カスダメとは、回復しようかしないか考えさせられる、微細なダメージ量のことである。
概要
カスダメ、かすり傷程度のダメージ、またはカス程度のダメージということから、主にゲームで使われることが多い。現実世界におけるダメージといえば、専ら髪の毛を示すが、その際はいちいち『ダメージ』を略したりはしない。
艦隊これくしょん~艦これ~
ダメージ回復が入渠という手段に限定されている本作で使われることが多い。
攻撃艦の火力から被攻撃艦の装甲×乱数が差し引かれた分の数値がダメージの基本的な計算式となる本作だが、火力が装甲に満たない場合も攻撃が命中した場合、被攻撃艦の耐久の6~14%(小数点以下切り捨て)がダメージとなる。これを通称カスダメと呼ぶ。
これにより、大破した艦娘や元々戦闘向きでは無い艦娘でも装甲3桁の敵ボスに数十のダメージを与えられ(烈風拳・解体拳など、別名が付くこともある)、期間限定イベントのボス戦では馬鹿に出来ないダメージソースになる反面、こちらの大型艦(特にこの二人)も駆逐イ級等の弱い敵の攻撃で資材的/時間的な大損害を受けることになる。
また、小破に満たない程度のダメージもカスダメと呼ぶ。別に問題ないので構わず出撃だ!という意見もあれば、小破・中破・大破に繋がるとして、即座に入渠!という意見もあり、どれが最良なのかは状況やプレイスタイルに依る。低レベルの駆逐艦や潜水艦ならまだしも、大型艦や高レベル艦になると、カスダメでも入渠時間が数時間に膨れ上がるのもザラなので、時間と高速修復剤との兼ね合いで臨機応変に対応したい。
ポケットモンスター
基本的に、旅パーティを組んでる場合に気にすることになるだろう。その時の進行具合で、カスダメの定義は変わる。野良トレーナーの繰り出すモンスターは、攻略サイトを見ていなければ判別が出来ないので、おこづかいの許す限り、回復剤を積んでおくのが望ましい。マッチバトルの際は、きゅうしょを考慮しなければ凡そのダメージを予想出来る。ただし、きあいのタスキや、特性がんじょう及びマルチスケイル潰しのため、カスダメを憂慮するケースも存在する。
ドラゴンクエスト
ふくろが登場する6までは、アイテム積載には限度があったため薬草を使うタイミングに悩まされた諸兄は多いのではないか。難易度は高くはないが、FF等と違い、セーブポイントが限定されており、痛恨の一撃を考えるとカスダメでも油断ならないケースがあった。そもそも、敵からのダメージはスライムとはいえ1~2ダメージは軽く持っていかれるので、初期HPの低さから「余裕」ということはなかった。仲間が増え、回復手段が増えるに連れ、敵もピーキーなダメージを繰り出してくるため、カスダメという悩み自体は少なくなっていく。6からは先述のふくろの実装、そして新たな回復アイテムとしてアモールの水が登場したことから、回復に関する悩みは大きく改善されたといえる。
敵に対するカスダメ
編成や装備を見直すか、レベル上げをすべし。あと毒針を持とう。
関連項目
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