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アーテルアストレア

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アーテルアストレアとは、2019年生まれの日本の競走馬である。あだ名は「あーちゃん」

主な勝ち鞍

2023年:名鉄杯(L)レディスプレリュード(JpnII)

2024年:クイーン賞(JpnⅢ)

概要

父リーチザクラウン、母スターズインヘヴン、母父ワークフォースと言った血統。

父リーチザクラウンは芝の重賞を2勝しており、日本ダービー2着の実績馬。スペシャルウィークの血統を残すべく種牡馬入りし、一時期社台スタリオンで繋養されていた時期もあったが現在はアロースタッドで種牡馬生活を送っている。同期には同じ父を持ち、UAEダービーとコリアカップを制しているクラウンプライドがいる。

母スターズインヘヴンは体質が弱く未勝利クラスを脱出できないまま繁殖入りしており、アーテルアストレアは初仔にあたる。

母父ワークフォースは2010年の英ダービーと凱旋門賞の勝ち馬で、ナカヤマフェスタとのデッドヒートが記憶に残っている人も多いだろう。引退後は社台ファームで種牡馬入りするもディバインフォースやアトミックフォースと言った重賞勝ち馬を出すに留まり、2016年にアイルランドに売却された。母の父としては2023年のエプソムカップを制したジャスティンカフェがいる。

オーナーは新米のフィールドレーシング。ナリタブライアンの三冠制覇を見て馬主になることを決意し、2020年からお手馬がデビューしている。アーテルアストレアは1歳のセレクトセールにて1000万円で落札され、栗東の橋口慎介厩舎の下でデビューすることとなる。

黒い女神

2歳

2歳新馬戦(中京1400m)では10着と大敗を喫するも、ダートに転向した2戦目の2歳未勝利(新潟1800m)ではハナを切ると直線で更に伸びて2着に2.1秒付ける大差勝ち。

しかし阪神1勝クラスでは好位追走も直線で脚を伸ばせずに12着と大敗してしまう。

3歳

初戦は中京の3歳1勝クラスから始動。ここでは逃げを打つがスタートの出遅れが響き7着。次走のわらび賞では後方から直線一気で伸びるも4着。この辺りから後方に控えて直線一気の競馬に活路を見出すことになる。

年内3戦目の中京3歳以上1勝クラスで2勝目を挙げ、次走は得意の左回りとなる重賞、レパードS(GIII)に登録するも除外となってしまい、小倉の2勝クラスであるRKB賞(1700m)に出走するも4着。新潟の条件戦菅名岳特別を上がり最速で追い込み2着とすると、中京の鳴海特別でも上がり最速で突っ込み3勝目。

4歳

翌年初戦の遠州灘Sも牝馬らしからぬ豪快な追い込みで連勝し遂にオープン馬になると、川崎競馬場の交流重賞エンプレス杯(JpnII)に出走。ラストランのサルサディオーネがハナを奪い、テリオスベルがいつもの捲り逃げをする中アーテルアストレアは6番手につける。しかし小回りなコースが仇となったか伸びを欠いて4着となり、初めての重賞挑戦はほろ苦い結果となった。

その後はブリリアントS(L)3着、スレイプニルS(OP)を5着とし名鉄杯(L)に臨む。中段に控え、コーナーで徐々に進出すると直線で力強く前を捉え、粘り込みを図るメイクアリープをクビ差抑えてゴール。

夏は放牧に出し、秋初戦はJBCレディスクラシック前哨戦のレディスプレリュード(JpnII)。主戦騎手の菱田裕二が落馬負傷となった為、代打で武豊とのコンビとなった。有力馬を見る形でレースを運び、直線を向くと力強く前との差を詰めていき、ゴール前でグランブリッジをクビ差で交わして重賞初制覇。エンプレス杯でのリベンジを成し遂げた。

次走は予定通りJBCレディスクラシック(JpnI)へ。武豊は先約がある為M.デムーロに乗り替わり。後方からコーナーで仕掛けたが二番手から上がり最速を繰り出したアイコンテーラーの前では成すすべもなく、3着惜敗。

この後は堅実にクイーン賞(JpnIII)で賞金を積み上げるか、チャンピオンズカップ(GI)で強豪たちに挑むかの両にらみだったが、後者を選択。得意の中京1800mで並み居る有力馬たちを相手することとなった。

このチャンピオンズカップでは

前走マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnI)を2秒もの大差で圧勝し、国内ダートでは未だに連対を外していないレモンポップ

これまで出遅れながらも全部上がり最速で5戦5勝のセラフィックコール

GI競走3戦で2着と安定感のあるクラウンプライド

等と言った豪華なメンツが顔をそろえる中13番人気に甘んじる。

横山武史との初コンビで5枠8番から始動したアーテルアストレアは最後方から追走したが、前残りの展開となってしまい彼女にはかなり厳しい展開に。ラジオNIKKEIの檜川彰人アナにウィルソンテソーロと間違われたが一応直線では上がり2位タイの37.3で追いこむも前を捉えるには至らず9着。

このレースの後は放牧に出し英気を養い、翌年に備える。

5歳

1月12日に帰厩し、予定通り2月開催に変更された船橋のクイーン賞(JpnIII)から始動。鞍上も菱田騎手が復帰。

2枠2番からスタートすると第一コーナーを中段6番手で通過。向こう正面から進出を開始すると4コーナーでは前で粘るテリオスベルとのマッチレースに。

直線に入っても驚異の粘りを見せるテリオスベルだったが、残り100mでアーテルアストレアが捉え、1 1/2馬身差を付け1着でゴール。念願の重賞級競走2勝目に加え、自身の誕生日を祝うバースデーVとなった。

5歳からは年間通して牝馬DG戦線をメインに戦うが、佐賀開催のJBCレディスクラシックに向けて何処まで重賞勝ちを重ねられるか。

余談

オフショットが度々関係者のツイートで投稿されている。

関連動画

関連リンク

関連項目

  • 競馬
  • 競走馬の一覧
  • リーチザクラウン
  • クラウンプライド(同期で同じ父)
  • 菱田裕二(主戦騎手)
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