SCP-1860-JPとは、シェアード・ワールド『SCP Foundation』に登場するオブジェクト(SCiP)である。
項目名は『不完全出血のバッド・ヒーロー』。
| SCP-1860-JP | |
| 基本情報 | |
|---|---|
| OC | Euclid → Neutralized |
| 収容場所 | 低危険度収容ロッカー |
| 著者 | ShicolorkiNaN |
| 作成日 | 2019年8月13日 |
| タグ | 人間型 医療 衣類 超電救助隊hero |
| リンク | SCP-1860-JP
|
| SCPテンプレート | |
SCP-1860-JPは「超速救命瀉血戦士ソニック・デブリードメンター」を自称していた装甲服を身にまとう人型実体。『ブラッドアーマー』なる装甲・『フラッシュドリーマー』なる薬剤噴霧装置・『ジャスティスサーベル』なる患部を切ったときの傷をつけない剣・加速装置・病巣感知を可能とするマスクを身にまとう。
重篤な疾病にかかっている日本全国の人々に対して、上記の装備によってその病巣を摘出、その後加速装置で素早く撤収する。そしてまた同じことを別の場所で繰り返す。
……と書いてみれば良い奴にも思えるが、病巣を摘出するための患部をそのまま摘出してしまう。例えば肺がんにかかった場合は右肺をそのまま摘出する。肺活量ががっつり減るのは避けられないだろう。胃がんなら胃をそのまま摘出。食事にストレスが出てくるのは避けられまい。確かに生存確率は飛躍的に上がるが、適切に闘病すればQOLがそこまで下がらない病状だった可能性も出てくる。財団も彼にそれを指摘している。
本人はあくまでも悪い人物ではないようだが(QOLの低下よりも生存確率のほうを重視する独善性を無視すれば、だが)、装置から聞こえてくる声によって意識を失い暴れることがある(おそらく財団をはじめとした対立者からヒーローを逃がすための措置)。
しかしこの財団との遭遇以後は、健康的な人物に近づき、その人物の一部を切除するという凶行に及ぶようになっていった。被害者は何らかの罪を犯している共通点があったが、ソニック・デブリードメンター本人はそうとは知らずに近づいているらしく、装置に抵抗する様子も見られていた。彼の最期は小さい子供になにかしようとして、結局反逆しすぎたためか装置に殺されてしまった。遺体と装置は財団が回収している。……その子供は成長後16人の殺人に関与して、財団のところにDクラス職員としてやってくることになるのは別の話。
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最終更新:2025/12/14(日) 14:00
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