テム・レイとは、アニメ「機動戦士ガンダム」の登場人物である。
声:清川元夢 / 坂口候一(THE ORIGIN)
概要
地球連邦の技術仕官(大尉)。妻はカマリア・レイ、子供はアムロ・レイ。
連邦のV作戦に深く関わっており、ガンダムの設計を担当している。しかしシャアのサイド7潜入作戦の際にコロニー外に飛ばされ、行方不明となる。
その後サイド6でアムロと再会するも、宇宙空間に放り出された影響か酸素欠乏症となっていた。ジャンク品で作った回路をガンダムの強化パーツと主張するなど言動がおかしくなっており、アムロを悲しませる。
テム・レイの出番は、TVで中継されていたアムロの駆るガンダムがサイド6の領空のすぐ外で待ち伏せするコンスコン艦隊を蹴散らす様を見届けてご満悦な様子が描かれて終了となる。劇場版では興奮してジャンク屋を飛び出したテムが階段を転げ落ちてしまうところで画面が暗転して終了、彼がどうなったかについては言及されていない。
テム・レイがこの階段転落事故で死亡したことが富野由悠季の小説「密会〜アムロとララァ」において記述されている。
この時のパーツ「テム・レイの回路」はよくゲームなどでネタにされる。
仕事人間ではあったがアムロとの親子関係は悪くなかった。その根底には仕事を通じて息子を思いやろうとする考えが見え隠れする子煩悩であった(おかげで息子の活躍を見たい迷言が飛び出す)。
余談であるが、この回路は後に一番くじの景品としてUSBハブとして商品化されたことがある。
しかも今どき探すのも難しいUSB1.1規格『専用』という、アムロ同様、「こんなもの!」と投げ捨てたくなるような極め付きのシロモノである。
→ こんなものHUB賞 テム・レイのパーツ型USB HUBの記事を参照
SDガンダム スカッドハンマーズ
Wii専用ゲームソフト「SDガンダム スカッドハンマーズ」では実質的な主役の扱いだった。
機動戦士ガンダム ギレンの野望 アクシズの脅威V
PSP、PS2用のゲームソフト「機動戦士ガンダム ギレンの野望 アクシズの脅威V」では酸素欠乏症から回復した後、時代や勢力を超えて技術者を集めてテム・レイ軍を作り、地球圏統一を目指すシナリオがある。
後続作の新ギレンの野望でもテム・レイ主役のモードが用意されている。連邦軍を勝利に導くため、史実通りV作戦の開発主任になる。その後の選択次第では自らもプロトガンダムに搭乗。息子のアムロが乗るガンダムと協力して、サイド7を襲ったザクを撃破。ジャブローにデータを持ち帰る事に成功し、中佐に昇進する。
スーパーロボット大戦シリーズ
スパロボではファーストガンダムがあまり再現されていないこともあり、テム・レイ本人は登場していないものの「テム・レイの回路」が強化パーツとして度々登場している。作品ごとに効果は違っているが機体性能が下がる代わりに何かしらのメリットが発生するというパーツになっている。
「α」では、装備したユニットが撃破されても修理費用が10で済むという効果になっていた。
これを悪用利用して、
エヴァンゲリオン初号機に装着して出撃
→適当に戦った後、マップ兵器に巻き込んで撃破する
→エヴァンゲリオン初号機は撃破されると暴走する
→暴走初号機を撃破すると結構な経験値と資金が得られて(゚д゚)ウマー
というテクニックがあった。シンちゃんにしてみれば完全にとばっちりである。
主な台詞
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
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