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シャショット

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シャショットとは、テレビアニメ『新幹線変形ロボシンカリオン』に登場するキャラクターである。

CV:うえだゆうじ

概要でありまーす

シンカリオン E5はやぶさのために開発された車掌ロボット。速杉ハヤトのことを「相棒」と呼んでサポートするだけでなく、E5はやぶさが起動するために必要なインターフェイスとしての役割を持つ。開発者が残した設計図を元に生み出されたが、実は設計された本当の目的や経緯は誰も知らず、簡単なメンテナンスなどは可能なものの、完全に起動停止してしまうと今の人類の科学力ではどうすることもできない。

自己学習プログラムを内蔵した高性能 AIを搭載。常に空中に浮かび、そのまま移動することができる。シンカリオンの運転士適合者の適合率を計測する機能を持ち、偶然触れたことでハヤトの適合率の高さが判明した。後に「ウイングパンタグラファーDX」という飛行用ユニットと人物認識システムが追加された。自分の意見が周囲からまったく認められなかったりすると「ドア、閉まりまーす」と言った後にディスプレイがブラックアウトして、一時的に機能を停止する。

普段の一人称は「わたくし」で車掌さん風の口調で話すマスコット的な存在であるが、戦闘時になると厳格なキャラクターに豹変し、一人称も「わたし」になる。かといって戦闘中に的確なアドバイスを送ることはほとんどないが･･･。ややKY気味なところがあり、一言多いためにハヤトと喧嘩になったことも。E5はやぶさを動かすにはハヤトとシャショットが同調する必要があるが、2人が喧嘩して気持ちが離れてしまうとE5はやぶさは機能停止に陥ってしまう。

ハヤトと一緒に外へ出る際は、周りから正体を気付かれないようにハヤト愛用のリュックに収納されている。前述したように心のあるロボットであり、ナイーブな性格のため上田アズサの軽率な一言によって家出をしてしまい、エージェントのスザクに操られてしまったことも。また、戦闘を重ねるうちに急速なスピードで成長するハヤトの進化についていけなくなって落ち込んだり、周りから構ってもらえず疎外感を感じて拗ねてしまうなど、何かと面倒くさい一面もある。なぜか某サンライズの大人気ロボットアニメのセリフを引用することを好み、踏み台にされたときは「私を踏み台にした！」とどっかの三連星の1人のような反応をする。

セイリュウに同行していた流れからブラックシンカリオンに乗った際、超進化速度が普段の3倍のスピードに達してしまい、そのままブラックシンカリオンに取りこまれたことにより、ブラックシンカリオン紅に進化させる。E5はやぶさ以外のシンカリオンのナビゲーションをおこなったのはこのときが初である。

本編だけでなく、テレビアニメそのもののナビゲーターであり、マスコットでもある。番組開始前と終了後のクイズコーナーの案内役となり、番組スマホアプリでは「おしえてシャショット！」というファンからの質問に答えるコーナーを持っている。

ここからはネタバレ注意でございまーす

設計したのは、シンカリオンの開発者八代イサブロウ、つまりはキトラルザスの指導者的立場であるドクター・イザであった。開発された本当の役割は、運転士（ハヤト）の適合率が100％に達するとE5はやぶさの起動を停止するリミッターであり、E5はやぶさだけインターロックが必要とされていたのもそれが原因であった。その役割を自ら悟ったシャショットは、カイレンとの決戦時に自らを機能停止させることでリミッターを外し、ハヤトの適合率を100％以上に導く。

だが、戦いを終えたハヤトが目にしたものはAIのプログラムが初期化され、ディスプレイに“no data ...”と表示されたシャショットの姿だった。実はシャショットのデータ消失はイザが最初から想定していた出来事であり、イザ自身も役割を終えたためもう元に戻ることはできないとハヤトに告げている。ちなみにこのとき、後に続くゲームのお知らせ及び次回予告も初期状態となっていた。

このままシャショット復活は不可能かと思われたが、カイレンとの最終決戦時に突如復活。この出来事について出水シンペイは、「ブラックシンカリオン紅にシャショットを取り込んだ際のデータが残っていたため、ルクスヴェテと反応して復活した」という仮説を立てている。以後、ハヤトの新しい機体であるE5はやぶさ MkIIに乗りこみ、再びハヤトをサポートする。謎の新幹線が襲来した際、突如シャショットに「オーバークロス合体」のプログラムが書き加えられている。