Tu-160とは、旧ソ連のツポレフ設計局が開発・製造した爆撃機である。
NATOコードネームは「ブラックジャック(BlackJack)」。
端的に言えば、「ソ連製B-1ランサー」である。1981年初飛行。
アフターバーナー搭載のターボファンエンジンを4基搭載、可変翼を採用し超音速飛行が可能で、最高速は高高度の場合2000km/hに達する。
旧ソ連らしい設計思想の塊で、アビオニクスはアナログ制御のものが多い。可変翼に関しては手動選択式であり、20°・35°・65°の3段階で選択。コクピットにエアコンはなく、扇風機が付いている。
本来はTu-95ベア爆撃機の置換え用として製造されていたが、その道半ば、ソ連が崩壊し製造が40機程度でストップ。と思われたが、2005年にはプーチン大統領(当時)が操縦桿を握ったほか、2008年には製造再開を発表したが、これは立ち消えになった。
2015年5月に、ロシア軍高官がTu-160を50機以上追加生産する、と発言していたが、[2]2022年になってようやく新造初号機が初飛行している。[3]
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最終更新:2025/12/24(水) 22:00
最終更新:2025/12/24(水) 21:00
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