに、実質的に無料で利用することが可能で
あったため多くの固定ユーザーを獲得していった。
現在は公式サイトから無料体験版が入手できる。
この体験版はSAIの全ての機能が使えるが、31日間の試用期間が過ぎると
ファイルの保存、読み込みが出来なくなる。
体験期間終了後も継続してSAIを利用したい場合はユーザーライセンス
(1ライセンス:5400円)を購入することで、ライセンスキーが発行される。
店頭等でのパッケージ販売はされておらず、クレジットカードやBitCashなどの
手続きが必要である。1ライセンスで複数PCへのインストールも許可されている。
PhotoshopやPainter等に代表される一般的なグラフィックソフトでは数万円など
高価な製品が多い。現地点でのグラフィックソフトとしては安価な部類に入るSAIは、
目的と機能 が合致していればお買い得である。
(同価格帯のグラフィックソフトでは、CLIP STUDIO PAINT PRO、
Painter Essentials、Artrage、 などがある。)
※ ただし、前述の通り 機能がかなり極端に特化している為、
自分が必要とする機能があるかをきちんと把握した上での購入 がお勧めである。
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最終更新:2024/12/22(日) 10:00
最終更新:2024/12/22(日) 09:00
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