『えこ。』(えこまる)とは、VOCALOIDの楽曲製作者の一人である。作詞家「はいのことん」とのタッグが著名。
概要
初投稿は2008年12月1日の「A monochrome girl.(@the world's end)」。ピアプロで歌詞を募集して作成されたシューゲイザー曲。歌詞は、はいのことん氏。ギターを重ねて作られた奥行きのあるサウンドが特徴。ギターの残響と、メランコリックな歌詞が独特な世界を構築している。
二作目は、「純情通り刹那西入ル三丁目」。同じくピアプロで歌詞を募集して作成された。勢いのある、メロディアスで起伏に富んだロックな曲。歌詞は前作と同じくはいのことん氏。京都の地名をモチーフに、情景が目に浮かぶような哀切な歌詞が、聴く人の心に歌を刻む。
三作目は、「サーカスの夜に」。最初から歌詞をはいのことん氏に依頼して制作された模様。また、初めてのPV付き動画でもある。PVは久楽氏。アダルトで退廃的な美しさを持ったシューゲイザー曲。
四作目は、「参月の雨」。前作と同様に、歌詞をはいのことん氏に依頼して制作された模様。初めての初音ミク使用曲。「純情通り刹那西入ル三丁目」と同じく、ややトリッキーかつ勢いのあるギターが印象的なロック。クールで、しかし少女のような純真な想いを滲ませた歌詞が切なさを感じさせる。
五作目は、「トウキョウト・ロック・シティ」。歌詞ははいのことん氏。ベース、シンセはudonzky氏。ギターとキーボードが曲を彩り、華やかな印象のある軽妙洒脱なロック・ナンバー。
六作目は、「ハートは万華鏡」。歌詞ははいのことん氏。ベースはudonzky氏。イラストと動画はりょーの氏。しっかりしたリズムにさざめくギターが吹き荒ぶダンス・ロック・ナンバー。きらびやかで寂寥感漂う、冬空を思わせるPVが、歌詞と相まって胸に迫る。
サークルOut Wave Clusterの2ndコンピレーションCD『Second Coming』収録曲。
七曲目は、「さんがつのあめ」。歌詞ははいのことん氏。ベースはudonzky氏。イラストは秋赤音氏。力強く鋭いギターサウンド、うねるベースに、柔らかいシンセが明るさを添えている、初のセルフカバー曲。原曲と歌詞も異なり、まだ純真な少女の甘やかな感傷が漂うような、危うい美しさを持つ曲になっている。
最新作と公開マイリスト
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