SCP-1860-JP 単語

ソニックデブリードメンター

1.3千文字の記事

それでも……それでも、生きていられるならばそれで良い…は、そう思っている!


SCP-1860-JP - SCP財団exitより,2022/09/21閲覧

SCP-1860-JPとは、シェアード・ワールドSCP Foundation』に登場するオブジェクト(SCiP)である。

名は『不完全出血のバッド・ヒーロー』。

概要

SCP-1860-JP
基本情報
OC EuclidNeutralized
収容場所 低危険度収容ロッカー
著者 ShicolorkiNaN
作成日 2019年8月13日
タグ 人間
医療
衣類
超電救助隊hero
リンク SCP-1860-JPexit
SCPテンプレート

SCP-1860-JPは「超速救命瀉血戦士ソニック・デブリードメンター」を自称していた装甲を身にまとう人実体。『ブラッドアーマー』なる装甲・『フラッシュリーマー』なる剤噴装置・『ジャスティスサーベル』なる患部を切ったときの傷をつけない・加速装置・病巣感知を可とするマスクを身にまとう。

重篤な疾病にかかっている日本の人々に対して、上記の装備によってその病巣を摘出、その後加速装置で素く撤収する。そしてまた同じことを別の場所で繰り返す。

……と書いてみれば良いにも思えるが、病巣を摘出するための患部をそのまま摘出してしまう。例えばがんにかかった場合は右をそのまま摘出する。活量ががっつり減るのは避けられないだろう。がんならをそのまま摘出。食事ストレスが出てくるのは避けられまい。確かに生存確率は飛躍的に上がるが、適切に闘病すればQOLがそこまで下がらない病状だった可性も出てくる。財団も彼にそれを摘している。

本人はあくまでも悪い人物ではないようだが(QOLの低下よりも生存確率のほうを重視する独善性を無視すれば、だが)、装置から聞こえてくるによって意識を失い暴れることがある(おそらく財団をはじめとした対立者からヒーローを逃がすための措置)。

かしこの財団との遭遇以後は、健康的な人物に近づき、その人物の一部を切除するという行に及ぶようになっていった。被害者は何らかの罪を犯している共通点があったが、ソニック・デブリードメンター本人はそうとは知らずに近づいているらしく、装置に抵抗する様子も見られていた。彼の最期は小さい子供になにかしようとして、結局反逆しすぎたためか装置に殺されてしまった。遺体と装置は財団が回収している。……その子供は成長後16人の殺人に関与して、財団のところにDクラス職員としてやってくることになるのは別の話。

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