M-MSV(Missing-Mobile Suit Variation)とは、ガンダムシリーズのメカニックデザイン企画である。
1990年初頭からSDクラブで『大河原邦男コレクション』として展開されたMSVシリーズ。
雑誌主導のMSV企画としてはΖ-MSV以来で、今回は元企画の題名通り大河原をメカニックデザインに据えた企画となる。
MSVで公開したジオンの機体は、「第一次MSV調査で発見された秘匿性の高い情報」と「既に戦中に公開されていた情報」が含まれる。しかし旧MSVで公開された情報こそ全てではなく、後にMSV-Rと呼ばれる第二次MSV調査で発見された機体群が存在したことは記憶に新しい。
旧MSV(MS-X等)とは連邦の技術的優位を喧伝する為に公開された情報の分類だが、実際には秘匿された情報も多く、軍事機密に抵触するかその技術が使われた、もしくは机上のプランで終わった機体が存在した。それらは長期に亘って秘匿され続けてきたが、相次ぐ連邦の技術本部移転による情報漏洩や民生用への技術流出(転用)によってもはや秘匿が困難となり、時効として公開された…という設定である。
上記の機体群は宇宙世紀上でM-MSV(ミッシング・モビルスーツ・バリエーション)に分類されている。
ミッシングは“失われた”、もしくは開発系列の“技術的不連続区間(ミッシング・リンク)”の意。
SDクラブ8号(1990年1月1日)から連載開始。望月正雄、沢藤健、境秀樹を原作に据えた短編作品『モビルスーツ・コレクションノベルズ』と連動した展開が行われた。ここではM-MSVで企画された一部機体の活躍が描かれた。
また同じくフルアーマー百式改、プロトタイプサイコガンダム、水中型ガンダムの活躍を描いた『シークレットフォーミュラ』という漫画作品も途中から掲載されている。
ここで設定された機体の一部は旧MSV設定をサルベージ・肉付けしたものだが、後に別の企画においてデザインをリファインし、設定の整合性がとられた。そのため一次ソースと現在の公式設定は矛盾が発生する関係にあり、ストーリーノベルも全てを鵜呑みにしないで初期案程度の認識に留めておく方が無難。
(例えば比較的知名度の高いガンダム4号機とガンダム5号機の搭乗者、フォルド・ロムフェローとルース・カッセルも実はノベルが初出なのだが、キャラもストーリー展開も全くの別物。)
※1 旧MSV時点で○号機だか8機製造だかRX-81計画だかの設定はあり。
※2 この時点での機体名はRX-81であり、ジーラインの名は20年後に発売されたゲームで設定されたもの。
※1 旧MSVの時点で設定がry
掲示板
6 ななしのよっしん
2018/01/19(金) 12:42:20 ID: WK6HQ3g6xx
>>2
SDガンダム世代もみんないい年だもんなぁ。番台で新商品企画チーフやるくらいに。
20台前半の人がそういうこと言ってると逆にフフってなる。
ゲーム出てきたのは最近だけど、設定はお前らまだ生まれてねぇ頃のだよwと
7 ななしのよっしん
2019/09/11(水) 23:08:45 ID: 9SDc9bRceT
ビジュアル公開されたのがここ10何年というだけで設定は昔からあったのに、ガンプラのレビューとかでポッと出扱いされるのは悲しい…悲しい…
8 ななしのよっしん
2025/04/23(水) 00:46:32 ID: eeNIYX0BP1
ジークアクスみたいな宇宙世紀だけどIF展開みたいな機体はどういう扱いになるんかね
あくまで二次創作扱い?
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最終更新:2025/12/19(金) 15:00
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