魔法科高校の劣等生とは (マホウカコウコウノレットウセイとは) [単語記事]

魔法科高校の劣等生とは、電撃文庫から発売されているライトノベルである。
ジャンルはＳＦ。作者は佐島勤。既刊3巻。

概要

ソードアート・オンラインなどと同じくネット上で発表されていた作品。
掲載先である小説家になろうにおいて3500万ＰＶ（一巻発売時点）を誇る人気のある作品であった。
上記の作品と異なり現在も小説家になろう上で第六章(一年生修了時)まで公開されている。

※2012年12月末日に削除されるそうなので、まだ読んでいない方はお早めに。

ストーリー

　魔法が技術として確立した２２世紀。
　優れた魔法師を育成するため設立された魔法科高校。
　しかし教鞭を取るに値する魔法師の絶対数は依然として不足していた。
　そこで登場したのは上位100名以下を補欠員として扱う二科制度。
　二科生は入学した時点から補欠、落ちこぼれの烙印を押され、一科生との差別に悩んでいた。
　そんな魔法科高校にとある兄妹が入学する。
　首席合格した優秀な妹と実技最低の劣等生である兄。
　入学後のちょっとした事件がきっかけとなり二人は生徒会へと招かれて…？

人物

司波達也〔しば・たつや〕
　本作の主人公。　
筆記試験を一位でパスしている超優等生であるが、
　実技がとっても苦手なため二科生に甘んじている。
　結構ゴツい体型(イラストでは優男風だが)。
　妹のことを非常に大事にしていてなにをおいても妹優先に行動する。
　

司波深雪〔しば・みゆき〕
　本作のヒロイン。
　実技試験では一位、他の教科でも達也には及ばないもの優秀な成績を納めた一科生。
　男女問わず注目をあつめる、才色兼備の見本のような少女。
　病的なブラコンで、達也を年がら年中誉めそやしている。兄を愚弄する者には容赦ない。

千葉エリカ〔ちば・えりか〕
　達也のクラスメイト。
　愉快犯的な性格のトラブルメーカー。
　達也と同じくCADを利用した現代魔法の行使が苦手であるが、
　近接戦闘に関してはかなりの腕前。深雪に次いでかなりの美少女でもある。

西城レオンハルト〔さいじょう・れおんはると〕
　達也のクラスメイト。
　達也と同じくCADを利用した現代魔法の行使が苦手であるが、硬化魔法だけは得意。
　大柄で骨太な体格で運動神経は抜群。
　父親がハーフで、母親がクォーターなので彫りが深い顔立ち。
　エリカのいいおもちゃにされている。

柴田美月〔しばた・みつき〕
　1年E組所属。達也のクラスメイト。
　大人しめの癒し系少女。唯一のメガネッ娘。
　霊子放射光過敏症という病気のためこの時代では絶滅しかけているメガネ（UVカット的な）を掛けている。
　この病気はNARUTOでいうところの写輪眼のようなもので、見えすぎちゃって困っちゃうというもの。
　感知タイプとしてはとっても優秀な娘。

北山雫〔きたやま・しずく〕
　深雪のクラスメイト。
　感情の起伏が小さく、ショートカットで胸も小さめ、んで魔法使い。それなんて長門？
　大出力の魔法、特に振動、加速魔法が得意。実技は深雪に次ぐ二位の実力者。

光井ほのか〔みつい・ほのか〕
　深雪のクラスメイト。
　思いこみが激しいタイプ。胸は大きめ。いろいろと雫と対照的。
　細かい制御を必要とする魔法、特に光波振動系魔法が得意。
　総合順位では深雪に次ぐ二位の実力者。　