ユーグラム・ハッシュヴァルト 単語

4件

ユーグラムハッシュヴァルト

4.2千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE
これはリビジョン 3182339 の記事です。
内容が古い・もしくは誤っている可能性があります。
最新版をみる

「慄け死神共 これより 星十字騎士団シュテルリッターお前達を粛清する」

ユーグラム・ハッシュヴァルトとは、漫画BLEACH』の登場人物である。

CV梅原裕一郎

概要

見えざる帝国ヴァンデンライヒ)の皇帝ユーハバッハの側近にして、事実上のナンバー2。精鋭部隊である星十字騎士団(シュテルリッター団長及び最高位(グランドマスター)の地位に君臨しており、騎士メンバーから「次期皇帝」と称される実者でもある。「B」の文字(シュリフト)の持ち身長189cm誕生日11月5日読者からの称は「ポテト」。

金髪ロングヘアと長い毛が特徴的な美男子で、髪型シルエットユーハバッハに酷似している。軍服であるロングコートの襟元には緑色のファーが付いており、左には鍔の辺りに秤の意のあるロングソードを携えている。

非常に冷静沈着な性格で、ユーハバッハの命は不可解で理不尽なものであろうが絶対視する程に忠実。一方で、他の騎士メンバーに対しては常に感情且つドライな態度で振る舞い、必要とあらば仲間であろうが元友であろうが容赦なくり捨てる。同じ騎士メンバーであるバズビーとは幼馴染にしてての友同士であり、お互いを「バズ」「ユーゴー」と呼び合っていた。

1000年前、現世にてユーハバッハが君臨する「帝国リヒトライヒ)」の管轄下であったに生まれる。両はおらず、同居する叔父に怯えながら2人で暮らしていた。ある日、ウサギを仕留めようとするも失敗し、そこに現れたバズビーがそのウサギを仕留めるという形で彼と出会い、ネガティブな性格で腕に傷がある(叔父から虐待を受けていたと思われる)ハッシュヴァルトを案じたバズビーに子分にさせられる形で友となり、彼から必要とされた事で喜びを見出す。その後、帝国全域の制圧を論むユーハバッハを焼かれて叔父を失い、自分と同じ経緯で住処を失ったバズビーから、ユーハバッハ復讐する為に共に星十字騎士団す事を誘われる。叔父から解放された為に消極的な態度を示すが、それでも友でいてくれるバズビーの為に復讐を手伝う形で腕を磨いた。ユーハバッハの「右腕」として近付き彼を殺す事を標に鍛練を続けるも、いつまで経っても滅却師としてのは開せず、霊子を集めるどころかの一つも作れなかった。

それから5年後、部隊を率いてやって来たユーハバッハに右腕として抜され、そこで初めて自分が「分け与えるを持つ滅却師」である事を知る。ユーハバッハに近付けた事で当初のユーハバッハという的に近付けたと思う中、右腕に選ばれなかったバズビーからは鋭く睨まれ、祝福されない事に困惑する。その直後にユーハバッハから「お前が必要だ」と自身の存在を受け入れてもらった事を嬉しく思い、彼に仕える事を決める。その選択は友であるバズビーを裏切る事になるが、ハッシュヴァルトにとってはユーハバッハに選ばれた自分をバズビーが受け入れなかった事こそが裏切りであり、昂するバズビーが放った矢からユーハバッハを護る形で彼と別し、星十字騎士団に入団する。星十字騎士団結成から3年後には既に騎士団の団長にまで出世しており、バズビーが入団した頃には現在のようなドライな性格になっていたが、実はそのを選んでも尚バズビーへの友情を内心捨て切れなかったらしく、素性を偽って騎士団に入ったバズビーに対しても一定の距離以上踏み込ませないように牽制していたが、そんなバズビー障りに思って粛清しようと進言した副団長ヒューベルトに対し、規則を口実にしながらも威圧的に制止するなどしていた。過去の描写を見る限り、ハッシュヴァルトはとにかく体性に乏しい人物だったようで、叔父にせよバズビーにせよユーハバッハにせよ、流されるままかに付き従いがちな人格の持ちであり、迷いに追われると流されるまま進んでしまう傾向があり、ユーハバッハに従うを選んだのもその為だった模様。

界(ソウル・ソサエティ)への第一次侵攻では十三番隊を襲撃し、六席である可丸秀っ二つにせて殺。その後はユーハバッハと共に侵攻の戦局を見つめ、退却時には一護を破壊した。

二次侵攻では新たに総隊長に就任した京楽春水と対峙するも伊勢七緒断結に阻まれ、戦況を覆す為に為にを発動して突破しようとするが、ユーハバッハから帰還命を受けた為に退却。ユーハバッハの勅により、敗北したBG9蒼都を処刑した後、ユーハバッハの傍で戦況を見守るが、グレミィ・トゥミューが自身の隕石を落とそうとした際には流石に焦りを見せ、兵(ゾルダート)達に「陛下をお護りしろ!」と示を出す。その後は衛隊(シュッツシュタッフェル)や新たに騎士団入りを果たした石田雨竜と共にユーハバッハ霊王宮侵攻に同行する。アニメ版では、霊王宮にて麒麟寺天示郎と交戦するも、彼の圧倒的な実の前に敗れてしまう。その後はユーハバッハが発動した「別(アウスヴェーレン)」によって復活するが、修多羅千手丸卍解「娑闥羅骸刺絡」ので火りにされ、反物の中に封印されてしまった。

ユーハバッハ霊王を吸収し、霊王宮が世界ヴァーヴェルト)へと姿を変えた後は、衛隊のまとめ役として滅却師達を揮。その過程で、ての友であるバズビー交戦。自分達が戦っても陛下には何も得がないとして戦いを止めるように何度も呼びかけるが、満身創痍ながらもユーハバッハの敵として襲い掛かり続ける彼を文字すら使わず剣術のみで圧倒する。

やめろと言っているんだ………バザード・ブラック!!!」

最後は彼の渾身の「バーニングフルフィンガーズ」すら一蹴し、右腕をり飛ばすと同時にせる。自身の負けを認め、自分よりかに強くなった友に負けた事を受け入れ、穏やかに死んだバズビーに対して複雑そうな表情を見せたが、最後に彼に掛ける言葉は何もなかった。

その後は、あらかじめ裏切る事を予想していたとの一騎打ちを始める。Bのを圧倒するが、最自分以外何も必要ないと判断したユーハバッハの「別(アウスヴェーレン)」により戦闘不能になった。死の間際、に彼の体へのダメージを自身に転移していくよう促し、自分とは異なり友と一緒に進む事を選択したの決断を後押しした後、尽き死亡した。

お前は……………友を助けに行くべきだ……………」

最期までユーハバッハへの忠心は捨てなかったが、バズビーを裏切ってしまった事に対しては彼なりの後悔やがあったらしく、自分と同じ「命か友か」の選択をしなければならなくなったに対し、「秤にかける事もできず……迷いに追われて決めた事は……全て後悔になるからだ……」と告げた。そんな彼が握っていたの柄には、バズビーと出会った時に彼から友情として手渡された「B」のイニシャルが入ったバッジが埋め込まれていた……。

小説BLEACH Can't Fear Your Own World』では、ユーハバッハから「全知全」のを預けられた後、側近の女性に反逆者を含めた生き残りの滅却師の回収と治療を命じていた事が判明。それによりユーハバッハ謀反を起こしたリルトット・ランパードジゼル・ジュエル、(ゾンビ化してはいるが)バンビエッタ・バスターバインの3人が生還した。仲間を次々と静粛してきた彼だが、何だかんだで仲間思いの一面もあったようである。

聖文字【B】

The Balance(ザ・バランス)。世界調和。ハッシュヴァルトを中心に一定の範囲世界で起こる「不運」な事を「幸運」な者に分け与えるRPGで例えるなら、対象Aが対Bに100ダメージを与えた所でこのを使うとそれを「不運」とし、その「不運」を与えた「幸運」なAにはBに与えたのと同量の100ダメージがそのまま降り掛かって来る。他にも、ハッシュヴァルトの攻撃を防げばそれを幸運とし、次の攻撃は不運に見舞われ対処不可能になる等、事反転とも言える現を起こす。

要は受けた不幸を他者に押し付けたり同等の不幸す事で幸運の均衡を保つ類のなのだが、厄介なのはハッシュヴァルトの持つ逆五芒の意がある「身代わりの(フロイトシルト)」とのコンボで、このは「不運」の身代わりとなって、ハッシュヴァルト自身に降り掛かった不運を移し取る事が出来、どんなダメージを負ったとしてもその傷は自動的に「身代わりの」に移し取られハッシュヴァルトは即座に回復するばかりか、「世界調和」ので身代わりのに刻まれた分の「不運」を追加で相手にす。つまり与えたダメージ効化される上に威2倍の防御不能・回避不可の攻撃になって返って来るという非常にチート的な戦術を使って来る。この為、の範囲世界外から攻撃を仕掛けるか何らかの方法でハッシュヴァルトのを封じない限り、方から攻撃してもハッシュヴァルトには効かないばかりか攻撃した側が不利になり、逆にハッシュヴァルトの方は攻撃し放題という理不尽極まりない戦いを強いられる事になる。

聖文字【A】

The Almighty(ジ・オルマティ)。全知全ユーハバッハから「支配者の仮面」を与えられており、ユーハバッハが眠っている間だけ、彼と同じ未来を見通すを扱う事が出来る。ただし、ハッシュヴァルトが使えるのは「未来が視える」までに止まっており、その後の「未来変する」までは使えない。

ブレソルでのハッシュヴァルト

アプリゲームBLEACH Brave Souls』では、アニメ千年血戦篇の放送に先駆けて2020年7月31日プレイアブルキャラクターとして実装されている。バトル特化の性となっており、新アビリティバトル開始時一定時無敵」と「バトル時反撃」により、当時は圧倒的な強さでバトル環境を支配していたが、現在は「無敵貫通」のアビリティを持ったキャラクターが多数登場している為、環境トップの座からは退いている。

余談

彼が第一次侵攻で界から撤退する際に放った台詞は一種のネットミームとなっている。詳しくは「お時間です 陛下」の記事を参照。

関連動画

関連商品

関連項目

関連記事

親記事

子記事

兄弟記事

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

急上昇ワード改

ほめられた記事

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP