牙王(仮面ライダー電王)とは (ガオウとは) [単語記事]

牙王とは、『劇場版仮面ライダー電王俺、誕生！』に登場する人物である。

演：渡辺裕之

概要

時の列車を襲う強盗団の首領。時間そのものを消滅させようとしている。
デンライナーをハイジャックし、オーナーからあらゆる時間へと行くことができる「マスターパス」を奪い取ることで神の路線に入り、江戸時代でガオウライナーを手に入れた。

最終的にガオウライナーも破壊され、仮面ライダー電王ソードフォームとの一騎打ちに破れ消滅した。

本編では完璧な悪役であった牙王だが、愛する子供を失ってしまい、子供が生きている時間に向かうためにどんなことでも躊躇なく行っていった結果、今のような悪逆非道になった。
……という役者の渡辺裕之氏が演じるにあたって(何も設定がなかったため)作り上げた脳内設定がある。
公式設定というわけではないが、そういう視点で見るとまた楽しめるかもしれない。
詳細はこちらに。

仮面ライダーガオウ

身長：198cm
体重：102kg
パンチ力：7t
キック力：6t
ジャンプ力：ひと飛び25m
走力：100mを6.2秒

スーツアクター：押川善文

牙王が変身ベルト「ガオウベルト」により変身した姿。仮面ライダーゼロノスアルタイルフォーム同様、自分自身のオーラを変換して変身している。
基本スペックは電王やゼロノスと同様だが、変身者である牙王自身の極めて高い戦闘能力もあり、電王4フォームを相手に圧倒する力を見せる。
専用武器はガオウガッシャー。デンガッシャーとほぼ同じ姿だが、劇中唯一見せたソードモードでの刃の形状が異なっており、ガオウガッシャーはノコギリ状の金色の刃となっている。

プラットフォーム（仮称）

変身する際、一瞬だけ見せる姿。ディレクターズカット版では詳細がよく分かる。すぐさまゲイターブレストや電仮面が装着されるため、この姿で戦うことはない。

ガオウフォーム

上記の通り、胸部装甲「ゲイターブレスト」が装着され、中央の「ガオウレール」を通って「電仮面」が「リ・バース」することで誕生する。基本カラーは銅。
先述の通り牙王自身のオーラを変換しているため、イマジンを必要としない。その代わり他のフォームを持っていない。

必殺技

タイラントクラッシュ
- マスターパスを「ガオウバックル」にセタッチすることで、フリーエネルギーをガオウガッシャーにフルチャージして発動する技。光の刃が周囲を一掃する恐るべき威力を持つ。なお、他のモードでの技があるのかは不明。

専用ビークル

ガオウライナーキバ
- 通称「神の列車」。時間そのものを消滅させる恐るべき能力を持った列車。全8両編成だが、1号車以外は全て同じ形状で、戦闘能力もない。とはいえ、その1号車が極めて凶悪な性能を持っており、頭部「ガオウヘッド」を展開したワニのような姿でフリーエネルギーの光弾を放ち攻撃する。
  最終的にゼロライナー・デンライナーの連結編成により破壊された。
ガオウストライカー
- 仮面ライダーガオウのバイク。劇中ではガオウライナーの1号車に収納されており、ガオウライナーの操縦に使用されたのみ。