ダークアイプリ 単語

ダークアイプリ

2.9千文字の記事

ダークアイプリとは、ゲーム、およびアニメひみつのアイプリ』の登場キャラクター群である。

概要

アニメにおいては40話から登場。後々の説明などを聞いた限り、アイプリバースの管理AI鈴風つむぎの成長のデメリットとして生じていたひずみが、バース内にかすかにあった負の感情を核に実体化したっぽいもの、くらいしか彼女たちが何かは明確にはなっていない。

彼女たちの的とは、アイプリバースの管理権限を持つつむぎを抑え込み、アイプリバースを自分たちの望む方向にアップデートする、というものである。

のだが、実際のところ、起としては同じ存在なのだが、初期に誕生したダークチィと後期に誕生したダークカルテットスターは別個の意思を持った存在である。よって、その的も微妙に違い、連携もとっていない。

こうした動向の理由として、アニメ1年の描写をすべて合わせると、特に的を持った黒幕がいたわけではなく、あくまでも彼女たちは、次のような存在に過ぎなかったというものが大きい。

つまり、つむぎというOSアップグレードを続けていく一方で、レジストリの破損や一時ファイルの蓄積、ドライバーエラーなどが積み重なった結果として、ハードウェアの操作にが出るようになった、という不具合が視覚的に表現された存在くらいなのだろう。要するに、彼女たちは外部から来たウィルスではなく、コンピューターソフトウェア由来のエラーブルースクリーンエラーが頻発するなどの状態になった、というのがイメージとしては近いということである。

このため、アイプリ内外でも、あくまでもアイプリの一路線という扱いも受けており、ダークカルテットスターが恐怖政治を行い始めた後でも、劇中世界では普通ファンがいた描写もされていた。

という存在なので、ダークチィ実体化のトリガーとなったチィの成長や、つむぎが示したおともだちエナジー徴される本来のアイプリのあり方を見せられると、潔く負けと認め消去されていった。なお、こういった存在のため、彼女たちが今後登場するかどうかは不明である。

着ぐるみショーにて

なお、2025年7月5~6日に開催された「み~んなあつまれ!アイプリワールド2025」で行われたスペシャルショーによると、鈴風つむぎが何らかの負の感情を抱く→アイプリバース内を漂う感情が結集する→何らかの存在が誕生する→おともだちエナジーめて暴れる、というプロセスがこの後も発生しているらしい。ということで、ダークアイプリ騒動はこのうちの最初で最大のものだったと思われる。

このショーで語られているのは、まずアイプリバース内の絶望の感情から生まれたのがダークアイプリであったというもの。

さらに、つむぎ学校にいくひまりたちを羨んだ結果生じたひずみが、同様にアイプリバース内のうらやましいという気持ちを集め、ひまりとつむぎをうらやむぬいぐるみマリちゃんを誕生させて、おともだちエナジーを狙った騒動があったとのことである。

ただし、公式展開ではあるのだが、どこまで本編ストーリーと連動しているのかは定かではなく、あくまでもメディアミックスの一環であると思っておいた方が良いのかもしれない。

ダークアイプリの一覧

ダークチィ

詳細はダークチィの個別記事で。

ダークカルテットスター

アニメ42話で初登場。ダークチィ微妙的が異なり、つむぎ握することでアイプリバース弱肉強食の強者が君臨する世界にする方向性に導こうとしていた。

アニメ42話で初登場と言ったが、実際の初出はアニメ41話~42話の間に行われた筐体6弾の告知である。このため、アニメ41話でダークチィカルテットスターがいざ決戦、という状態で終わっていたがために、即落ち2コマのような扱いも一されていた。のだが、実際はカルテットスターダークチィ勝利したことを核に実体化したという経緯で初登場した。

以後、カルテットスターアイプリバースから排除し、つむぎ握できるまでの間、自分たちに挑むアイプリ、自分たちと仲よしごっこをしようとするアイプリといった弱いもの一切合切をカード化する、恐怖政治を行う。

かろうじてアイプリバースに入れることに気づいた青空ひまり星川みつきにも実力を見せつけ膝をつかせるが、彼女たちに残されたおともだちエナジーによって2人が難を逃れたことをきっかけに、現実世界側でもつむぎ復活に向けて動き出す。かくして、ダークチィの消滅後、復活したつむぎ抵抗したが、おともだちエナジーが充填し、人々の応援を一身に背負ったつむぎに自分たちの敗北を確信してしまい、潔く消滅した。

という、ダークカルテットスターとしての説明を除けば、あんまり各員個別に書けることがないので、この記事でまとめて紹介する。

ダークサクラ

CV日比優理香

一条寺サクラモデルであり、本人同様4人のまとめ役。本来の一条寺サクラが持っているチャレンジ精神とプライドが悪い形で表れており、興味を持ったものをおもしろがったりと同様の部分もあるが、ひたすら弱者排除に打ち込む存在である。

ダークタマキ

CV鈴木杏奈

二階堂タマキモデルであり、モデルとなったアイプリとの差がしすぎる存在。かわいいもの好きやサポート役と言った要素はを潜め、無慈悲に他のアイプリたちをカード化していった。

ダークアイリ

CV徳井青空

三ツ葉アイリモデルであり、正直好戦的になったアイリくらいの差しかない。

ダークリンリン

CV和多田美咲

四之宮リンリンモデルであり、正直好戦的になったリンリンくらいの差しかない。リンリン同様データキャラでまっとうな数字フェチというのも同様である(数字普通の並び)。賢いのはクラブ

マリ

本人自身がダークアイプリと違う出自としているが、事実上似たような存在なのでここに記載する。

上記の通り、2025年7月5~6日に開催された「み~んなあつまれ!アイプリワールド2025」で行われたスペシャルショーに登場した存在。なお、文字媒体のない展開なので、表記は「まり」の可性もある。

既に書いた通り、学校に通うひまりを羨んだつむぎの気持ちが引き金となって、アイプリバース内のうらやましいという気持ちが集まり誕生した。一人ぼっちの自分を寂しがり、ひまりとつむぎを羨むあまりおともだちエナジーを奪おうとするぬいぐるみの姿をした存在である。名前の由来は、こういった誕生経緯から「ひまり」のまり。

ショー中では自分に気づいた青空ひまりおともだちエナジーを吸収してひまりの体を乗っ取り星川みつきとのライブ対決にも勝ち、それ以前から鈴風つむぎムギちゃんに封じてライブをできなくなるようにするバグを発生させていたこともあって、ほぼ勝ち確定まで持ち込む。

ところが、みつきからもおともだちエナジーを奪おうとした間、ライブ中のみつきの思いが届いたことでひまりが復活してしまう。さらに、会場のお友達応援つむぎ復活してしまい、最後は3人に敗れて同様に潔く消えていった。

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