ころりんちょとは、愛らしくもワガママに、キュートかつ斜め上方向に卓を満喫する「33分冒険者」、レミリア・スカーレットの いと可愛げなるスローイングダイスSEである。
ことのおこりんちょ
皆様ご存知の通り、幻想郷は平和である。物好きな誰かが異変を起こし、スペルカードバトルが勃発しない限りはいたって平穏であり、そこに住む少女達は常に退屈している。そして同時に、彼女達はその退屈をぶち壊す天災天才でもあるのだ。我等がレミリアお嬢様もその例外ではなく、TRPGがやりたい!と思うや否や小悪魔にGM役を命じ、咲夜を従え冒険の旅に出発した。33分冒険者、レミリア・スカーレットの始まりである。
目をキラキラと輝かせてダイスを振り、判定成功に喜色満面なお嬢様の姿にメイドは惜しみなく鼻から忠誠心を溢れさせ、視聴者からは「レミリア単にダイス振りたいだけちゃうんかw」「かわいい!」というコメントが寄せられた。
そう、「ころりんちょ」が“見る者の頬をほころばせる程度の能力”を持つ言霊として誕生した瞬間である。
ころりんちょ可愛いよころりんちょ。
はってんちょ
そして、めでたく33分冒険者は第2話へ。ここでも愛らしい「ころりんちょ!」が披露される事となったのだが…。
その後、ころりんちょナシでのダイスロールでもピンゾロでヴァルチャーに遭遇。たまりかねたお嬢様は究極奥義、サイコロキネシスを発動させる。
お嬢様の退屈しのぎに対する情熱がそうさせたのか、はたまた“運命を操る程度の能力”が言霊に影響を及ぼしたのか?ともあれこの一件以来、単に可愛らしいだけの「ころりんちょ」に、未確認ではあるが“極端な出目をもたらす程度の能力”、あるいは“振ったものに災難をもたらす程度の能力”が加わった事に間違いはないようだ。
他卓でのころりんちょ
いと可愛げなる音の響きに魅了され、あるいは運命操作に挑戦するべく、ぶっちゃけメタなお約束としてこの言霊を使う者は他の東方卓遊戯でも続々と登場し、現在ではスタンダードになりつつある模様。こっそり現界入りしているとのウワサも…?
亡霊姫が「影跳び~。ころりんちょ」(出目6ゾロ) 氷精は無邪気に「ころりんちょ♪」(出目サムネ)
上海人形が「コロリンチョ!」(出目2ゾロ 10面ダイス) 瀟洒メイドェ…(出目4 10面ダイス)
しかし、プレイヤーによってはその能力が失われるケースもあるようだ。
BBA妖怪の賢者が「ころりんちょ!!」するが… ウサミミブレザーも「コロリンチョ」。しかし…
- 『白玉楼で乗車券』では、ピンゾロ女王・紫の能力と「ころりんちょ」が互いに打ち消しあったものと思われる。もっとも、特殊なダイス(球体100面ダイス)を用いるゲームである事も考慮に入れるべきか?
- 『東方BBT番外編』では鈴仙が「ころりんちょ」らしからぬ出目を連発するのだが、彼女の場合、シーン直前まで別の意味でころりんちょしていた為、やむをえないのかもしれない。おつかれーせん。
- 武器決定のダイスロールに「ころりんちょ」を用いた慧音に至っては、椛と武器がかぶってしまい、ダイス目が“なかったことに”されてしまった。紫同様、能力の打ち消しあい現象か。
ちなみに、紫に関しては以下のケースもある為、一概には判定しきれない。
にゅかり「了解にゅう。ころりんちょ」
「使用には注意が必要よ! 私との約束、ゆめゆめ忘れないようになさい!」
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