ゴミムシとは、日本一不憫な甲虫である。
狭義には、オサムシ科のAnisodactylus signatusの和名。
曖昧さ回避
概要
甲虫目オサムシ科の一部の総称。ホソクビゴミムシ科などを含むこともある。
「ゴミの中から見つかる」からゴミムシなのだが、これはゴミにわいた昆虫を食べるためであってゴミが食物なのではない。また、通常は枯れ葉や石の下にいる。
前述の通り多くは幼虫成虫とも肉食だが、成虫が植物食の種や幼虫が寄生性の種などもいる。
オサムシと違って、飛べる種が多い。そのため、よく夜間の照明に飛来する。
家屋への侵入は少なく、基本的に害はないが、ホソクビゴミムシ科のミイデラゴミムシなどは毒ガスを発射する。
これに触れると皮膚が変色する。また、臭い。
なお、ゴミムシダマシという甲虫のグループもあるが全くの別物。
その名前のせいで・・・
よく、「死ね社会のゴミ虫が」など侮辱に使われるが、(恐らく)こうしたことを言う人はゴミムシのことを名前以外知らない。
真っ黒から飴色に星模様まで、様々な色彩をしており、ハマっている人は多いのだが、彼らはこうした光景を見るたびに「ゴミムシなんて名前はおかしい」と思っている・・・。
ちなみにきれいな種類が見たいなら、フタツメゴミムシやヨツボシゴミムシなどがおすすめ。
お絵カキコ
↓こちらはゴミムシではなくクロホシテントウゴミムシダマシというゴミムシダマシ。
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関連項目
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