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海外の掲示板で生麦事件が話題になっていたことがあるが、リチャードソンは他人から避けるよう言われた際に、「私は彼らのような連中（アジア人）への対処の仕方をよくわかっている」とそのまま進んでいったらしい

>>1
司馬遼太郎さんからの知識なので間違いかも知れないが、アヘン戦争時、中国の公使とイギリス公使で会談した際、イギリス公使を会談に値しない人間だとして中国側が追い返したことがあったらしい。その後、イギリス側が武力恫喝したら、急遽、再会談になったらしく「困ったらアジア人は恫喝すればいい」という成功体験がイギリス人にあった可能性がある。
ま、よりによって沖縄統治もして半独立国化してた薩摩に手を出したのは愚かとしか言いようがないが。
エリザベス女王の式典に突撃する人間がいたら殺されるのはアホでもわかるはずで確信犯だろ、これ。

しかし、この記事に出る宮澤眞一さんは徳川封建主義嫌いの人ではないかという気がするのだが。町田という人もおかしいと思う。
だって当時の外国人宣教師マーガレット・バラさんが触れが出てた、と言ってるなら、後世の人間が覆すのはおかしい。
宮澤眞一さんも英文学者だから書いたというより、イギリスの正当性を日本人にわからせるために本を書いた広告塔…というのは流石に言い過ぎかな。

なお、やらかした薩摩も流石にこれはヤベえと思ってたらしく、保土ケ谷で泊まった（当時の保土ケ谷は難所として知られた場所、実際今も旧権太坂のあたりとかはかなりの急勾配）翌日には幕府の追求を先延ばしにするために箱根まで到達させる超強行軍をかました模様。

>>2
初版作成者です。出典を参照し記事内に追記しました。

「馬に乗って街道を進んでいたら、向かいから武装した兵士を連れた貴人の行列が来た」という状況で採る選択肢として「馬に乗ったまま正面から行列に突っ込んでいく」はだいたいどこの文化圏でも不正解なんで、斬られた側に全く同情できないんだよなぁ。
実害を除いても、わざと無礼を働いていると判断されても仕方ない。

実際、幕府も「外国人は子供や獣と似たようなもんだから配慮するように」的なお達ししてたからね。
酷いこと言ってるように聞こえるけどこれは方便ってやつで、それらはわざとじゃないような不測の事態（飼ってたのが逃げちゃったとか理解してない子供が急に走り出したとか）だったら大名行列を横切っても斬ったらダメよってのが元々言われてて、外国人にもそれを適用するように言ってたのよ。
つまり、それすらぶち抜いて斬られるレベルの無礼だったわけで……

>>5
大統領のパレードで行列の間うろちょろするやつがいたらどうなるかって話だよなあ…
しかし、一人のバカのせいで薩英戦争が起きたり、その結果薩英双方が方針を変えたりと歴史にめっちゃ影響与えたの面白いな

白人にとっちゃ、非白人は類人猿と同等扱いが基本だからな。白人同士のケースと同様の対応をしようという発想そのものが無い。

それにしたって問題のイギリス人たちは、猛獣を挑発したらどうなるか、という想像力が働かないタイプだったわけで。現代ならサファリパークとかで降車して死んでいただろう。

>>8
リチャードソン個人の問題がなんで白人全体の問題になるんだよ

これのもっとややこしい版が堺事件

なんなら現代でも狭めの歩道をまとまって歩いてるところに、逆方向から自転車が真ん中に突っ込んできたら「なんやこいつ…」とはなるし

令和の生麦事件から

その国の貴族の行列に馬で突撃したら、警備に斬られた。
ただそれだけ。