ニコニコ大百科

三成の知謀はある意味天才的で、成功すれば日本史上でも類を見ない程の策が多い、成功すればだが。

良くも悪くも妥協が少ない策を施すために、実現性に難が出たり、柔軟性が無い事が多い。
実用性、柔軟性の化け物の上司がいてこそ、三成は耀くのだとあらためて思う。理想を現実にする事は難しく、妥協という折り合いは重要だと。

>>391
三成は、平安時代の悪左府・藤原頼長や、戦前の帝国海軍の井上成美と輪郭が重なる（頼長は私欲が前面に出る点が少し異質だが……）。

この人達は、いずれも聡明ながら、実は最高位の意思決定が苦手なように思う。「有能すぎる道具」としての効率追求癖が、結果として大局を見誤らせるのだと思う。

彼らは言わば「むやみやたらと切れ味鋭い抜き身の名刀」なので、本人以上にその使いどころを熟知している「鞘」が必要なんだろうね。私欲が乏しく、また知己の恩を感じる鞘に対しては、極めて忠実・優秀な道具として報いようとする点も頼もしい。

井上には米内がいて、その包容力で上手にくるんでいたと思う。

>>392
「平清盛」の頼長と「真田丸」の三成は両方とも山本耕史だから、輪郭が重なるどころか同じ人だなｗ
有能すぎる道具としての… は本当その通りだと思う

石田三成が東軍眼鏡で見られてるとかいうけど、正直現代じゃめちゃくちゃ大人気だし違和感しかないんだよなあ。
それを言うなら徳川家康のほうが西軍眼鏡で見られてるよ。

>>390
残念ながら部下からの人望はあった
だからお前とは違う
俺とも違う

おっそうだな

三成は敵作りすぎるけど、一緒に死んでやるぞ！と言ってくれる奴らも多いからぼっちではないな

大物大名なのにニコニコ百科の他の戦国武将より充実して無くて草

三成の知謀は天才的と言ったのはあくまで軍略の話であって
戦術に関して言えば普通と言うより寧ろ害悪と言うのを付け加えておくぞっ

>>394
俺もそう思うわ
三成について書かれた本は大体「三成は家康と戦い破れた事で評価の低い・・・」とか「人気のない・・・」とか書いてあるけど
その時点で「何言ってだこいつ」って思っちゃうんだよな

部下としては優秀、上司としてはまあまあ、けど友人関係を一から築くのは至難の業
一度友人と認めてもらえれば割と忠告も聞いてくれるんだけどね

福島とか不忠者、クズとか言われて三成は忠義者とか言う奴がいる時点で十分評価されてる、片や忠義者で片や不忠者、豊臣をどう残すかをそれぞれの立場と視点で考えて方法が違っただけなのに
三成は豊臣を潰した最大要因だけど忠義者て評価して貰えて良かったんじゃない？主家潰す忠義とか笑いものだろ普通

最近の小説、ゲーム、ドラマとかの扱い見てると、普通に格好いい系の人気キャラだよな。
そういう媒体から入った層が、そのままのイメージで東軍殊更ディスるから、家康とか東軍可哀想になってくる。

>>401
家康悪いで書いた方が分かりやすいから仕方ない、家康が頭角現した理由や豊臣の失敗とか書いてたら量が多くて分かりずらい
豊臣の失敗見てると家康とか以前にそりゃ滅亡する様な事になるわと思う

三成もかっこいいし、肩入れしたくなるのに
やっぱ家康すげぇな三成じゃ無理だな
ってなる真田丸は丁寧な描きかただったな

最近三成のCMなるものの存在を聞いた

「豊臣の忠臣」という扱いになって久しいが、関ヶ原の経緯の研究が進むに従って
秀吉死後の権力闘争に敗れて失脚したから他の連中を抱き込んで政権への復帰を図っただけ
という単なる諦めの悪い政争の負け組という評価に回帰しつつあるこの頃

自分が権力の中枢に居れば家康の好きにはさせないと思っているんだろうけどそもそも立場が違いすぎるからな秀吉のお気に入りかも知れないけど地位は低い方
秀吉がいれば色々無視して動けるし秀吉も三成の言うとおりとか便宜してくれるだろうけど秀吉が居なくなればそれも出来ない所か嫌われ役を買って出た奴が人を率いる御旗に成れる訳ない

秀頼という玉を得たからごまかしがきいたが、毛利に宇喜多に長宗我部に上杉なんて連中が東軍の面子相手に忠臣面するのも最初から無理があるよな

宇喜多は忠臣で問題ないだろ、秀吉の養子なんだから
というか、豊臣氏のための豊臣氏の政権は秀吉の死と同時に滅亡したようなもんで、その後の連中は豊臣氏を名目上の頂点に置いた諸大名連合政権のあり方を巡って争ってるわけだから、豊臣氏に対する忠義は争点にならん気がする

>>403
三谷幸喜の史実が判明していないところはとりあえず創作しちゃう魅せ方嫌いじゃないわ。
全体的に真田丸は豊臣にしても三成にしても北条にしても敗者を単なる愚者として描かず、悪役にされやすい徳川も単なる簒奪者にしなかったのは、素直に上手いと思ったわ。不満があるとすれば終盤の露骨な信之SAGEくらい。

>>405
奇しくも真田丸で三成役を演じた人の前の役が
同じように頭は良いけど人望無くて権力争いで敗れて失脚して、戦争起こして
返り咲こうとした藤原頼長だったりする。
ガチホモじゃない点以外じゃ藤原頼長と石田三成は結構似てる。

「三成さんは京都を許さない」という滋賀県ご当地漫画が出てきた

昔のコーエーゲームの三国志の人物評に石田三成が悪人認定のぼろ糞に批評されてたな
あの頃と比べるとイメージ回復してんだな

元々そんなに悪く無かった気がするけど
豊臣の為に戦った人て認識じゃないかな一般的には

>>410
ソースは知らないけど大谷吉継とホモダチ説があるらしいな

>>412
信長の野望でボロクソに書いて
無双で美化しまくるある種のマッチポンプかな？

三成が好きな人にはとことん好かれるが嫌いな人にはとことん嫌われるという印象がある

まぁ結果的には徳川の勢力拡大を助長した原因の一人だしな

白か黒かっていう基準での判定は一番しにくい人物の一人だよね

日本人に限らず歴史好きの人間は敗者にロマンや美を求めすぎるきらいがあるのも評価を揺らしてる原因になっているね
あとは徳川（家康）が嫌いが高じて、徳川に敵対した人間は無条件に「善人」であると決めてしまうとかね

判官贔屓は日本的感性にはじつによく馴染むけど
特に最近はそれへの反発であまりに行き過ぎた敗者への非難もあるから何とも言えない
賛否どちらにしろ極端すぎる評価はアテにならないっていうのだけは確かだろうけれど