アゴアニキP(―ピー)とは、VOCALOIDプロデューサー(P)の一人である。
デビュー作は『HAKOBAKO PLAYER』。ヒットの切っ掛けとなったのは、これにミクを合わせて調整したバージョン。
どう見てもネタ動画にしか見えないサムネイル(初音ミクと鏡音リンの、『グラップラー刃牙』のパロディ画像)を使用しているが、その実は哀愁漂ういわゆる「ガチ曲」であったため、そのギャップから高い評価を得る。
PVも製作しており、自作の特徴的なドット絵に定評がある(ある種の「サムネホイホイ」)。また、PV自体に(ともすれば場違いな)ネタをよく仕込む。しかしPVの「おふざけ」とも取れる作風とは裏腹に、曲の完成度は非常に高く、至って真面目な内容である。
明るいバンドサウンドに哀愁の漂う歌詞を乗せ、独特の世界観をかもし出している。歌詞は「駄目な自分を皮肉りながらも、前向きに生きようとする」という内容が非常に多く、そしてそれ単品ならネタ動画でしかないPVが、逆に空気を中和してシリアスに傾きすぎないようになり、まさに「兄貴」のような包容力を視聴者に感じさせる。「泣ける」「共感した」などのコメントが寄せられることが多く、ファンを惹き付けて放さない。
オリジナル5作目となる「よっこらせっくす」にて、初のVOCALOID殿堂入りを果たす。また、週刊VOCALOIDランキングにて3週連続2位という快挙を果たした。
さらにはオリジナル6作目、自身初となる巡音ルカのオリジナル曲「ダブルラリアット」では、投稿2日目にして殿堂入りを果たす。詳細は動画記事を参照。
そして、それに追随する形で、軒並み他の曲も殿堂入りした。
なお、「AGOBOT」というバンドを結成しており(現在はドラム不在のため活動休止中。ドラム募集中とのこと ※サポートドラムを招いてライブ活動を始めたらしい。昨年も渋谷のライブハウスでばすてぃPをドラムに招いてボカロ曲オンリーのライブを開催している)、オリジナル曲のいくつかはバンド時代に作成した作品である。「アゴアニキ」という名義も当時から使用していた模様。
愛称は「アニキ」。バンドでボーカルを担当している妹がおり、「方向音痴」の間奏のギターソロは彼女のものである。また、彼女自身もアゴイモウトPとしてニコニコ動画で曲を発表している。
レーベル「BALLOOM」設立時からのメンバーであり、2011年12月14日にはメジャーデビューとなるベストアルバム「アゴア ゴー ゴー ゴー」を発売した。
曲名 | 投稿日 | 備考 | ||
1 | 2008年05月09日 01:14 | 別Ver |
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2 |
【鏡音レン】 |
2008年05月26日 22:19 | Full Ver |
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3 |
【鏡音リン】 |
2008年06月02日 05:20 | 30万再生 (殿堂入り) |
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4 |
【初音ミク】 |
2008年06月28日 05:06 | 40万再生 (殿堂入り) |
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5 | 2008年09月29日 18:38 | 170万再生 (殿堂入り) (ミリオン超え) |
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6 |
【巡音ルカ】 |
2009年02月05日 06:18 | 540万再生 (殿堂入り) (500万再生超え) |
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7 |
【鏡音リン】 |
2010年09月19日 07:27 | 20万再生 (殿堂入り) |
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8 |
【初音ミク】 |
2011年11月18日 20:05 | 20万再生 (殿堂入り) |
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9 |
【鏡音リン】 |
2011年12月10日 00:21 | 10万再生 (殿堂入り) |
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10 | 2013年03月25日 16:00 |
※アゴアニキがPIAPROにのみUPした「サルでもわかる」レンver.に、手描きPVをつけたもの。
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最終更新:2024/05/08(水) 05:00
最終更新:2024/05/08(水) 05:00
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