メタルギアソリッドⅤ グラウンド・ゼロズ

平和（ピース）が終わる、Vが目覚める。
METAL GEAR SOLID V
GROUND ZEROES 

この記事は[THE PHANTOM PAIN]と分割作業中です。 協議相談は元記事である[THE PHANTOM PAIN]側で行っています。

「メタルギアソリッドV グラウンド・ゼロズ」とは、コナミから発売されたメタルギアシリーズのナンバリングタイトル、「MGSV」の序章にあたる作品である。

序章『GROUND ZEROES』（本記事）と本章『THE PHANTOM PAIN』（別記事）の二部構成であり、
ファントムペインについてはそちらの記事を、MGSVとしての取り扱いはMGSVの記事を参照頂きたい。 

対応プラットフォームは、PlayStation3・PlayStation4・Xbox360・Xbox One。
（ただしXbox Oneに限り発売日未定）

METAL GEAR SORID V:GROUND ZEROES
対応機種		PlayStation4 PlayStation3 XboxOne Xbox360
ジャンル		タクティカル　エスピオナージ　オペレーション
発売日／発売予定日	PS4	2014年3月20日
	PS3
	Xbox360
	XboxOne	未定
価格（税抜）	PS4／PS3：パッケージ	2,839円
	PS4／PS3：ダウンロード	2,362円
	Xbox360:パッケージ	2,839円
	Xbox360：ダウンロード	2,477円
	XboxOne	未定
CERO		D

概要

本作「グラウンド・ゼロズ」は、前作『メタルギアソリッド ピースウォーカー』の正当な続編であり、時系列でも
ピースウォーカー(1974年)のすぐ後である1975年が舞台である。

“GROUND ZERO(ES)”とは、「爆心地」を意味し、それが複数形でグラウンドゼロズである。
ビッグボス、カズ、そしてMSFの運命を転換するきっかけの物語・・・といったところだろうか。 

MGSVでは、コナミが開発した独自エンジン「FOX ENGINE」で製作される広大なフィールドと時間経過による天候、昼夜、マップ環境のリアルな変化が売りの「潜入シミュレーター」と称された。

ただしMGSVは開発中であり、本作はプロローグという位置づけからかストーリーやフィールドのボリュームはもとより、
プレイ中に時間変化や天候変化はせず。兵士の移動など環境変化も控えめである。
（天候、昼夜については別日時のサブミッションとして補間、体験できる） 
しかしながら本編はGZの200倍の規模とされ、ストーリーや新たな操作感を含め本編の予習という位置づけのようだ。

あらすじ

ピースウォーカー事件の翌年1975年。通称”スネーク”率いる国境なき軍隊は核を保有するに至る。
その情報がどこから漏れたのか、IAEA（国際原子力機関）がマザーベースに査察を申し入れる。
しかしマザーベースはNPT（核拡散防止条約）を結ぶどころか国家ですらない。査察は明らかに不自然であった。 
スネークは申し入れを拒絶したが、「クリーンをアピールするチャンス」とヒューイが承諾しなおしてしまう。

時を同じくして、死亡したと思われていたパスが、キューバ南端の米軍収容キャンプで尋問を受けていることが分かる。
彼女は非政府諜報機関サイファーから二重スパイの嫌疑をかけられ、尋問は過酷を極めていると思われた。
パスに想いを寄せていた少年チコは、彼女の窮地を知り単独で救出に向かってしまう。

まもなく捕らわれたチコから救援の無線が入り、スネークはチコとパスを救出するためキューバへ向かう。

 　「明日の正午にはマザーベースに戻れる。その頃にはこちらの“お客さん”も帰っているだろう」

だがそれは、後のスネークの運命を決定づける惨禍の発端だった――。

ミッションを終えたスネークを乗せヘリはマザーベースを目指していた。しかし管制塔が無線に応じない。マザーベースへたどり着くとそこは戦火の中だった。「査察は嘘だったんだ！」現場を指揮していたカズを救出するも・・・ 

時は9年後、THE PHANTOM PAINへ――。

登場人物

• スネーク CV：大塚明夫
  ―かつてBIGBOSSと呼ばれた英雄― 
  本作、及びMGS3～MGSPWの主人公。
  パス及びチコの救出のためにキューバの施設へ単独潜入をすることになる… 
• カズヒラ・ミラー CV：杉田智和
  ―軍隊の民営化を志す参謀― 
  とある事情のためにマザーベースを離れることができなくなってしまったため、本作では無線でスネークをサポートしている 
• ヒューイ CV:田中秀幸
  （声のみの出演のためか、肩書は出されていない） 
  後の「オタコン」こと「ハル・エメリッヒ」の父となる男性。 
• リカルド“チコ”バレンシアノ・リブレ CV:井上喜久子
  ―スネークの部隊に志願した幼き兵士― 
  パスの生存と監禁を知り、単独で潜入するも、捕縛されてしまったようで、彼女と同じ収容キャンプに監禁されている。
  冒頭に登場する、胸にイヤホンジャックのような端子が付いた奇妙な風体の少年こそ彼である。
  スカルフェイスとの会話の内容からして、何か重大な秘密を彼に話してしまったと思われる。 
• パス・オルテガ・アンドラーデ CV：水樹奈々
  ―組織に背いた二重（ダブル）スパイ― 
  非政府諜報機関「サイファー」の工作員。前作において消息を絶っていたが、生存が確認された。
  しかしサイファーは彼女が二重スパイではないかと疑い尋問にかける。MSFとサイファー、お互いを脅威としている中、スネークらはサイファーの情報を得るための重要ターゲットとして、チコと合わせて救助の対象にする。 
• スカルフェイス CV:土師考也
  ―XOFを率いる”顔のない亡者”― 

• マザーベース諜報員 CV:？？？
  SIDE OPS（ありえたかもしれないもう一つの擬史）に登場するマザーベースの諜報員。
  ミラー曰く「”最重要人物”……いや それを超える存在」とのことだが、その正体は…？ 

デジャヴ／ジャメヴ・ミッション

PS3・PS4版と、Xbox360・XboxOne版には、それぞれ別のゲームモードが特典として収録される。

PS3・PS4版には、「デジャヴ（既視感）・ミッション」が収録される。
これは、『MGS1』に準拠したグラフィックや演出をあえて導入したモードで、文字通り、かつてPS1で『MGS1』を遊んだファンにデジャヴを感じさせる内容となる。

Xbox360・XboxOne版には、「ジャメヴ（未視感)・ミッション」が収録される。
こちらは、小島氏がかつて制作した『スナッチャー』に登場する同名の知性体を相手に、『MGRR』に準拠した格好の雷電を操作して戦うというモード。
普通の敵兵は骨格が透けて見えるが、スナッチャーの場合は何かドロドロした内容物（おそらくその色は白い）で満たされているなど、単なるモデル流用のボーナスモードにとどまらず細かい描写がなされている。雷電も、『MGRR』で披露した、サイボーグの能力を生かした強烈な走行を見せており、メタルギアシリーズにまつわる作品からのお遊び要素に溢れたファンサービスモードであるといえる。

関連動画

関連商品

ニコニコ市場から注文できるのは通常版とAmazon限定版の2つだが、このほか、コナミスタイル限定版も存在する。

通常版

特典付Amazon予約限定版

こちらは、Amazonからのみ予約できる限定版。
リボルテックヤマグチのスネークのフィギュアと、野島一人による『MGSPW』のノベライズ本が付属する。 
『MGSPW』のノベライズ本は2014年3月25日に角川書店から文庫版という形で一般販売も開始される。なお、文庫版は限定版同梱のノベライズとは仕様等が一部異なる模様。

関連コミュニティ

関連項目

• メタルギアシリーズ
• MGSV
  メタルギアソリッドV ザ・ファントム・ペイン 

外部リンク

公式サイト