Xbox One 単語

633件

エックスボックスワン

5.1千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

Xbox Oneとは、Microsoftから発売された据え置きゲーム機である。

概要

XboxXbox 360に続く、Microsoft家庭用ゲーム機。

Wii UOUYAPlayStation 4などと共に第8世代据置ゲーム機に含まれるが、これらの中では一番発表が遅く、2013年5月に発表された。なお、その存在や開発については、2012年中よりリーク情報などが散見されていた。

2013年11月アメリカ合衆国イギリスをはじめとする欧13カで発売された。価格は499.99ドルで、海外では、発売から24時間で100万台の実売を達成。2014年4月17日には小売りへの出荷台数が500万台を突破し、好調なスタート記録

ローンチの13カ日本は含まれていなかった日本では2014年9月4日に発売され、2016年11月24日にはXbox One Sが発売された。また2017年11月7日にはXbox One Xが発売され、さらにXbox One S All Digital Editionが2019年5月7日に発売された。

2015年E3にて、Xbox 360の後方互換を搭載すると発表された。クリスマスシーズン処にサービスを開始する。サービス開始時点で100タイトル、それ以降は毎100タイトルずつ追加予定。

マイクロソフト2020年の末にXbox Oneの生産を停止しており、以降は「Xbox Series X/S」に重点を移している。[1]

Xbox One S

アメリカでは2016年8月に発売され、日本では同年11月24日に発売された。無印モデルと変わってを基調としたデザインとなり、40%化、電内蔵、ゲーム及び動画HDR対応、Bluetooth対応の新コントローラ、そして4KコンテンツストリーミングUltra HD Blu-ray再生対応が挙げられる。なお、Xbox Oneに搭載されていたKinect専用端子は小化により省略されたが、Windows用のXbox One Kinectセンサーアダプターを本体のUSB端子に接続することでKinectを利用できる。

またXbox One Sからディスクドライブを除いた「Xbox One S All Digital Edition」が2019年5月7日に発売された。ソフト2本付き(Forza Horizon 3Minecraft: Xbox One Edition)で価格も安い。

Xbox One X

Xbox Oneの性強化版で、4Kゲーミング320GB/sのメモリー帯域幅、6TFLOPSグラフィック処理力を備える。日本では2017年11月7日に発売された。

価格一覧(2019年12月現在)※既に全モデルの生産が終了している。

スペック

システム全体に5つのカスタムチップを搭載しており、8コアAPUを含む3つはXbox One本体に、2つはKinectに搭載されている。
以下は、本体のスペック。Xbox One Sから強化および改良された部分は太字で表記。

Xbox One X Xbox One S Xbox One S All Digital Edition Xbox One
OS ゲーム用のXbox OSアプリ用のWindows OS、両OSを制御するOS(ハイパーバイザ)の合計3つを搭載。
Main Processor CPU : x86-64 AMD  8コアAPU 2.3GHz  "Jaguar Evolved "
GPU : 6 TFLOPS, AMD next-generation Radeon based graphics engine
CPU : x86-64 AMD 8コアAPU 1.75GHz "Jaguar"
GPU : 1.23 TFLOPS, AMD next-generation Radeon based graphics engine
RAM GDDR 12GB(帯域幅:326GB/s、システムグラフィックス共用) 
eSRAM 32MB
DDR3 8GB (帯域幅 : 68.3GB/s、システムグラフィックス共用)
eSRAM 32MB
ハードドライブ 1TB HDD(ユーザー交換不可) 500GB HDD / 1TB HDD
(ユーザー交換不可)
1TB HDD(ユーザー交換不可) 500GB HDD / 1TB HDD / 1TB SSHD
(ユーザー交換不可)
ドライブ Ultra HD Blu-ray Disc / Blu-ray Disc / DVD / CD
(スロットインドライブ)
なし Blu-ray Disc / DVD / CD (スロットインドライブ)
AV入出力 HDMI入力 x1HDMI出力 x1 (4KHDR出力対応)
USB3.0 x3 (前面 x1、背面 x2)
S/PDIF出力 x1赤外線出力 x1
HDMI入力 x1HDMI出力 x1 (4K出力対応)
USB3.0 x3 (左側面 x1、背面 x2)
S/PDIF出力 x1赤外線出力 x1
Kinect専用端子 x1
通信 IEEE802.11a/b/g/n/ac
Ethernet(10BASE-T、100BASE-TX1000BASE-T) x1
IEEE802.11a/b/g/n
Ethernet(10BASE-T、100BASE-TX1000BASE-T) x1
その他 4Kストリーミング
テレビ視聴可 (HDMI入力経由で可)、Skype
テレビ視聴可 (HDMI入力経由で可)、Skype

本体はXbox 360の初期筐体ほどの大きさをしており、ばったデザインをしている。しいたけXboxシリーズロゴマークは、銀色デザインされている。また、横置きの姿で発表された。

Xbox One Sは無印より一回り小化(40%化)し、外付けだった電アダプターも内蔵された。こちらのしいたけロゴマークは、デザインされている。

Xbox One XはSよりも少し大きい。なお重量は一番重いこちらのしいたけロゴマークは、銀色デザインされている。

本体左側にディスクドライブがあり、右側は筐体全体が通気口のような形状をしている。両モデル共に別売りの専用スタンド[2]を使用し、右側にスタンドを固定して縦置きが可。直接縦置きにすると吸気孔を塞いでしまい、冷却性を及ぼしてしまう。

2. Xbox One用、Xbox One S用、Xbox One X用それぞれあり。

ゲームOSアプリOSの両方を搭載し、さらにそれを統制するOSが常に動いていることにより、ゲームネットテレビ視聴などを、後述の音コマンドなどによってスムーズに切り替え可
例えばゲームを遊んでいるときにインターネットエクスプローラを起動すると、画面を分割してネットを利用できるスカイプでのテレビ通話なども、同様に並行して行える。
これは、OSの高い制御力に加えて、大容量のRAMを搭載することで実現できたという。

発表映像の中では、Forza motorsport 5』を遊ぶ画面、テレビ通話の画面、テレビ画面、映画オンデマンド視聴の画面を同時に画面内に表示させて、それらをスムーズに切り替えて操作していた。

コントローラー

基本的なボタン配置・形状は、Xbox 360のものと変わっていないが、全体的に丸みが増している。Microsoftによれば、D-pad(十字キー)やトリガーボタンなどを中心に40以上の改善を加えているという。

2015年6月に「Xbox Elite ワイレス コントローラー」が発表。背面に4ボタンが追加され、交換用パーツも多数付属し、Windows 10にも対応。2016年2月内販売され、ゲームコントローラーとしては1万円台半ばという高価格帯となっている。

2016年6月にXbox One S発表と同時に新ワイレスコントローラーが発表。Xbox One付属のものと変わらないが、Bluetoothを搭載し、Windows 10タブレット端末Android端末[3]にも対応。また、拡端子の右側に3.5mmヘッドセット端子が追加された。

ちなみに、次世代機であるXbox Series Xコントローラーとの互換性があるとのこと。その為、そちらのコントローラーも使用可となる。

3. Galaxy S6以降のAndroid端末でかつMinecraft: Gear VR Editionのみサポート

Kinect v2

映像入力デバイスKinect』の、機を大幅に向上させた新たなバージョン

RGBカメラ解像度1080p(旧KinectVGA)、フレームレート30fpsで、肩や手首、のわずかな動き、表情、さらには心拍数まで確実に認識するという。
これは、通常のカメラに合わせて、アクティブIRを採用しており、人の筋肉などのデータと、通常カメラ赤外線カメラの両方で捉えた映像合成して解析することで、写っている人の微弱な血液の流れの様子を認識できるからだという。

赤外線に対応しているため、可視の少ない暗闇でも十分に認識できる。 

さらに、音声認識パワーアップしており、情報に加えて、喋っている人の口の動きも認識することで、より自由で複雑な音操作が可になっている。音コマンドは多岐にわたり、例えば、Kinectに「Xbox, On!」と話しかけることで本体が起動する。

また、同時に6人まで認識が可

Xbox LIVE

セーブデータクラウド保存やマッチングに加えて、映像音楽ゲームのすべてをクラウド保存できるようになった。
これらの自動アップデート、さらにはプレイを録画してアップデートすることも可

フレンド数の上限は、旧来の10倍である1000に増えた。

なお、現在メンバーシップはそのまま有効である。 

ソフト

EAの大人気スポーツタイトルであるFIFA14、マッデン最新作、NBAライブ最新作、UFC最新作が、それぞれ今後12ヶ以内に新規エンジン開発・発売される。
特にFIFA14は、独占DLCの配信も決定している。

Activisionは、CoDシリーズ最新作『CoD:G』の新トレイラーを発表。DLCをXbox One向けに独占配信すると発表した(こちらはいわゆる時限独占)。

また、レースゲームシリーズの最新作である『Forza Motorsport 5』のほか、MSスタジオ現在15のタイトル開発中であると発表された。

ちなみに、プレゼンテーションの中では、スティーブン・スピルバーグが監修する『HALO』の実写ドラマシリーズ製作も発表されたが、ゲームタイトルについては触れられなかった。

日本の約48社のソフトメーカーがXbox Oneの参入を決定しており、マイクロソフトからはForza Motorsport 5デッドライジング3などのソフトを順次発売予定。

発売タイトル (記事があるもの)

ニコニコ大百科に記事のないタイトルを含めた公式一覧については、オフシャルサイトの「Xbox One ゲーム | Xboxexit」を参照。

関連動画

関連コミュニティ

関連項目

脚注

  1. *Xbox One、全シリーズの生産を終了していたことが明らかにexit 2022.1.18
この記事を編集する
関連記事

親記事

子記事

  • なし

兄弟記事

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/12/31(火) 04:00

ほめられた記事

最終更新:2024/12/31(火) 03:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP