ぼくと魔女式アポカリプスは水瀬葉月/著、藤原々々/イラストのライトノベル。電撃文庫より刊行。
概要
なかなかエロイ表紙が特徴的なこの作品は、傍点を多用して無茶なバトルを演出する21世紀のライトノベルオブライトノベルとも呼べる作品である。前シリーズ「結界式のフーガ」からは想像も付かない残忍かつ惨い展開、表現が描かれていて、鬱系スキーには持って来いの仕上がりとなった。
ストーリー
かつて魔術種と呼ばれる魔法を使える種族たちが存在した。彼らはその魔力の源となる闇滓(アンシイ)を利用してありとあらゆる現象を捻じ曲げて活用し、その世界への干渉の反動を受けてことごとくが滅びた。だが彼らはただ滅びるのをよしとしなかった。利用し自らを滅ぼした闇滓に自らの種族の情報を植え付け、根源闇滓(ルート・アンシイ)と化すことで種族の再興を図ったのだ。
彼ら滅びた魔術種の目的はただ1つ、同じように滅びを免れた根源闇滓、その膨大な力を奪って種を再興すること。
っていう背景があったのさ。
いくら強大な力を持つ根源闇滓だって、現世で活動して魔法をバンバン使うには肉体が必要だった。でもそのために貴重な闇滓を使うなんてもったいない……。そう考えた根源闇滓たちは当然の結論に達する。
そして駆り出された不幸な人々が、この作品の主な登場人物たちなのであったのさ。
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関連項目
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