妖怪捕物帖(ようかいとりものちょう)とは、
岩崎書店より刊行されている児童向け小説である。
現在1巻~20巻まで発売中
文:大崎悌造 絵:ありがひとし のタッグで執筆を行っていたが、
大崎先生が2024年2月に病気により逝去してしまった為、
20巻からは文、絵ともにありが先生単独で執筆している。
概要
「捕物」というのは、昔の言葉で「悪者を捕らえる」という意味です。
そして「帖」とは本や書物のこと。
この『妖怪捕物帖』は、主人公の妖怪、七尾の狐のいなりのコン七が、
「ろくろっ首」のお六や「つくも神」のわらじのワ助とともに、
悪者たちを相手に捕物で大活躍するお話です。(とくしゅうサイトより引用)
主な登場人物
- コン七(こんしち)
主人公。九尾の狐の母とイヌマタ(猫又の犬版)の父を持つ、
七尾の狐の妖怪で、炎の扱いと変化が得意。
妖怪お江戸を守る岡っ引きとして、日夜働いている。
- ワ助(わすけ)
わらじのつくもがみ妖怪で、コン七の弟分。通常の草鞋のような姿に変化して、
コン七の移動を助けたりすることもある。
- お六(おろく)
コン七の住む長屋の隣に住む幼馴染の女の子で、ろくろっ首という、首が伸びる妖怪。
書籍
基本的に1シリーズ4巻で構成されており(現在進行中の八眷伝篇は8巻構成の予定)、
シリーズを重ねる毎に、様々な事を経験して成長していくコン七の姿が見て取れる。
ようかいとりものちょう さらわれたのっぺらぼう
- 天怪偏
ようかいとりものちょう8 暗雲! 妖怪お江戸絶対絶命 天怪篇肆
- 古都怨霊篇
ようかいとりものちょう9 妖怪捕物帖乙 古都怨霊篇壱 九尾の狐が闇に舞う
ようかいとりものちょう10 妖怪捕物帖乙 古都怨霊篇弐 八咫の鴉が死を招く
ようかいとりものちょう11 妖怪捕物帖乙 古都怨霊篇参 十六夜双鬼が血に笑う
ようかいとりものちょう12 妖怪捕物帖乙 古都怨霊篇肆 七尾の炎狐が邪を祓う
- 冥界彷徨篇
ようかいとりものちょう13 妖怪捕物帖乙 冥界彷徨篇壱 黒縄地獄に吼える鬼
ようかいとりものちょう14 妖怪捕物帖乙 冥界彷徨篇弐 叫喚地獄の牛頭と馬頭
ようかいとりものちょう15 妖怪捕物帖乙 冥界彷徨篇参 焦熱地獄で婆山燃ゆ
ようかいとりものちょう16 妖怪捕物帖乙 冥界彷徨篇肆 無間地獄は阿鼻の闇
- 八眷伝篇
ようかいとりものちょう17 妖怪捕物帖X 八眷伝篇壱 怒れる狢と魔縁の天狗
ようかいとりものちょう18 妖怪捕物帖X 八眷伝篇弐 水妖虎豹と怨嗟の雷神
ようかいとりものちょう19 妖怪捕物帖X 八眷伝篇参 傀儡と飛天と鋼の大蝦蟇
ようかいとりものちょう20 妖怪捕物帖X 八眷伝篇肆 最後の眷士と暗黒妖狐
以下続刊…
関連動画
関連コミュニティ・チャンネル
ようかいとりものちょうの絵を描いてくれている、
ありがひとし先生のユーザーページ。
関連リンク
- https://www.iwasakishoten.co.jp/special/torimono/
- ようかいとりものちょうとくしゅうサイト
関連項目
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