コウガイビルとは、扁形動物ウズムシ綱ウズムシ目コウガイビル亜目コウガイビル科コウガイビル属の動物である。(な、長い・・・)
通称「KGB」。
概要
一言で言ってしまえば「動く佃煮コンブ(クロイロコウガイビル)」、「平べったくて長いナメクジ」のような外見の生物。
T字形の頭部が独特、そして印象的である。
「文字で説明されてもどんな生き物か想像できねーよ」という人も居るかも知れないので、AAで表現するならば、
こんな見た目である。
「ヒル」という名前ではあるものの、実際のところは環形動物のヒルとは別の種類。
再生の実験でお馴染みのプラナリアの親戚の動物である。
プラナリアの頭部を思い起こせば、恐らく彼らもプラナリアの親戚だということは納得できるだろう。
再生能力もプラナリアとほぼ同等であり、切られても切られても頭と尻尾が生えてきて再生する。
主食はミミズやナメクジなどの小動物であり、締め付けて動けなくした後で体の中央にある口で捕食する。
体外でミミズやナメクジを消化する姿や切られても切られても再生する点から「陸のヒトデ」と評する人もいるとかいないとか。
ナメクジやカタツムリと同じく、這って移動する動物ではあるが、腹足の筋肉を波打たせることにより移動するカタツムリ等とは違い、「粘液を分泌した上で、腹部に生えている繊毛を動かす」という方法で這っている。
この粘液は結構強度があるらしく、粘液をロープのように使って高所から降下することもある。
地味な上に見た目が結構グロテスクな生物であるにもかかわらず、一部で熱狂的なファンが居る。
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関連項目
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